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読んでいない本について堂々と語る方法

『読んでいない本について堂々と語る方法』という、キヤッチーな題の本を図書館で見つけた!

ピエール・バイヤールというフランス人の大学教授の本だ。

何という身も蓋もない題なのだろう!
迷わず借りてしまった。

まだ、読んでないのだが、目次だけ記す。

Ⅰ 未読の諸段階(「読んでいない」にも色々あって)
1全然読んだことのない本
2ざっと読んだ(流し読みをした)ことがある本
3人から聞いたことがある本
4読んだことはあるが忘れてしまった本

Ⅱ どんな状況でコメントするのか
1大勢の人の前で
2教師の面前で
3作家を前にして
4愛する人の前で

Ⅲ 心がまえ
1気後れしない
2自分の考えを押しつける
3本をでっち上げる
4自分自身について語る

目次だけで読んだ気になれますね。

本の内容って、よほど何度も読み返さないかぎり、内容は忘却の彼方に消えていってしまいますよね。

小説にしても、自己啓発の本にしても何度も繰り返さないと忘れてしまう。

でも、「でっち上げて」でも、語れてしまうものなんですよね。

作家に関する論評も、数冊読んだだけで、語れてしまうものなんですよね。

全ては主観に過ぎないので、同じ本を読んでも、同じ感想にならない。

小説の共通テスト問題でも、全問正解出来なかったのも、腑に落ちる。

さて、読み始めてみよう!


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