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HSP (Highly Sensitive Person) というはやり病

5/8でコロナがやっと5類になり、お客さんだけではなく職場や生産者側も「公式に」マスクを外したり、必ずしも感染対策をガチガチにしなくとも良くなりました。

ですが、本当の意味で社会問題が一つ収束したとは、個人的には全く思いません!

僕の記事をよく読んで下さっている皆さんもそうでしょ?

相変わらずテレビもこんな感じだし・・・

コロナ禍で特に経済的打撃が大きかった人や会社が、
医療へ税金を使い過ぎだと批判している発信をよく見るけど、
問題の本質は、国民が医療へ依存し過ぎていることです。

更に深く掘り下げると、
他者や社会に自分の健康状態の判断を仰ぐ習慣が、そもそも自然の摂理に反しているのです!

「健康」とはこうあるべきだという規範を押し付けてくる現代社会の仕組みも問題ですが、僕たち個々人がそこに甘んじていることこそが最大の元凶でしょう。

分かりますかね??

コロナ騒動に関しては一応、自覚がある人も多いようです。

体調管理だけではなく、気持ち的な健康も同じですよ全くもー👊(怒)

・・・という感じで、僕も人間なので眠かったりすると、
(↑現在午前7時半過ぎ@カフェで原稿作成中 💻 )
世の中に対してやり場のない怒りの感情が湧くこともありますが、
ちゃんと自分の機嫌くらい自分で取らないと、、ね!

コーヒーで目を覚まします。

体調的も気持ちが不安定な時も、
他者や医療機関に頼る前にまずは自分でできる改善策をやってみましょう。

心の不調の中でも、HSP (「繊細さん」と呼ぶそうです)
という病気だか特性とやらを、ここ数年(?)よく聞くなーと感じています。

会社や学校で、仕事や人間関係でのストレスチェックやハラスメント受けてないかといった調査が定期的に行われますが、最近はその結果によってHSPと診断されることがあるようです。

♦︎HSPの特性と日本で普及した経緯について

上記リンクによると、学生の過半数が知っているそうです。
これがコロナに取って代わる最近のはやり病なのでしょうか?

もちろん知らない方も多いと思うので、
まずはHSPとは何なのか、僕が往復の電車移動中にざっと調べた範囲でまとめてみました。

●What? : HSPとは? 
Highly Sensitive Person (=高度に繊細な人)
ざっくり言うと、感受性豊かで良くも悪くも環境の影響を受け易く、上のリンクでは生きづらさと恩恵の両方を持つ人と書かれている。

一般的に5人に1人の割合と言われているが、もっと少ないだろうという説を唱える人もいる。

このようにいい加減なのは、30年弱前の本が由来と歴史が浅く、正式な医療(医学)分野で取り扱う病気や障がいとは見做されていないからだろう。

When, Where, by whom? :いつどこで誰が言い出したか?
アメリカ人心理学者(カナダ・トロント大➡️カリフォルニア大) エレイン・アーロン氏が1996年に出版した『The Highly Sensitive Person』という本がきっかけである。25年以上前からのロングセラーだけに、デザインを変えて何版も増刷されている。(日本を含む世界各地の言語で翻訳されている)

●How?:どのように普及した概念か?

90年に本が出されたとはいえ、北米の心理学界隈より外に関心が普及するまでにタイムラグがあったらしく、スウェーデンなど欧州で一般に広まったのも2010年以降だそうである。

日本に至っては、2016年10月にデンマークのイルセ・サン氏の和訳や、
その2年後の『気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」』といった本や、ネットが普及し有名人がSNSで発信するようになったことで、急速にここ最近数年の間で広まったと見られる。

♦︎イルセ・サン氏の本

♦︎武田友紀『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」』

♦︎芸能人の発言をマスコミが取り上げたもの

●Why?: なぜ普及したと考えられるか?
忙しい現代社会の環境が「繊細さん」を生みやすい、あるいは日本人の気質的に「繊細さん」は元々多いなど色んな意見はあるようだが、
複数の記事に目を通していくと、他の精神的な不調と同様に理解してくれる人の存在、あるいは自分で自身の特性を認められるかが重要というか、それでほぼ解決するのではないでしょうか?

♦︎日本人と繊細さんについて

♦︎日本社会と繊細さん、理解者の存在について

一方で、自分をそういう特性があると思っている人は、繊細なのではなく不必要に物事をネガティブに捉えるなど、日頃から偏った物の見方をしており、その起源も生まれつきではなく、過去のトラウマによるところが大きいと、「HSPを生きる」デメリットを問いかける発信者もいる。
(僕もこの考え方に近いです)

♦︎HSPと自己診断する弊害

また、個人的に気になるのは、今の世の中の風潮的に「普通」と見なされにくい人はその理由を分かり易く他者に伝える為に、病気の診断名を求められる場面が増えているから新しい病気や障がいが増えていっているのではないかということだ。

多様性を受け容れられやすくなっているのではなく、本質的に現代人は自分と価値観の合わない者に対して非寛容になっているからこそ、摩擦を避けるために特別な事情、特性を持つ者やいわゆるマイノリティでも気持ちよく生活していく上で当たり前のシステムが細かく整備されていっているだけではないか?

と、個人的には思いますね。

そしてそこにもやはり、医療利権も絡んでいそうです。
(この記事の「HSPと出会い、救われる人たち」より下あたりから)https://www.todaishimbun.org/hsp_20220119/

●まとめ
自分の特性を知る上で、参考にしても良いが依存すべきではないでしょう。
HSP自体歴史が浅く、情報も玉石混合なので要注意です。

色んな心理学者がこの手のチェックリスト(チェックテスト?)もどきを作ってますが、信じるかどうかはあなた次第です。(都市伝説みたいですが^^;)

上にも述べたように、社会の常識やレールから外れそうだと見なされがちな人が免罪符として診断を受けねばならない社会の非寛容さの問題が一つ。

また個人の側が、何でもかんでも病気だのマイノリティなど事情を抱えた人として他人や世の中から気を遣ってもらおうとする、その権利があるならば使うべきだと考えてしまうと、本人も社会も成長して行かないだろう。

大前提として、自分の健康状態は自分が一番知っているというか感覚的にわかっているはずであり、人が決めることではない。
それは自然界の原則反する、不自然な行いだ。

自身の生活をより良くするためにも、人や社会の為に何かを成し遂げたいとしても、まずは自分自身を変えることから。

自分で情報を集め、取捨選択する。
必要なもの、行動の優先順位を定め、余計なものは捨てる。

僕自身、
「感性に従って、主体的に行動選択していく習慣が当たり前となる社会を作る」ビジョンに向けて日々仕事しているが、基本スタンスは常に意識しているつもりです。

等身大の自分を認め、適度に頑張りながら楽しい一日、一週間を送ってください😊

免疫アップ‼️

♦︎おまけ(ストレス脱出の食事)


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