見出し画像

『戦闘能力高い嫁と国家機密な旦那さん』第1話 【週刊少年マガジン原作大賞連載部門応募作品】



あの京都



「今日も暑いですね〜」

ママ友とは幼稚園で会っても、差し障りのない会話を務めてしている。
余り突っ込まれる話になると、のらりくらりと確信を避けてニコニコしながら去るのが一番無難である。


…はぁ〜、基地や駐屯地の近くの幼稚園やら、そう言う所が懐かしい。周りも自衛官だらけで、気兼ねなく話しをしたり、談笑やご飯なども行っていたが…。

今は離れた所で、どうしても入園が難しくやむ負えず通っている。

…しかもここはあの京都…。

例え、3代住んでも『あそこはよそから来はった』と言われる稀に見る…因習が根強く残る…いまだに応仁の乱を引き合いに出す、あの“都”である。
舞鶴なら、まだ元軍艦施設も沢山あり、理解もあるが…。

…しかしここは市内である、御所を囲むあの都である。

そして、自衛官は、ほぼ“新撰組”と同等と考えてもいい…。
『あんたはんらが、来はったから戦争が起こる』という考えがいまだに根強い。

基地、駐屯地なんていらない、頻繁にデモが起こったり、
自衛官の女の子が制服で街を歩いていた時、見知らぬおばさんが
『あなた自衛隊ね!!何こんなもの着て歩いてるのよ!』と腕を引っ張られたり…。

学校の親子面談で、常装で参加した隊員家族に向かって、
『あの家族自衛隊よ!恐ろしい!もう今後あの子とは遊ばないように!』と両親があからさまに言い放つ…。

祝日に国旗掲揚しようものなら、村八分になる…そういう“都”なのだ。
学校で国旗掲揚、国家を歌わない学校もあるという…海外の人達からしたら驚愕の話だろうなぁ…家に常時掲揚している方が多数。
以前ドキュメンタリーで、スコットランドの子供が骨折で入院したら、その子の足のギブスに“何書いて欲しい?”って看護師さんが聞くと“勿論国旗!スコットランドの国旗!”…子供の時の教育はできるだけ大人の偏見のないようにしてほしいものだが…。


令和になった今でも、進路を自衛隊にした瞬間、ゼミの教授が態度が急変して話をしなくなったと。昔は自衛隊に入隊と先生に言うと殴られる時代もあったそう…。

京都では、自衛隊に対して、そういう話しが頻繁に出るし、普通なのだ。

いまだに冷遇である、“国防”の任務に就いている事への理解は皆無に等しい。



なので、毎回転勤する度、『旦那さん何してるの?』と聞かれると
「…あ、公務員です」と。まぁ間違いではないし、確かにそうである。
“特別国家公務員”ではあるが…。

元自

そして、かく言う自分も自衛官だった。
結婚出産と共に現役は退官したが、
予備自…即応予備自衛官である。
退官後もやはり関わっていたかったので、志願した。
東日本大地震では予備自衛官も総出となったことで、
名は少しは知られているがまだまだであるのが現状。
最前線ではないが、元自と言う事であり、自分は即応予備自衛官である。

だが、子供達が小学生に上がったら、まだ33歳未満なので、現役自衛官に今一度志願するつもりである。勿論一からの試験受け直しするよ!やはり自分はあの雰囲気が合っている。勿論育休も取る事も出来たが、一度は民間への憧れもあったのもある。普通の暮らしというものもしたくなったのが正直なところである。
旦那さんは自分の我儘に何の異論もなく受け入れてくれた。
本当にありがたい、結果やっぱり自衛官に戻りたいので、今一度志願したいと言った日、
あははと笑いながら、「うん、貴方はそっちが似合っているよ」とぎゅっと抱きしめてくれた。何とも理解の深い旦那さんで自分より自分をわかっていて毎回驚愕し、尊敬の念を抱く。

出会い

そう、そんな旦那さんとの出会いは、舞鶴のサマーフェスタで基地の一般開放である。
自分は自衛官希望だったので、“広報官”が高校生の頃からいて。
“広報官”とは、各都道府県にある地方協力本部所属となり、広報するのである。
要はリクルートである、自衛隊に入隊どうですか〜って。よく“自衛官募集中”という旗を見ることがある、そこが事務所である。
その“広報官”の方に、色んな基地や駐屯地やイベントなどに連れて行ってくれるのだが、折角の機会なので、自分は陸自…陸上自衛隊が合ってるなぁ〜と思っていたので、
それ以外の隊を見て見たくて。特にかけ離れた海自は興味があって、舞鶴である海上自衛隊のイベントにいった。


そこで、見た。
白い制服にビシッと立っている。ニコリともしない、自衛官独特の雰囲気。
海上自衛隊はやはり何か違う雰囲気がある。
ブルーインパルスのパイロット達は自衛官の中でも花形の花形、整備員ですら、自分のサインを書けるくらい。
…写真もポーズ取りながらの自衛隊の中ではチャラい笑と言われている…
海自はそれとはかけ離れた、海軍を彷彿されるピンっとした空気…。
…旦那さんは、その中でも一際目立っていた。
自分は両親共に高身長なので、漏れる事なく170越え。
それでも見上げる背の高さ。
珍しく潜水艦の見学もできる…勿論中には入れないし、入り口の写真を撮ろうものなら即刻止められる。なんせ国家機密だからだ。入り口が。
旦那さんは「お足元お気をつけて下さい」と。手を差し伸べてくれた。
え?手袋して、白い制服ってもう王子様〜!!
170越えの自分には恋愛なんてものは疎遠…でもやっぱりお伽話に出てくる王子様にはそれは普通に憧れるし、なにこのシチュエーション!!
…え?惚れるよね?え?なに?制服似合いすぎだし、あれ!亡国のイージスの…(イージス艦なので鯨…潜水艦とは違いますが、やっぱりあのイメージがぁ!!)
あーーー自分おじさまが好きですぅ!!…やばい鼻血出そう笑
年上好きなんですよ〜!えぇ!どうすればいいのぉ!!潜水艦乗りなんて滅多にお目にかかれないし…ライン?え?してるの?そもそも!え?インスタとか皆無そう!…あぁ想像しただけで鼻血…やばーーーいぃ!

広報官の方にめっちゃ不審がられながらも結局どうにもならなかったが…
なんと!連絡先をゲットできましたぁ〜なんと!!でしょう!?
実は自分の友達も一緒にその場にいんだが、その友達が自分の動揺ぶり、変態ぶりを見て瞬時に察知。
…写真も撮ってもらった!一緒に!
そのMI6の友達が無理矢理旦那さんを横に立てて。
その場であらゆるSNS、そして得意の人たらしにより、連絡先をゲット。
…女子のこういうの怖いよね?ホンマに情報って漏れる漏れる笑
名前、年齢、出身地、職務経歴、結婚歴なし、彼女もなし…
どうやってそこまで獲得できるのか…そこは企業秘密らしい…。
彼女寧ろスパイ要員でMI6なんかに入った方がええのでないか?と。
連絡先のまさかのラインしてた〜!可愛い!もう爆上げ!
MI6の彼女は見事その卓越した才能を活かし、外交官である…。まじ怖っ笑笑

これはMI6の彼女が折角絶好のチャンスを作ってくれたのに!引っ込み思案になってる場合でない!恥より何より自分を知ってもらうのが一番だぁ!

最初の返事はご挨拶から始まり箇条書きの絵文字すらないスタンプなんて皆無の業務連絡のみのラブラブなラインなんて何回読み返しても…ない笑
…勿論、彼女には結婚式ではスピーチしてもらいました。
その辺の結婚案内所より正確にカップルを生み出し、そして結婚までいかせ、離婚歴もないのはまじ神である。彼女通さずしてカップルになった組みは別れる位である。
彼女のおかげで今の生活がある。

…ずっと疑問だったので、ある日旦那さんは自分のどこが良かったのかな?と思って聞いて見たら、「私は静かな人間なので、このような任務なので本当は土佐犬か、ドーベルマン飼いたかったのですが、やっぱり飼うことができないし、なので元気があって、ハツラツとした姿を見るのが楽しいし、ぱぁっとなる貴女の姿を見て…そこが良かったですね…」
…ペット?サイズ的には合ってるよ!えぇ!合ってます!土佐犬かドーベルマンですよ!犬に例えると!…でも、土佐犬でもなんでも元気を貰えるというのなら幾らでも!





呼称


あ、惚気入りましたが笑
なので、いまだに考えはほぼ自衛官であるので、一人称も”自分“になるし、旦那さんは旦那さんで一人称が“私”というのがずっと変わらない。お互いのこともあなた。“貴方”と”貴女“になるという…子供達の前でもお互いを“お父さん”、“お母さん”と呼び合うこともない。あなた“貴方”と”貴女“になる。
子供達はなぜか“パパ”、“ママ”と呼ぶことが一度もない、保育園、幼稚園と通っいだしてもいまだに変わらない。まぁ人生のほぼ家庭が占めてる時間が多いので、うちでの会話に“パパ”、“ママ”と呼ぶこともないので…。
うちの両親も“お父さん”、“お母さん”と自分は幼い頃から変わらずの呼称で。可愛い双子の子供達も普通に“おじいちゃん”、“おばあちゃん”という感じである。昨今はそう言う呼び方されるのが避けられる風潮にあるが、自分の両親は嬉々として「呼んで〜!ずっとあこがれてたの!」と。
…両親、そして自分、旦那さんと”こういう感じ“なので、世間の女の人達と接するのが難しい…。

自衛隊

自分、生まれは北海道。
自衛隊の基地や、駐屯地を見てきたので、なんの違和感もなく。
高校卒業後は普通に自衛隊に入隊した。
自分は、陸上自衛隊の高射特化の地対艦ミサイル連隊所属。野戦特科部隊。
北千歳駐屯地で鍛え上げられて、もうバリバリである。災害派遣等も数知れず。

旦那さんは、海上自衛隊の鯨…潜水艦乗り。
これまた自衛官達の中でも特別職種だ。同じ海上自衛隊の中でも中々お目にかかれない…ほぼほぼ海底にいるし、同じ海上自衛隊なのに動向すら知らされていない”国家機密“だ。
海上自衛隊は、陸海空の中でも、唯一、旧海軍の歴史をそのまま受け継いだ自衛隊である。陸上自衛隊は先の戦争後は制服組を入れ改革された隊、航空自衛隊は最後にできた最新の隊。

海上自衛隊はいまだに“月月火水木金金”を唱歌。

各隊を例えると、
司令官が“地球は四角です”と言うと、
陸上自衛隊は、
司令官が去った後、“すいません、今のは誤りです、地球は丸です”
と司令官に恥をかかせないようにする。

航空自衛隊は、
司令官が地球は四角でぇ…”司令官違います!間違っております!地球は丸です!”
司令官が言い終わる前に挙手し、その場で訂正をする。
スクランブルや、日々秒で判断しなければならない状況下にある航空自衛隊は司令のメンツより正しさだ。

さて、海上自衛隊は?
司令官が“地球は四角です”と言おうものなら、

“今日から地球は四角になりました!”
トントンツー…トントンツー…
“チキュウハシカク、チキュウハシカク〜…”
全海上自衛官は瞬時にそう認識し、行動する…。

…旧海軍さながらの現代を生きる海上自衛隊の旦那さんである。
一般人の考えは皆無と言ってもいい家庭だ笑
…なので、もうママ友は”オードリー・ヘップバーン“か
お伽話に出てくるお姫様にしか見えない…。
ふわふわキラキラして、到底自分には理解できない世界である。

経歴

そんな自分が、なぜ京都に?うちの両親が何を“とち狂った”のか、
早期定年をし、まさかの京都に住む事になったのである。生まれも育ちも北海道の二人だが、あの盆地の夏の暑さがたまらなく好きだということで、二人の夢を叶えて、今は二人して海外の人達向けに観光案内をやりつつ、家庭菜園…これは道産子からしたら、庭に果実が実るのは憧れの一つである…みかんが育つのを二人ワクワクしながら京都生活を楽しんでいる。



因みに両親共に防衛省の事務官、技官だったので…蛙の子は蛙であるw
まぁ自分は戦闘職種になったが。以前も説明したが、自分は高校出た後すぐに自衛官になった。両親は二人揃って国家公務員なので、やはり勉強面では長けていたので大いに助かった。自分で勉強すると言うことに何の違和感もなく、勉強したし、何より親が日々勉強している姿を家でも普通に見ていたので、成績も常時上位にいることができた。感謝の限りだ。ホストファミリーもしていたので、英語を話す事にも全く違和感がなかった。両親の子供への勉強に対しての取り組みは自分で言うのもなんだが、目覚ましいものがある。その上運動は好きだが、球技はからっきしダメで、無駄に背だけ高くよく標的にされていた…苦笑い。なので陸上部ではあったが、走ったらゴールに向かうだけでいい長距離が得意だ。短距離走はなぜか遅い 笑

先生達も大いに期待して大学を薦めて、大学も視野に含めて、オープンキャンパスなども見たが…自分には合わないなぁ〜…と。4年通うなら自衛官を4年したら階級も付くし給料も上がる、なんせ3食付きの隊舎住まいで、一人暮らしの資金なんていらないの最高ではないか!!大学は支払いばかりで…というかもうあのふわふわキラキラした感じが無理である…ダメだ。無理〜。
よく自由がないといわれるが、自分には、自衛官の生活の方が寧ろ自由があっていいのではないかと思う。だって、給料ほぼ使えるし、家賃滞納とか心配もないし、公務員だし、ついでに嫌でも鍛えられるし、ダイエットとは無縁!最高じゃない?太る心配もないし、一人暮らしで治安の心配やら皆無やし!
何より陸上部でバリバリだったので、動いてないと死ぬ 笑
一人っ子なので、人との生活が楽しくて仕方ない。
同期との結束も頼もしいし、一人でないと思えるのは、楽しい限りだ。兄弟ってこんな…あ、姉妹かってこんなのなのかな?ってね?



旦那さんの勤務地、母港は舞鶴であるが、両親が進んで同居を勧めてきたので、甘える事にした。旦那さんが寄港した間もうちの両親の家にいる。ほぼ2世帯住宅だ。
旦那さんの両親は残念ながら、”自衛隊を毛嫌いする方“だったので、入隊と共に疎遠になり、どんなイベントにも参加しない…結婚する時ですら挨拶もせず、どんなに連絡しても返事もなく。双子の弟夫婦の方にはベッタリという。こちらはもう”他人“という枠組みになっている。…とことん嫌われている自分達家族である。残念ながらそういう家族が多いのも現状である…少なからずいる。
まぁ、うちも両親は大喜び!孫と暮らせることにこの上ない喜びを感じている日々。
なので、自分も外に働きに出ることにした。どうしても駐屯地で勤務したかったので、少し離れているが、大久保駐屯地内の厨房で働いている。アウトソーシングでだが、民間になれない自分にはピッタリである。駐屯地に”戻る“度、水を得た魚の様に大声で話したり、ガハガハ笑っても気にならない。本当にやっぱり自衛官あってるなあって思ってしまう。



距離感

…できるだけ子供達には、辛い思いをさせたくないが、なんせ旦那さんは鯨乗り…
ほぼ家にいない、というか1年に何回会えるか位である。
入園式もこれない、どんなイベントにも参加できない…任務の為。
子供達は寂しいながらも旦那さんの任務には、幼いながらになんとなく理解していて、“お母さん上手く撮れた??お父さんに後で動画観せようね!”…きちんとお父さんを思って言ってくれてるのが、本当に泣けてくる。

…まぁさておき、ふわふわキラキラのママ友…お姫様方からは、一度も顔を見た事もない、一切顔を見せない旦那さんなので、自分は離婚していると噂されているらしい…。他にもやいやい言われてるだろうが、誰が好き好んで自分の悪口を聞きに行きたいと思うのか。
面と向かって言われても、なんせこちらは戦闘能力が長けているので、迂闊に言えない、勿論手なんて出さないが、自分の性格をよくわかっているので、ブチ切れる前に“そういう危険分子”には近づかないように心がけている。
世間一般の女性とは、大切な距離感が必要不可欠だ。

しかし、相手はお姫様方。興味本位というのを掲げて、遠慮なく近づいている。
悪意ない分、タチが悪い。
その中でもいる…あからさまに悪意があるのに、明らかに隠して近づくの方が正しいか?

『私は、そう思っていないんだけどね?本当に!あなたの味方!
でも“他のママさん達“があなたは離婚してるんじゃないかって〜…』
でた!クソ女!(…心の中でだけ呼ぶ)
こういう僅かな時間でも、人を傷つける能力に長けた人間はいるもんだと驚愕である。…噂好きの”味方です“って顔をして近寄ってきて、こちらを無神経に傷つけるのは男よりも女の方が優れている…。しかも子供達の前で。
やめて欲しい。こういう家庭の子供達がどう育つのか…どうして自分の欲だけを満たす為なら子供の前であろうと関係ない。
このクソ女は以前も。
以前保育園の外で海外の方が道に迷っていたので、案内してる所をクソ女が見ていて、さぁ帰ろうと思ったら、嬉しそうに駆け寄ってきて、
『えっっっ、すご〜〜〜〜〜い!英語喋れるのね!“大学でてないのに”どうやって喋れるようになったの!???』

…引き合いが偏見の塊で笑いそうになった。
大学の問題ではなく、自分が勉強したかどうかが問題ではないのか。
それに、高卒というのをとことん馬鹿にしてるのが目に見えてわかった。いやらしい顔でここぞとばかりに…どんなに醜い顔してるか…折角のおしゃれも台無しだ。…どこまで自分の個人情報を知っているのか知らないが、曖昧に答えてさっさと去った。

…あぁこいつ自衛官なら、首根っこ掴んで言うのになぁ〜と。
だめだ、戦闘能力の高い自分が何かすれば問題になる…。
そして、それは自分や旦那さん、自衛官達がまた生きづらい世の中を招いてします。



世間一般

…何十年前でも、ほんの2か月でも入隊していたら“自衛隊”という、いい意味でも悪い意味でもレッテルを貼られる…。
特に犯罪を犯した者が、入隊していたと知るとまるでハイエナの様に
『野蛮!流石人殺し集団!気がしれない!自衛隊なんて人殺す為なんの役にも立たない!』と大炎上、叩きまくりのデジタルタトゥーつきまくり…

はぁぁ…目の前にいるこいつをぶん投げたい気持ちを押し殺し、
「あ!すいません!時間ないので!」とちょっとビビるくらいの大声で叫び、愛しい我が子達を両脇に抱えて去っていった。


「ねぇ?お母さん?リコンってなに?」双子なので同時音声となる。
…ほら、子供達の吸収力よ!すぐに覚えて使いたがる…。

「リコンはね、お母さん達には縁がない言葉なので覚えなくてよし!」
こう言っといてもいいと思う、うん。



しかしとうとうあからさまになった…と言うよりもここぞというタイミングを待っていたのだろう。最悪のタイミングを。 



↓第2話



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?