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EMSi Fellow Community Magazine

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EMSi(Essential Management Science institute)Fellow Communityの皆さんの記事を集めました。 EMSi Fellowとは… もっと読む
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2024年2月の記事一覧

EARTH FESTA 2024:小さな想いを大げさなお祭りにする

自分が今着ているその洋服の、素材を考えることってあんまりないですよね。 洋服は布から出来ており、デザインがあり、染めるとか織があり、更には糸がある。糸は紡いで作られている。私たちが服を選ぶとき、価格か、手持ちの服とのバランスとか、好きかどうかどういうシチュエーションで使うのか、そんなことを考えながら選ぶけど、それが自分自身の見せ方・表現につながるのだけど、作られ方に想いを馳せるのも楽しいじゃないかと、私は思っている。 素材調達・製造プロセス・物流・使い方・廃棄まで、ただ安く作

音楽との素敵でややこしい関係

10年ぶりに戻った場所はやっぱり素晴らしかった 2月18日は、札幌で「フィラルモニカ・マンドリーニ・アルバ」の演奏会だった。 せっかくだから、とリハ中も写真撮りまくり。 お客様も250名と、なかなかの盛況で、私自身も本番をとても楽しめたし、本番ならではのハプニングはあったものの、いい演奏ができたな、と極めていい気分で終わることができたのだった。 そして、素朴に「マンドリンっていい楽器だな」とか「やっぱりマンドリンが好きだ!」なんて思うことができて、本当に良かった、と思え

「ゆうべはお楽しみでしたね」は不適切か?

なんだか人生に疲れたのか、夢や希望を失ったのか、なんだか、急に、最初のドラクエがやりたくなり、やってみました。いわゆるドラクエ1という奴です。ちなみにプレイ時間は6時間くらいかな? 主人公の最終目的は、竜王を倒し、世界に平和をもたらす、というものです。 しかし、その依頼をしてきた王様の一人娘、ローラ姫がまもの達にさらわれてしまっていたようです。私事については仕事に持ち込まない。なんという立派な王様でしょうか! 国民からも心配されるローラ姫…。愛されていますね。 ゲーム

ChatGPTにコーチングのマッチングサービス開発について相談してみた

はい。単なる記録、業務日誌みたいなものです。 最近、このnoteでも書いた「聞け、話すなの経営」を実践しようと思って、意見を言ってくださる方のお話を聴くようにしています。 で、その中で出てきた話で、コーチとクライアントのマッチングにAIを活用したサービスなんて、すぐできるのではないか、という話があって、すごくひっかかっています。 実は、コロナ前の2020年頃、AIを使ったコーチングの研究開発がしたいなーと思って、大学院受験も検討したことがあります。日本でそれが研究できる

発酵する言葉

今朝、米麹と塩で塩麴を仕込みました。 そうしたら、昨年から寝かせていた歌があることを思い出してファイルから探しました。 自分の歌を創るEMSのMusic of Lifeというコースを受講していた時のものです。 3つ有るのは、浮かんだメロディーに合わせて、しだいに発酵が進んだ結果です。人はもともとメロディーを持っていて、言葉を話すだけで歌が生まれる。無意識の鼻歌がメロディーです。

当事者・共事者

会場に入った途端に、呼吸がしやすい雰囲気。同じ思いの人たちが集まっています。 ■斎藤幸平さん 人新生のお話し。地球上のあらゆるところに人の影響が出ています。大気中の物質、地球上のあちこちでの放射性物質、海へのマイクロプラスチック、人新生の災害としての液状化や斜面の大規模な崩壊など。 人と自然の間の物質代謝の関係性を見直す時期に来ていると思います。人の身体はひとりでは成り立っておらず、「私」というものはそもそもコモンです。 ■地球守・高田宏臣さん 千葉の房総半島の先にある館

マネージャー研修設計者に意識して欲しいこと~ドラッカー『現代の経営』から

マネージャー候補者への企業研修の資料を作成していて、ちょっと気づいてしまったことがあったので記録しておきます。 ドラッカーの『現代の経営』に、「明日の経営管理者の育成」という小見出しの部分があります。経営管理者というのは、マネージャーを訳したものですから、これすなわち、マネージャー研修の要諦だとドラッカーが考えていたことだと思います。 引用します。 一部、「それどころか」の流れがわかりにくいですね。原著からこの部分を引用してみます。 「それどころか」は、Indeed

聞け、話すな、の経営

最近、会議に懐疑的である。 会議懐疑論者である。(←半分、言ってみたかっただけ。) さて、そんな会議嫌いも相まって、自分の頭の中でキーワード的に鳴り響いているのが、このタイトルの言葉。もう、商標でも取ろうかしらん、レベルで響いている。 元ネタが何かと言えば、ドラッカーの『経営者の条件』。 しかも、本文というよりは前書きみたいなところ。序章の最後の部分である。 引用してみる。 最後の部分、原著では何と言っているのか。調べてみた。 話すな、とは言ってないw 話すなら、

娘とお買い物

行きたいお店。 新幹線使って、我が家から3時間ほど(笑) なじみのない場所ではないけれど、好んでいきたい場所でもない土地にある。 1年前(令和5年3月)、そのお店の徒歩5分くらいの場所まで行ったのだけど、同伴の夫にどうにも言い出せなくて。 行かずじまい。 心の中で「また来年来るしな」と。 そうして今年(令和6年)。 計画を立てる段階で「でも来年(令和7年)も行くしな」と思った。 その場所は来年行ったらしばらくは行かない予定でいるから、今年その店に行かないのであれば来年は行

「肯定ファースト、お前が先」状態を深掘ってみた

EMSでは、「肯定ファースト」という姿勢を大切にしている。 ここには、人は本質的に肯定されることを望んでいるのだから、相手のあり方を最初に肯定し合うことを人間関係の中で大切にするという、文化がある。特にEMS受講生のコミュニティでは共通語になっているため、コミュニティの居心地の良さにつながっている。EMS受講生でなくても、この言葉に頷いてくれる人は多いと思う。だから私は、このコミュニティを好んで入り浸っている。 一方で、私もだしコミュニティ内でもよく聞こえてくる話だが、「この

ライスワークとライフワーク

今年、娘が大学を卒業する。 何故か(と母は思う)就職が決まらない。 でも、なんとなく「何故」もわかる気がする。 大学4年で、いったい自分の何がわかるのか?と思うから。 わたしが新卒で就職した時。 決めては「友達と一緒」。 だって、やりたいことないし、やれることもわからないし、大学を卒業するからには、どこかに就職して自活していかないといけない、としか思ってなかったから。 その時に、高校→大学の進学で友達と離れて寂しかった(笑:この思いがお茶との出会いにつながる(https:/

昭和のおっさんから抜け出し、仕事の生産性を上げる仕事の考え方

先日、クライアントさんの話を聴いていて、昭和の人というのは本当に仕事を長時間することがいいことだという価値観が染みついていて、残業だの休日出勤を誇らしげに語るけど、最近の若者は合理的だから、それを見ながら批判的なことを言って逆らいはしないけど、自分はああはなりたくないって思っているだろうねーという話になりました。 みんなが不必要だと思っていたけれども、年配の方がずっとやってきた会議があって、その方が退職された途端、無くしましょう、という話で合意が取れたそうなので、こういうこ

美術センスINPUT

今年の目標の1つ 『月一美術館』 以前、そういう会(美術館に行って、いろいろ美術のことを勉強するみたいな会)に参加していた。。。けど、どういう理由だったか定かじゃないけど、その会が立ち消えになり。 以来、出来る限り行こう行こうとしていたのだけど、結局『年一ナラハク』+1回くらい、、、がやっと。 『年一ナラハク』は、秋に正倉院展を見に行く。 コロナ前にどうしても「紅牙揆鏤尺」が見たくて行ったのを契機に、まだ4回だけど秋の正倉院展に行く『年一ナラハク』(奈良国立博物館)が実行

愛するということ

手放す経営ラボのコンテンツの中に「今日斬り」というのがあり、それは対話によって、切られる人の心の中を玉ねぎの皮をむくみたいに奥に入って行くものです。このPodcastでは、ばんちゃんの今日斬りが話題になっているのですが、るいちゃんが言った「その人の愛が見える」に共感します。 別のコンテンツで「てばなす講座」というのがあって、それは自分にとって「不本意な現実」から読み解いていくと心の中にある「いちばんの願い」が見つかります。 人は「いちばんの願い」や「愛」を大切に隠し持って