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憧れではなく特性からキャリアを選ぶ

仕事を選ぶうえで憧れを基準とする人が一定数いる。CAや商社など漠然とした良いイメージに引っ張られるからだ。

憧れで仕事を選ぶことは悪いことではないが、自分を理解せずに憧れのみで仕事を選ぶのはその人を不幸にする可能性が高い。

憧れで仕事を選び大成功する人もいる。しかしそれは本人の努力と適正が合致しているからだ。

その人が持つ特色と仕事に求められる特色が合っていない場合はどんなに努力してもそれに見合った結果を得ることはできず苦しい思いをするだろう。

仕事が求める特色と自身の特色を冷静に分析する必要がある。

例えばCAなどはお客様へのホスピタリティのある接客に加え、正確な入力とスピード、ストレス耐性が必要となる。

接客能力はイメージがつきやすいがグランドスタッフでは定時出発のために限られた時間での顧客情報入力や対応をしなければならない。

また金額が高く、顧客の緊急度が高いにも関わらず融通が効きにくい移動手段のためクレームが多くストレスのかかりやすい仕事となる。

このようにCAには接客能力だけでは無く、スピード、正確さ、ストレス耐性が必要となる。

接客能力以外は仕事内容をしっかりと把握していないと知ることが難しい。しかしその能力がなければ長期での就労や活躍ができない。

このように職種には複数の必要能力が掛け合わされている。なので表面的に見える必要能力だけでなく、複数の必要能力を確認するべきだ。

そして自分がその特性を持っているか冷静に判断をして仕事を選べば、自身の力を十分に発揮できる仕事に出会うことができる。


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