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1月読んだ本、観た映画、聞いた音楽

早いもので2019年もう1ヶ月が過ぎました。新年からブログ的なことを始めたいとは思っていたのですが、今回は「今月読んだ本、観た映画、聞いた音楽」を書こうと思います。

読んだ本

1.『サルたちの狂宴(上)(下)』

ゴールドマン・サックスを退社後、スタートアップを立ち上げた若者がTwitterへ事業売却、Facebookに転職し辞めるまでを描いた奮闘記。

皮肉たっぷりにシリコンバレーの実態を暴いていて読んでいて実に痛快。印象に残った文章は「投資家とは、時間よりも金を持っている人間である。従業員とは、金よりも時間を持っている人間である。起業家とは、単に人をそそのかす仲介役である。」とか、「スタートアップとは、他人の金で行なうビジネス上の実験である。」とか。僕もこの業界にいるのでよくわかる感覚です。

2.『幸福の「資本」論』

幸せを手にするための人生のインフラには「金融資産」「人的資本」「社会資本」の3つがあるとします。その上でこれら3つすべてを手に入れることは論理的に難しく、それぞれのインフラを戦略的につくる必要性を説きます。具体的にはそれぞれ「経済的独立の実現」「好きなことに人的資本を投入する」「交流関係を選択可能に分散させる」。この著者の本他にも読んでみようと思います。

3.『破天荒フェニックス』

オンデーズというメガネ屋さんの社長として、債務超過の会社の事業再生を行なう実話をもとにしたストーリー。何度か目頭が熱くなりながら一気に読みました。絶対に諦めない気持ちと社員からの厚い信頼が、社長業として何より重要だなあと。なんか勇気をもらえる一冊でした。

4.『子育て経営学』

打って変わって、子育て本。現在僕も9ヶ月の娘を育てているので、副題の通り「ビジネスリーダーは我が子をどう育てているのか」という点に興味が沸いて読んでみた。一番印象的なのはシリコンバレーのVCであるWiL伊佐山さんの話で、「子育てで重視しているのはとにかく精神的・心理的な安定を与えてあげること」「そのためにスキンシップを欠かさない」という内容に頷きまくった。あとは妻にもこの本を紹介して、一緒にああでもないこうでもないと子育て談義ができているのが良かったです。

観た映画

さて、次は今月観た映画。

1.『ボヘミアンラプソディー』

絶対書くでしょそれ、という紛れもない大ヒット映画。

なんでかはよく覚えていないけど小学4年生のとき担任の先生に初めてもらったCDがQUEENの『グレイテスト・ヒッツI』だった。それからとにかくQUEENは大好きで、自分の結婚式にも「Somebody to love」を流してもらったぐらい。(メロディ重視の選曲笑)

あ、映画の中身はというと良かったです。はい。出てくる曲すべてが懐かしくて心が震えました。特にラストのライブ映像は本当にずっと泣いてました。

2.『ROMA』

Netflixオリジナル作品でアカデミー賞10部門にノミネートされている作品。メキシコの中流家庭の日常の暮らしにスポットを当てた映画で、家政婦と雇い主である一家との絶妙な「家族愛」を描いている。

人間の細やかな感情の動きをセリフとして表現するのではなく、ある時は狭いガレージに無理やり駐車しようと押し込む車の動きに例えたり、ある時は子供の喧嘩で損壊した窓の穴に例えたりと、モノに表現させる描写が秀逸。

白黒映画でありながらも、沈みゆく夕日や荒れ狂う残酷な海が美しくて綺麗だった。Queenに勝ってアカデミー作品賞取るんじゃないかな。

3.『相席食堂』

Amazon Primeで放映中のバラエティ。イッキに全部観ました。はい、番外編。

聞いた音楽

普段からUS/USロック、ダンスエレクトロ、ヒップホップと広く聞いてるのですが、今月特に聞いたアーティストや曲を以下少しだけ残します。

1.Lucky Kilimanjaro

普段邦楽はめったに聞かないんですが、ワケあってこのアーティストを知ってからは結構聞いてます。

ミレニアル世代にウケる歌詞とエレクトロポップなメロディが都市型の心地よい音楽を作っています。最近注目の日本人アーティストです。

2.「Face My Fears」 宇多田ヒカル × Skrillex

キングダムハーツも遊んだことないし、宇多田ヒカルの曲もほとんど聞かないんですが、Skrillexが大好きなのでよく聞いています。

日本ヲタのSkrillexは、X JapanYOSHIKIとも交流があり一緒に公演したりしてます。Skrillex聞いたことない人は以下とかどうでしょう。ダブステップというジャンルなので、好き嫌い分かれますが。。

3.『A Moment Apart』 ODESZA

今度は良かったアルバム。オデッザはシアトルのプロデューサーで、去年のフジロックで生で観てから聞くようになりました。壮大な世界観に包まれる多様なサウンドがとにかくオシャレ。ZEDDやAviciiに代表されるいわゆるEDMが消費され尽くし、世界は新興ヒップホップに舵を切る中で、エレクトロミュージックとしての矜持、新たな一つの形、をここに見たなあという印象です。アップルのCMとしても起用されているみたい。


以上、今月の本・映画・音楽の記事でした。今回はあえてターゲットを明確に決めずとにかく自分の日常を切り取ることを目的にしたので、バラバラと興味関心が分散してすみません。
これ良いよね!とかこんなのもおすすめ!みたいな反応いただけると嬉しいです。

それではまた来月お会いしましょう〜。

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