IWONはビジネスチャンスなのか?

IWONはInnovative Optical and Wireless Networkの略でNTTが先導しておこなっている通信の新規格。すべてが光ファーバーで繋がる高速ネットワーク。
世界の名だたる企業が連なって新規格を推し進めている。
ここに中国企業は含まれていない。
そうなったとき、Hub的なものやらルータ的なものはそれなりの企業がつくるのでしょう。
でも工場は中国に置かず、日本に置く?台湾に置く?
国力が落ち、円安の日本に置くのは良い方法だと思うのですが。。。
下請けとなりうる企業がゴロゴロあるとおもいます。
もう瀕死の状態でしょうか?
ものづくり復権、日本復活の起爆剤にして欲しい。
そんなロードマップをNTTは描き、日本国を盛り上げようと考えているのか?
そこは観ていきたい。

じゃあどんなビジネスがあるのか?過去のこと思い出しながら
適当に書き出してみます。
ラストワンマイルをメタルからファイバーに変える作業はほとんど終わっている
(総務省R3情報通信白書によると99.1%)
終端装置の変更とかそんなことはあるのかな?
ファイバーの修繕とかもあるのかな?
工事業者はまだまだ安泰なのかな?

携帯基地局のバックボーンもIWONに切り替えられる。
やっぱり工事業者は安泰か。

プロバイダーは存続するのか?
超大容量のTrafficを裁ける設備を持てるプロバイダだけが生き残れるのか?

バッファローやIOデータやELECOMやらは生き残るんでしょうね?
でも中国の工場では作らせてもらえなくなるんでしょう?
いまから日本国内に工場をつくるか。東南アジアかインドやらに工場を作るか。
日本に工場を作ってほしいものです。

DCも大容量のTrafficを扱える設備を用意できるDC運営業者のみが
生き残るんでしょうね。

HuaweiやZTEなどのコア設備製造会社をつまはじきにするためには
それと同じものが作れる企業がないといけない。
企業は安くて良いものを望むものの中国企業の製品は通信傍受やアメリカの制裁を考えると選択しにくい。IWONの技術をパクるしかないのかな?
彼らはやるのでしょうね?

しかしながらコア部分はもう光化されてるところもあるし、
ラスト10m部分のLANから光ファイバーへの置き換えが活況になるのかもしれません。
個人で利用可能な光ファイバー融着機あたりは売れるのかな?いらないか。

結局、多くの機器がIWON対応機器に置き換えられる特需が来ると思われます。
IWON機器を作れる会社。その機器を作るために必要な機械の会社あたりの株価が今後上がっていくのでしょう。
ゲーマーはこぞって導入する。
そのあたりの業界も回り始めると思われます。

日本企業の発展を進める準備を多方面から協力したいものです。

incurator.co.jp
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