日々考えている事の量は女性の方が多いと誰かに聞いたことがある。私もそれに当てはまる方で日々頭の中がうるさい。それも論理的では無く妄想に近い。

自分の考えていることと他人の考えていることは違うのでは無いかと思い、男性の友人に

「何を考えているの？」と聞いてみたことがある。

そしたら「今横を通った人が身長高かったなぁとか考えてた。言語化するまでも無い感覚的な『暑いなぁ』とかそんな感じかな」と思ったよりも何も考えていないことが分かった。

私と他人の見ている世界は違う、目の前の人は思ったよりも何も考えていないこともある。幸せそうで羨ましくなった。

思考を減らしていくには何か作業をしたりする必要がある。ぼーっと何もしていないとつい「あれがこうなってこうなった場合はこうで…こうなった場合のパターンは二つぐらいありこちらの方はこれが良くて…」と何か主題があって深掘りしてしまう。

実は頭が悪いのかもしれない。情報の処理能力が低いからこそ妄想が突き進む。

元々の性質としてあまり考え込まない人というのは存在する。もしくは考えてもすぐに考え終わる人もいる。

妄想に取り込まれて現実かのように認識してしまうのが怖い。

「頭を治す方法って無いのかな」

人間にはスイッチが無い。出来るのはせいぜい趣味に没頭するか寝るぐらいだ。

「寝るか…」

夢の中でも何かが起こる。現実のような夢だった。あぁ、今日も頭がうるさい