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EMSi Fellow Community Magazine

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EMSi(Essential Management Science institute)Fellow Communityの皆さんの記事を集めました。 EMSi Fellowとは… もっと読む
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2021年3月の記事一覧

『現代思想の冒険』は何を伝えているのか。

竹田青嗣さんの『現代思想の冒険』を読み終えました。 この本は、竹田さんが竹田さんなりに掴んだ近現代ヨーロッパ哲学の「根っこ」とそれらの哲学がぶち当たった「壁」とを竹田さんの言葉で表現し直した上で、しからばその壁を打ち破るにはどう考えたらよいか(哲学をどう使えばよいか)を突き詰めて表現したものだと私は理解しました。その理解に基づいて、この本の内容を私なりに章立てし、まとめてみたいと思います。 1 近現代ヨーロッパ哲学の「根っこ」 竹田さんは、近現代のヨーロッパ哲学が理想の社

My Story 第1章

皆さん、志望大学はどうやって選びましたか? 
私は大学をイメージで選んでしまいました。 入学して何がしたいのかも全く考えず、将来なりたいものや、やりたい仕事があり、だからその夢を叶える為には、この大学のこの学部、この教授の元で学ぶのだ! という明確な目標も夢も全くありませんでした。 

だから本当にただ入学しただけ。 入学がゴールになってしまっていました。

 高校3年生のとき、私は予備校で出会った同じ学年のお付き合いしている男性がいて、偶然、同じ大学に合格しました。 そ

自転車日本一周WWOOFの旅(14軒目:石川県vol.3) 〜アグリクエスト/ファームファンタジー(仮)〜

WWOOFを活用し、農家さんをお手伝いしながら農レベルを上げ、自転車で日本一周もしちゃおう & 日本全国の地元でしか味わえない美味しいものも食べちゃおう & 全国の観光地ではない自転車ならではの風景もお届けしちゃおうのUmiです。 石川県のWWOOF滞在は人生初の本格酪農体験!輪島での超貴重な伝統工芸や人間国宝の方との出会いから、富山湾の方へ向かった山奥へ。しかし出発前にもたもや。。 自転車に荷物を載せようとしたら、タイヤがパンクしてる‼️ もう何回目ぇ〜⁉️ ここ最近は移

職人の世界を知る

社会人になってからの一番の悩みは、自分が何のために働くかということでした。 あと2週間で2年目を迎える今になっても、たまに答えが見つかった様な気になったり、全く分からなくなったり、上がったり下がったりを繰り返しています。 (とは言いつつも、最近はなる様にしかならないなと目の前の事に縁を感じて、connecting the dotsを信じて、かなり楽しく過ごしてます。笑) 世の中には何のために仕事をしているか悩んでいる人もいれば、働く意義を見つけてワクワクしながら突き進んでい

「はったり」について

自分の強みを3つ組み合わせたらコンテンツになるっていうワークショップで、おまけに書いた「はったりプレゼン力」に、関心が集まる。 え、、、そこ?? そこに形があるわけでも、叶っている未来があるわけでもないのに、企画通したり、予算もらってくるって、「はったり」なくしてありえへんやん(と、変な関西弁)と、思うわけで。 果て、自分にとっての「はったり」 どうやってプレゼンしているのか、、、を分解してみる。 1)こうありたい、という未来がある。自分の保身とか自分のためとかじゃなくて

サードプレイスが自分を強くする。「メンタル蘇生セルフマネジメント」

社会って……組織って…… 理不尽だ。 コロナの足音が聞こえる、2020年2月。 私は、やさぐれていた。鋭い正論ナイフを社会に向けていた。ボロボロになっていた。 もう、働きたくなかった。 何もかも、やりたくなかった。 でも、生きたかった。 社会に少しでも、希望と期待を持ちたかった。 齢23歳が、 EMS(エッセンシャルマネジメントスクール)の コミュニティーを通じて、社会人として立ち直る セルフマネジメント半年間の記録。 ****** EMS第2の魅力「サードプレイ

クライシスマネジメントの本質

クライシスマネジメントの本質 本質行動学による3.11大川小学校事故の研究  2021.2 西條剛央 第1部は本質行動学による大川小学校事故の研究―質的研究法SCQRMによる科学的構造化と提言、です。 「大川小学校の研究は、資料、アンケート、インタビュー、現地調査のいずれの観点からも困難を極める状況にあった。 亡くなった人を傷つけないための配慮や忖度から生じた虚偽が含まれていたためである。」と書かれています。 インタビュー結果は全て文字に起こしてテクストデータとしてまとめ

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農作業をエンターテインメントにするプロジェクト(はる農園)

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うみさんと行く石坂産業 その2

科学理論とは何か、私たちはこれをいかに使うべきか。(『構造主義科学論の冒険』より)

今年の1月から、ぽつりぽつりと時間を見つけて、メモをとりながら読み返していた、池田清彦さんの『構造主義科学論の冒険』。2月の末日になって、ようやく読み終えました。 元々は、知人の方々の読書会に「参加できるだろうか」「できるできないはさておき、まずは本の内容をしっかり頭に入れよう」と思って読み始めていたこの本。肝心の読書会にはタイミングを逃し続けているのですが、何より今後の自分(と、もしかしたらこの文章を読んでくださる誰か)のために、この本に書かれてあることから、「科学理論と

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うみさんと行く石坂産業