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ダイイングメッセージ

先日、寝る前にトイレに入ろうとしたら鍵がかかっていて戦慄した。

一人暮らしで同居人はいないのだ。ドア越しに人の気配は感じられなかったが、一応ノックしてみたりした。今思うと返事があったらどうするつもりだったんだろう。

マイナスドライバーで外から解錠して無事に誰もいないことが確認できた。何かの拍子にうっかり鍵に触れて戸を閉めたのだと思われる。それはそれで考えにくいのだが、留守中に誰かが侵入してトイレを外から施錠するよりはいくらか可能性が高い。

人生で一番怖かった。そのときのツイートがこれ。

万が一、誰かがトイレに潜んでいて僕の身に危険が及んだとき、何か手がかりを残しておいたほうがいいかなと思ってつぶやいている。

そのくらい孤立しているということだ。独居老人と呼べるほどの年齢ではないが、一人で暮らしていれば年齢にかかわらず孤独死のリスクはある。それを改めて考えるきっかけになった。

また、霊的な何かであって欲しいとも思っていた。霊感はまったくないのでお化けの類は信じていない。しかし、犯罪に巻き込まれるよりはそっちのほうがマシだと考えたのだ。

トイレに鍵がかかっていたというだけでこんなにも色々考えさせられることになるとは…