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2月読んだ本、観た映画、聞いた音楽

短い2月もあっという間に終わりました。誰がこんなの読むんだという雰囲気MAXのポストですが、めげずに今月も振り返ってみることにします。

読んだ本

1.『育児は仕事の役に立つ』

会社の先輩から勧められて読んだのですが、4月から共働きになるタイミングなので今読んでおいて本当に良かったなあと思っています。

今後共働き夫婦に求められる育児を「オムツ替えや皿洗い」だけではなく「夫婦がそれぞれお互いに連絡を取り合い、相互の仕事や役割を調整し、家庭外の支援者との連携を行いながら実行する」チーム育児と広義に捉える必要があるという話。そして、それって会社のマネージメントスキルとしても大いに活用できるよねという話です。

他の家族はどういう育児してるの?と、あるわけもない正解を探し気になる今日このごろです。

2.『アントフィナンシャル』

中国の巨大ECベンチャー企業アリババの金融グループ会社である「アントフィナンシャル」。その立ち上げから、世界最大のフィンテック企業になるまでの発展の過程を記した学術的色合いの強い本で、仕事絡みで読み始めたとはいえ、読むのになかなか時間かかりました。本書は「中国がどのぐらいキャッシュレスが進んでいるか」という表面的な話ではなく、「今まさに生活に起きている変化について読むことであり、何よりも、中国と世界の金融の未来を読むこと」にその真髄があります。

観た映画

1.『グリーンブック』

本年度アカデミー賞作品賞受賞作品。先月書いた『ROMA』は残念ながら負けてしまったんですが、この作品も大満足でした。1960年初頭のアメリカにて、黒人天才ピアニストとイタリア系アホドライバーがともに、人種差別が横行する南部までコンサートの旅をするという実話をもとにした物語。人種差別という社会問題にスポットライトを当てつつも、幾度となく笑いポイントを散りばめてコミカルに二人の微妙な距離感を描いてます。単なるロードムービーでも男の友情作品でもない、社会性と人間性に迫る記憶に残る映画でした。

2.『バードボックス』

話題作というか問題作として話題になりました。「ある生命体を見ると自殺してしまう」という人類滅亡の危機を描いたSFサスペンス映画。ホラー映画として観るとその結末を含めてちょっとがっかりで、期待を下回ったなという作品でした。

聞いた音楽

1.BROCKHAMPTON『iridescence』

2月にリリースしたアルバムではないのですが、2月といえばサマソニやフジロックのヘッドライナー解禁月ということで、このLA出身のグループBROCKHAMPTONの来日も発表されました。去年の9月発売の本アルバムは全体通して本当に完成度が高いのですが、特にこの曲はエミネムばりの打ち付けるようなラップを聞けます。日本でどんなパフォーマンスするのか楽しみですね。

2. Diplo 『EUROPA』

いまや世界で最も有名なDJ兼プロデューサーDiploの最新作です。最近はアフリカンミュージックやラテンに寄っていた彼の音楽ですが、この曲はフランスの若手ラッパーと曲を出しています。完成度はまあまあというところ。

3.Foals『EVERYTHING NOT SAVED WILL BE LOST』Part1

3月のアルバム公開ですが、4年ぶりの発売ということもあり先んじて公開されたシングルをヘビーに聞いてます。こちらもサマソニに来るそうで楽しみですね。それにしても、2008年のファーストアルバムのリリースからもう10年以上経っているんですね。。

高校生の時に、わけわからん肉がぶら下がってるMVを観て衝撃を受けたことを思い出します。


以上、今月は仕事もプライベートもバタバタだったので全体的に分量少なめです。3月はもっとカルチャー充していきたいです。

それではまた来月お会いしましょう〜。


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