全てのパパ、プレパパに届け!〜"産後の恨みは一生"と"子は鎹(かすがい)"の根本原因〜

\世の中の全てのパパ、プレパパに届け!/

夫婦関係を前に進めながら、
家族生活を楽しみたい男性には
ぜひ読んで欲しい内容です。
(もちろん自戒も込めています笑)

ぜひママ、プレママは
スクショしてパートナーとの
コミュニケーションのきっかけに
ご活用ください笑

よく言われるこの2つの言説について、
それぞれ解説のわかりやすいのを添付しておくと

"産後の恨みは一生"案件👇

"子は鎹"案件👇

それぞれの実態はこんなところになりますし、
我々夫婦も実感するところは多いです

一方でこれらの言説が展開されるものの、
いまだに夫婦仲で悩んだり、
結果として熟年離婚したりするなど、
夫婦関係や男女関係に関し溝が残り続けるのは
とても納得感のある問題である。

そこで今回は、
それらの問題の根幹にある性質2つを基に、
これから良い夫婦を築きたいと思う
全ての男性にご助言させていただきたい
(私も自戒であることは間違いない。)

そして下記に述べることは、
おそらく家庭によってかなり問題の大きさや、
苦しみの大きさに大小あれど、
誰もが直面する問題だと思っている。

そして親子関係以上に、
その親子関係を最も合理的に
支えることができる夫婦関係は
土台としてとても大切だということを
夫婦それぞれが心より腹落ちしていることが
良い夫婦のスタート地点になる。

それではトピックに参りたい。


根本原因①〜男女の生物的な違い〜


少なからず普段から感じるところだとは思うが、
"人それぞれみんな違うこと"以上に、
男女は基本的に「同じ人間なのか?」というくらい
普段の生活の価値観が異なる部分がある

その結果、
お互いの気持ちや、して欲しいことを
察することが困難になる

まずはこの困難さを互いが認知して、
互いの性質や欲求を男女の壁を超えて
擦り合わせる必要がある

この段階ですでに面倒臭い。笑

ただ、夫婦という関係を築いた以上、
他人とは一線を画したパートナーであるため、
この面倒臭さを乗り越えないことには、
夫婦関係は前進しない

ここで大切なのは、
男性的な性質と、女性的な性質を
頭にインプットしながら、
その上でパートナーがどんな性質を持っていて、
自分の持っている性質とどういう面で異なるかを、
日々体感し、会話と態度を通じて
理解していくことである

独身で同性とだけ充実した人生を送るのであれば、
不要なプロセスだが、
人間はおそらく男女の絆を深めることに
大きな生きがいを感じる傾向のある
社会的動物なので、
割り切るには一定の熟慮も必要だと思う

そして男性諸君が最も認知しておかなければいけないのが、
2番目の根本原因である


根本原因②〜妊娠・出産・産後の本当の苦しさ〜


女性には生来より、
男性には到底理解することのできない
ホルモンバランスの乱れや、
生理・月経の苦しみがある

思春期から始まる女性特有の
ホルモンや痛みとの付き合いは、
流石にその女性自身が上手く付き合っている
一方で、妊娠以降のプロセスはおそらくその比ではない。

妊娠でお腹の中に子を宿すと、
さまざまな行動制限とともに、
とてつもない不安や責任感、愛情が
どっと溢れ出してくる(んだと思ってる)

そして10ヶ月の壮絶な妊娠期間ののちに、
それと同等かそれ以上の出産を経て、
やっと1人の子をこの世に産み落とす。

産み落とした直後も、
複雑骨折に匹敵する痛みを伴いながら、
昼夜問わず授乳を行い、
排泄のお世話をし、求められれば抱っこをする

まだまだ日本には
家庭は女、仕事は男といった価値観が
根深く染み付いているし、
実際にその方が男は仕事で成果を出しやすく、
女も仕事の成果にとらわれずに家庭に専念できるので、
非常に合理的な分担ではある

ただ一方で、
核家族世帯の増加が進み、
金銭不安や女性のキャリア願望
から共働き世帯も増えていく中で、
この根付いた価値観に流されるのは、
個別の家庭においては
相当なリスクだと考えている

妊娠〜出産〜産後すぐは
かろうじて里帰りなどで、
乗り越えられたとして、
その後の子育ては夫婦を主軸に、
少なくとも手がかからなくなる
10年程度行なっていくことは自明である

にも関わらず、
里帰りをして離れてしまい、
パートナーの苦しみや葛藤を
直に感じずにどうしても他人事として
捉えてしまったり、

里帰りから帰ってきた後の子育ても、
仕事のプレッシャーにかまけて、
ほとんどをパートナーに任せて
自分は仕事を盤石にしていく

気づけばパートナーは、
独身時代に抱いていたはずの
共働き像や家庭像とは
かけ離れた今を憂い、
孤独感にも苛まれる

このストーリーを書いていると、
そんな結果に十分再現よく結びついてしまうような
原因が散りばめられている

産後の恨みは一生であるからこそ、
腫れ物に触るかのように
自分を殺して優しくすることに徹して
自分も潰れるのではなく、
非合理的ではあるが、
妊娠初期から子育ての手が離れていくまでの
大変長い期間において、
病める時も健やかなる時も、
いつでも時間の多くを家族に費やして、
家族最適な身のこなしを
柔軟に行なっていく意識が大切なのである。



以上の2つの大きな
根本原因を鑑みた上で、
良好な夫婦関係を築くための
3つの効果的な助言を
第一子を授かった時の自分に、
それは叶わないのでこれからパパになる人に、
そして自分含め今パパの人のためにも
記述しておきたい


助言①〜妊娠以降のパートナーとの会話と観察〜


初産は当然、
女性も初めての体験である

妊娠出産子育ての先輩は無数にいるものの、
やはり話に聞く限り
一筋縄で行くようなイージーなものではないし、
人それぞれ様々な苦労がある

よって、目の前のパートナーに
しっかりと寄り添いながら、
先人たちの知恵やアドバイスもかき集めて、
夫婦で前に進んでいく意識が大切である

そのための第一歩が会話であり、
言語化できる互いのモヤモヤを、
感情的になることをなるべく避けて
お互いまめに話し合うことが大切になる

そして誰しも不完全な人間であるので、
言語化できない自分の感情や考えは少なからずあるし、
相手に伝わり切らない思いもある

それを承知の上で、
会話にプラスして、
相手の言動や挙動を注意深く観察し、
相手がうまく言語化できていないけど、
して欲しいことや言って欲しいことを
感じ取り、無理のない範囲でそこに努める必要がある

ここを極めていくと、
夫婦で阿吽の呼吸が成立し、
きっと最高のパートナーになる


助言②〜時間が解決するなんて思わない方がいい(特に男性)〜


男性的な人がよく陥るのが、
妊娠出産子育て期は、過度にお互い干渉しすぎず、
時間が解決するのを待とうというものである

これこそ産後の恨みは一生の火種でしかない

女性が体験する
壮絶な苦労の期間に、
寄り添わずに距離感を保つことは、
その女性本人が強く希望するのであれば
まだわからなくもない(それが本心かは注意深く見極めなければならない)が、
その体験を本当の意味で追体験できない男性の
パートナーはどんなに辛くても
寄り添わなければならない

それが子持ち夫婦の使命であり、
夫婦が家族になる時の最大の試練と
いってもいい

この子育てを通した試練の大きさを
漠然と理解しているからこそ、
昨今ではDINKsといった
新たな夫婦の形も一般化してきているのだろう

子持ち夫婦は、
女性がおそらく生涯を通して最も辛い、
子を授かってから全ての子の手がかかり、
また悩みの尽きない期間に、
仕事以上に家庭の問題の優先度を上げて、
それを言行一致させることが大事である

パパの生涯を通して最も大変な経験を
そこに持ってこないときっと家庭も仕事も
上手くはいきにくいだろう

間違っても、
たとえ女性がそう言ったとしても、
時間の解決に甘えて、
寄り添うことから距離を取ってはいけない


助言③〜誠実に衝突する〜


最後は夫婦での衝突、
夫婦喧嘩である

これは皆、ないに越したことないと
思うかもしれないが、
おそらくだがDINKsならともかく
子を授かる時点で、夫婦の衝突や
夫婦喧嘩が起こらないことなどまずあり得ない

起こらないとすれば、
それはお互いが家庭を大事に
思ってないからかもしれないし、

互いが聖人に到達しすぎて
悩みを生じ得ないからかもしれない

でも人口のほとんどが上記に
該当しない凡人であるため、
おそらく大小あれど衝突は起こるだろう

家庭によっては、
DVやネグレクトなどの
深刻な問題にまで発展しているかもしれない

なので問題をずらして考えよう

"衝突しないこと"が正解なのではなく
"誠実に衝突すること"が最適解なのである

人は誰しも、
自分と異なる価値観や考え方を持つ人に対し、
直感では否定的になる

その後の反応については千差万別であるが、
多くはその相手から距離を置いたり、
ある人は苛立ちを覚えたり、
ある人は感情的になったり、
そしてある人は暴力的になる。

もう少し訓練を積むと、
その違いに興味を持ち、
「みんな違ってみんないい」と
異なる価値観を許容して
共存するシステムが育っていく。

ただこの辺りのシステムは、
家族や夫婦の同居を伴う物理的に近い中でと、
友人関係や職場のようなある程度距離のある中とでは、
その対処方法がまるで違うと思っている

今回は家族の問題なので、
衝突を避けるように立ち振る舞うのではなく、
理性的に誠実に衝突することが求められる

それは相手に対し、
反射的に尊敬することであり、
理性的に相手を理解することに努めることであり、
決して人格を否定せず寄り添うことである

よく男女の悩みで
「パートナーが私のことを解ってくれない」
と言った類の悩みを聞くが、
これも訓練を積めば、
上記の悩みの発生と同時に
「でも自分もパートナーに解ってもらえるような働きかけを本当の意味でできていない」
と他責から自責へ切り替えることも可能である。

他人に変わってもらうことは、
到底できることではない。

それよりも照準を自分に合わせ、
自分がどういう態度言動を取れば、
相手が私のことに対し理解を進めたり、
私の欲する行動をしてくれるのだろうかと、
"自分のアクションへの焦点"に課題を
すり替えることが、
自分もパートナーも幸せになるために
とてもとても重要なことなのである。

そして時には自分が変わることが苦しければ、
何かしら環境や仕組みを工夫することで
改善する関係性ももちろんある

とにかく大切なのは、
自分とパートナーの責任割合を0:100に
するのではなく、
限りなく50:50であるかのような
マインドを各々の中に根付かせて
「ではこれからどうするか」を
建設的に話し合う姿勢が大切である



以上が、

子持ち家庭がぐちゃぐちゃになる
2つの単純な根本原因と

良き夫婦や家族を築くための
3つの助言になる

30代はまだまだ子ども中心の
生活になるとは思うが、
自分を含め家族皆が笑顔に、
そして楽しく過ごしていけるように
家庭にも目を逸らさずに
活き活きと過ごしていきたい。

ぜひ今回の意見に対し、
感想質問あればコメントお願いします

特に感想質問ない人は、
今年1年の目標を一言でお願いします!

読んでいただきありがとうございました!

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