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高知で圧倒的平和🙏を撮ってきた

「四万十川でうなぎの掴み取りがしたい」
という理由で昨年高知県に行ってきたのである。
もちろん掴み取りなんて出来なかったのだが。


実は最近までうなぎの美味しさを知らなかった。
オリジン弁当でバイトしていた時、なぜこの人たちはうな重を買っていくのか全く理解できなかった。しかし社会人になり高級なうなぎの味を知って以来、あのビジュアルからは想像のつかないポテンシャルに心を掴まれた。そして国産天然うなぎの最強を知りたいと思い、ならば食べに行こうという事に至ったのである。高知産のうなぎが最強かどうかは知らないが。

ちなみに外国人に「日本にはUnagi day(土用の丑の日)があるぜ!」っていうと結構ウケます。

無駄話はさておいて。

高知空港に到着です。(早)

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お馴染みの人がお出迎え。
頭が良くないので幕末志士と聞くと先にゲーム実況の方が思い浮かぶ。
あの人達元気かな。

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事前に予約していたレンタカー屋さんへ向かうシャトルバスから一枚。

ここの店員さんが興味深いことを教えてくれた。
"酷道"という概念である。国道を皮肉った呼称で、国道でありながらその酷いコンディションやすれ違うことを想定していない道路幅ゆえそう呼ばれている。詳細はwikipedia先生を参照されたい。四万十市を目指すにはその酷道を抜けるのが最短ルートであるためナビは当たり前の様に酷道ルートを推奨してくるが、絶対迂回して下さいと念押しされた。なので写真は無い。すまん。

そういうわけで宿泊地である梼原(ゆすはら)町に到着。
梼原町は我ながら素晴らしい選択だったと思う。

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「雲の上の町」と名乗っており、雲の上のホテル・雲の上の図書館・雲の上のレストランなどが点在している。実際に雲の上にあるかというのは検証していないが、まあ触れないでおく。
上の写真はマルシェ ユスハラ の外観。宿とお土産屋さんが一体化している建造物である。50mmでは全く収まらなかった。
あまり観光地化されていない絶妙な感じがちょうど良い。

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全国津々浦々、様々な図書館がその空間づくりを競い合う群雄割拠時代であるがこの雲の上の図書館もまたその一つ。隈研吾氏によるデザインである。できるなら朝から夜まで入り浸りたかった。

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そんなわけで翌日。宿泊フロアからお土産ゾーンを見下ろす。
オシャレ空間に佇むどこか懐かしくて可愛いディスプレイが良い。

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車を走らせて四万十川沿いの沈下橋へ。どこの沈下橋かは忘れた。
柵が無いだけで橋ってこんなに可愛い物になるんだね。

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すぐ横ではカヌー?教室などもやっていて、もうなんていうか平和を額に入れた様な景色でした。

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遊覧船?に乗って四万十川を下るなどしました。
戯れるおじいちゃんおばあちゃんと孫。ゆっくりと進む船と時間。
ああ、もしこんなところでビールでも飲もうものならもう後戻りできなくなっていただろう。幸いにもビールは売ってなかった。

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沈下橋をくぐります。
よく見るとBeetlesのアビイ・ロードよろしくの間隔を保ちながら歩いてる人々がいます。なんてのどかなんだろうか。

四万十川を満喫し、次なる目的地を目指します。

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ガンギマッてた人達。
どこだか忘れましたけど道の駅みたいな所で、この丘の向こうには海が広がっているんですよ。もうこれから映画でも始まるんですかね。

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目的地の水族館。おばちゃんフレームイン。
結構たくさん生き物いて見応えあった気がする。(小学生並みの感想)

そして翌日。

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朝食。
ホントは近場で採ったであろう食材モリモリのご飯を撮りたかったんだけど、逆光えぐかったので仕方なく水です。

そして、今回の旅の最終目的地である四国カルストを目指します。

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盛大に露出ミスってて本当に悲しい。
伝わりますかねこのスケール。見渡す限りどこまでも山・山・山。視界を遮るものがないんですよ。後から知った話ですが、ここの星空が異次元レベルらしいです。テントサイトが設けられていて、この時もテントで一夜明かしたであろうファミリーがひしめいていました。

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で、そこかしこに牛がいるんですよ。この距離感で。
ここホント異世界ですよ。やはり自然に圧倒されるこの感じたまらん。正直死ぬ前にもっかい来たい。いや来なければ。待っていろ高知。


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というわけでこれにて終了です。
今回はLomography800、Fujicolor C200、Portra400で撮影しました。


え?

うなぎ?

ああ、
これホントに膝から崩れ落ちたんですけど、うなぎ食べれる店全部予約で埋まってるんすよ、高知って。泣きましたよ普通に。
香川がうどん県なら高知はうなぎ県なのかもしれません。

とにかく私がこのnoteを通して伝えたいのは、うなぎの店は絶対予約しろ、です。

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