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生活と映画

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映画を観て紐づいた、これまでの感情の棚卸し
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記事一覧

寂しさで賑やか(『おらおらでひとりいぐも』)

2020年も、もう11月中旬。今年はどんな年だったかなと考えれば、間違いなくコロナによって生活…

なんで俺だけ?(『ミッドナイトスワン』)

大学生の時、同じ学科の女の子・Nちゃんに、「インスタやらないの?」って聞いた時に「自分が…

男ですいません(『泣く子はいねぇが』)

「男ですいません」は、日本コカ・コーラが、これまでジョージアの大半の顧客層であった40,50…

余命はあてにならない。悪い意味で(『君の膵臓を食べたい』)

12月下旬から予選が始まるR-1グランプリ2021の出場資格が、芸歴10年以内の芸人さんに絞られた…

ぶっ壊す。(『止められるか、俺たちを』)

10年くらい前の冬の吹雪の日、ブルブル震えながら家のチャイムを鳴らしてきた1人の青年がいま…

地元を離れた人観て!(『佐々木、イン、マイマイン』)

大人びて見えた国語の先生がよく洋服を買う店は、若者に人気のレイジブルーだった。 高校のと…

刹那的。20代で観てよかった(『きみの鳥はうたえる』)

大学生のとき、親友が近所に住んでいて、なんでもないときも、何かある時も、暇があればお互い誘い合ってバイト後の夜遅くに近くの居酒屋に飲みに行くことが多かった。ある時、好きな子に告白したいと言っている友達と飲みに行った。自分も恋愛経験が豊富な方ではないので、愛王・小沢さんのごとく特にうまいセリフで勇気づけることもできないが、「まあ当たってくだけろ」みたいなことで奮い立たせていた。お会計の時に、財布から金を出そうとする親友を制し、「頑張れ」とだけ添えて奢ったんです。 親友は「まじ

出会うって奇跡だね・上(『花束みたいな恋をした』)

※2月12日に下書きをしていた記事を編集してなんとか書き上げました。こんな時もあったねと思…

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出会うって奇跡だね・下(『花束みたいな恋をした』)

良いことが起きたとき、それを「奇跡」と思うことで、その出来事をより有り難くかみしめること…

あと何回、家族と飯が食えたのか。(『ミッドナイト・バス』)

2019年に上京してから、帰郷した2021年7月現在まで、家族に会った回数は片手で収まるほどでし…

伝聞よりも実体験を積みたい(『リトル・フォレスト』)

生まれてこのかた、農家の息子として育ってきたわけだが、実はいままで本格的に農業に取り組ん…

「好き」って尊いね(『さかなのこ』)

大学時代にコーヒーチェーン店でアルバイトをしてポワッと思った「カフェをやりたい」という漠…

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人の気持ちは簡単に仕分けられない(『ハッピーオールドイヤー』)

2023年の年末に書いてた文章を掲載します。 年末だと思って読んでください。 ーーーーー Appl…

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