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EMSi Fellow Community Magazine

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EMSi(Essential Management Science institute)Fellow Communityの皆さんの記事を集めました。 EMSi Fellowとは… もっと読む
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2022年3月の記事一覧

新井和宏の「お金の本質行動学」

課題図書、推薦図書のうちから心に残った3つから引用します。 1.『GIVE AND TAKE 「与える人」こそ成功する時代』より 「強いつながりは「絆」を生み出す。同じネットワークの中だけで交流し同じ機会を共有することが多くなる。 弱いつながりは「橋渡し」として役に立つ。異なるネットワークのほうに、より開かれているので、新しいきっかけを発見しやすくなる。」 46億年の地球のいのちの中で生物が38億年続き多様化を続けているのは、強いつながりと弱いつながりがネットワークを作

give space 井口奈保

人間以外は常にコミュニケーションしている。 人間は人間や他の生き物にスペースをあげることを忘れてしまった。 都会に住んでいても他の生き物の生息地を守る。 建造環境(建物、道路、護岸工事など全て)の作り方を物理的に変えることで他の生き物に生息地を返すだけでなく、譲り合う気持ち育てる。 共感しました。 eumoが実践している「お金はありがとうの循環」というのと根底で繋がっていると思いました。 <参考サイト> https://emerging-future.org/new

世界は贈与でできている  近内悠太著  2020.03

この写真はbistro peinの金子シェフのおもてなしです。 おもてなしはお金では買えない部分です。 「市場の拡大、資本の増殖。 そのためには、あらゆるものが「商品」でなければならない。」 お金と交換すると贈与ではない。 「市場経済のシステムの中に存在する無数の「すきま」そのものが贈与なのです。」 「贈与が無くなった世界、交換が支配的な社会には信頼関係が存在しない。 信頼は贈与の中からしか生じない。 交換するものを持ち合わせていない時、つながりを必要とする。」 「贈与

固まらず、留まらず、あまり力を及ぼさず。(2022年3月6日(日))

自分のパターンを固めてしまうと、「常に動き、常に新たな形で」自分に働きかけてくる周囲に対し、適切な「間合い」を取りきれなくなる(場合によっては命取りになる)。 もちろん状況を「止めて観る」ことによってつかめてくる「理論(過去の事象を貫く共通性のようなもの)」はあって、そのパターンを「道具」のひとつとして使うことにより、物事がうまくさばけるようになるということは大いにあるし、 あと、直観だけに依存すると、感情に突き動かされて暴走する(「狂気」発動の)リスクを抱えるから、その