【詩】虚構世界
もしも、
この世界が全て虚構だとしたら?
友達も、
家族も、
街の建物や自然も、
目に見える全ての物が嘘だとしたら?
時間も空間も、
神という疑わしき存在の、
暇つぶしの末の創作物だとしたら?
何処ぞの誰かは、
勘違いの正義でヒーローになろうとする。
何処ぞの誰かは、
混乱に身を任せ踊り狂おうとする。
また、何処ぞの誰かは、
どん底の中で絶望するか、
飛躍し幸福を抱くのかも知れない。
そんな中、
力不足の僕はどうしたらいいのだろうか?
……ところで、君は誰なんだい?
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