僕が邦楽 / 洋楽問わずパンクロックに興味を持ち始めたのは、ちょうど世紀の変わり目くらいでした。

2000年の春に中学へ進学し、ギターの上手い先輩や友達の影響（？）でCDを借りてはMDに落としていたのを覚えている。

確か中一の3月頃に学校でバンドを組み演奏し、それから社会人になる頃まで時々ボーカルとして活動していたり♪

僕の過去はおいといて、
今でも昔の仲間と連絡を取るとつい当時の音楽について語り合ってしまうが、最近は僕ほど歌詞を「深読み」しているやつはいないな〜と感じるようになってきた。

特にミレニアムとか言われた2000年前後は、これから世界がどんな風に変わっていくだろうという期待や予想を書いた歌詞も多い。

現在本当にその通りになったか答え合わせができたり、更に将来を予測するヒントにもなり得る歌も多かったりと、この時期の曲は面白い！

今回は、近い未来を賢く生きていく為にも歌詞に注目して聴く価値のある2000年前後のアルバム10枚を選んでみました♪

① Eleven / B'z 

イントロの後すぐ、2曲目扱いのseventh heavenとは「天使のいる国」、「死後の世界」という意味。
 10曲目くらいのRaging Riverは流産（薬害説も？）で苦しむ女性の気持ちを歌っているらしい。

②  Q / mr.children

近未来的なジャケット、科学技術の発達や便利さについて考察している歌詞の曲が多い。
未だに感染対策と称して、このジャケットのような格好を半強制している病院、介護施設があったら抗議してください😂‼️

③ ロマンチスト・エゴイスト / ポルノグラフィティ

アポロ、ヒトリノ夜、Century Loversなどシングル曲、知名度の高い曲はよくご存知の人も多そうだが、近未来や世の中が移り変わっても自分達の愛は変わらない的なエモい歌が多いですね！
（🔽からアルバム曲が自動で含まれるプレイリスト表示されるか不安です^^;）

④ real / L'arc-en-ciel

「時」の移り変わりを意識した歌が多い。DNA, ユニバース、そして666など気づいている皆さんが好きそうなワードも多いですよ笑
Real＝リアルにこういう世の中がやってくるでしょうという予言的要素も感じられる。

⑤ Conspiracy of one / オフスプリング

ここから洋楽。中一で初めて洋楽、しかもパンクというジャンルの音楽を知り、個人的に衝撃を受けた作品。大人になってからちゃんと英語の歌詞を読むと9.11直前、クリントン民主党時代のアメリカも（今に劣らず）十分荒んでいたことが窺える。Conspiracyとは陰謀という意味。

⑥ Crush / Bon jovi

超名曲It's my lifeで始まるアルバム。この時期からボンジョヴィは活動の幅を大きく広げ、ヨーロッパや日本含むアジアなど、北米以外の世界各地をツアーするのが当たり前になっていった。Save the worldなど左翼的な政治の匂いがする曲もあるが・・・

⑦ The Man Who / トラヴィス

名曲Why does it always rain on me（なぜいつも僕に雨が降るのか？）を含む知る人ぞ知る名作。バラード寄りのロックで、時と共に移りゆく景色の中で変わらないものを見出すような歌詞である。

⑧  Kid A / radiohead

ややクセのある現代音楽風の洋楽。アルバムタイトル曲「キッドA」は村上春樹の作中にも登場し、読書好きな人の間でもそれなりの知名度がある。
みんなが便利な世の中で平和ボケしていくと、世の中はあらぬ方向に進んでしまいますよという皮肉がアルバム通して込められている。

⑨ Californication  / Red Hot Chili Peppers

アルバムタイトル、同名の曲の意味はCalifornia(カリフォルニア）＋fornication（情事）の造語。
この曲は、
「中国人スパイ」、
「スウェーデンからの少女」、
「確かな事はハリウッドがカリフォルニケイションを
   売りさばいているってこと」
など、もろあちら側の行いだろ！という意味深な歌詞・・・

他には名曲Parallel Universe, Around the worldなど、やはり時や未来、妄想的な空間などを描いた歌も多い。

⑩ １/ ビートルズ

ビートルズ解散30年後、2000年という区切りの良いタイミングで発売されたベスト盤。ご存知の方も多いでしょう。
これは流石にフルアルバム収録されてないようだが、それでもプレイリストで大体の曲が組み込まれて聴けそうなので、聴いてみてください♪

以上、2000年代前後の現在、近未来を予言している邦楽・洋楽お勧め10選でした！！

おまけ・・・