見出し画像

朝日新聞社「地域事業イノベーションアワード」発表紹介 | デジタル保健室

こんにちは。
インパクトラボ・滋賀大学大学院データサイエンス研究科の戸簾です。

今回、私たちが取り組む「デジタル保健室」にて開発した技術のパッケージ化による全国の学校に向けた導入プラン「e-place」が、朝日新聞社主催「地域事業イノベーションアワード」のファイナリストに選出されました。

本アワードは初回開催ながら、100件以上の応募総数があり、その中からファイナリストとして、6チームが選出され、そのうちの1チームに残ることができました。

そこで2024年3月5日(火)に最終審査会が開催され、この度発表する機会をいただきました。

最終審査会の様子

最終審査会場(朝日新聞社東京本社)の様子

最終審査会当日の様子については、外部公開されておらず、当日の録音・録画・撮影が禁止でしたので、文面でお伝えさせていただきます。

発表:各地域の特徴を活かした事業プラン

まず最終選考会のため、ファイナリストの方々からの発表が行われました。そこでは皆さんの事業について、それぞれの解決したい課題や地域の特徴、活動をどのように進めるかを発表しました。

我々は、これまで活動をしてきた内容について、より発展した具体的な社会実装プランを発表させていただきました。

我々の活動フィールドである滋賀県・守山市の特徴である、2040年まで人口増加している地域だからこそ顕現した課題に対する対処アプローチから、汎用な取組に落とし込むための事業設計を提案しました。

ワークショップ:事業に必要な仲間作りを考える

ワークショップでは発表内容から少し離れ、いきもの株式会社代表の菊池紳さまをファシリテーターにお迎えし、ファイナリストの方々とともに行いました。

ワークショップでは、それぞれの自己紹介に加え、特に自分たちの仲間としてどんな人と繋がりたいのか、そして彼らををどのように集めるかの深堀を行いました。

本ワークショップでは、仲間の考え方としてマルチステークホルダーの考え方を採用するべきだとアドバイスいただきました。

マルチステークホルダー・プロセスの特徴(内閣府サイトより)

純粋な利害関係者だけでなく、顧客・SNS・自治体・国など、様々な事業体と繋がりを持つことが、地域から社会にインパクトを生み出すためには必要だと、改めて実感しました。

結果発表

ワークショップ間に最終審査が行われ、グランプリ・準グランプリ・特別賞の3賞が授与されました。

残念ながら本チームは今回、受賞には至ることができませんでしたが、審査委員の方々から、実装に向けた具体的なアドバイスを頂戴しました。

頂いたアドバイスを元にさらなるブラッシュアップを行い、滋賀県から本事業を社会実装していきます。

今回発表に参加した活動メンバー

デジタル保健室について、詳しくは以下のnoteマガジンをご覧下さい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?