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ゲームのやりすぎは死に至る!?

突然ですがAPEXって知っていますか?FPSのゲームなんですけどすごく面白くって長時間没頭してしまうんですよね。このAPEXに限らず面白いゲームって時間を忘れて長い時間プレイしてしまうわけなんですけど、実はこのゲームのやりすぎでぽっくり逝ってしまうなんて可能性があるのです。”ゲームで一生を終える”、ゲーマーにとっては誇らしいのかもしれませんが世間一般的にはなんとも格好がつかない最期ですよね。こうした病気はeスポーツが普及し出した昨今の世では非常に深刻視されており、将来競技者を目指す方なんかにはぜひ知っておいてほしいものですし、お子さんがいる方、また一人暮らしになって親の目から解放された方なんかにもぜひ興味を持ってほしいトピックですね。それではゲームのやりすぎで自分の身に起こりうることについて具体的にお話していきたいと思います。

ゲーム障害

名前だけは耳にしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。ゲームに深く依存することによってゲーム時間、頻度などの制限ができない日常生活で他のやるべきことを差し置いてゲームを最優先する問題が生じているにもかかわらずゲームをやめられないといったことが12か月以上(症状が重い場合は12か月以内でも)続いた場合に病気であると判断されるもので、2019年にWHOによって正式に認定された病気です。

ゲーム障害に起因する症状、問題

まず挙げられるのが視力低下、体力低下などの身体機能の問題ですね。これは想像がつくと思いますが、ディスプレイを長時間集中的に見ることで近視になったり、部屋にこもりがちになることで運動不足になったりします。他には寝不足などが原因で遅刻をしたりすることによる学校、職場での人間関係の問題、有料コンテンツへの課金による金銭的問題、ゲーム酔いなどによる頭痛、ブルーライトを浴びることに起因する睡眠障害といった健康上の問題が生じる可能性があります。

ゲーム障害の死のリスク

前述した内容だけではいまいち危険性を感じ取れない方もいると思いますが、ゲーム障害は場合によっては死に至るほどの危険性を秘めたもので実際に死亡例なんかも出ています。「エコノミークラス症候群」というものをご存じでしょうか?長時間座っていることによって血流が悪くなり、血栓(血の塊)ができて肺の動脈をふさいでしまうことが原因で呼吸困難などを起こし、重症化した場合死に至るというものです。これが、ゲーム障害によって誘発されることでゲームのやりすぎによる死のリスクというものが出てくるわけなんですね。

予防方法、治療方法

ゲーム障害の予防策としては、ゲームプレイ時間を短くする、ゲーム以外のほかのことを充実させるといった方法があります。個人的に前者はゲームが好きな人には難しいと思うので後者をお勧めします。友達と一緒にどこかに遊びに行くだとか、服や料理、漫画やアニメなどほかの趣味を見つけることができれば、自然と以前よりもゲームへの関心が薄れ、プレー時間の減少につながるでしょう。それでももしゲーム障害になってしまった場合、治療方法としては、通院でのカウンセリングがメインになっています。重症の場合には入院というケースもあるそうですが、いずれにしろ自己解決しようとしないで専門機関に任せましょう

まとめ

本記事を通してゲームのやりすぎに潜む危険性について少しでもご理解していただけたでしょうか?ゲームは使い方によってはリフレッシュ、ストレス緩和になったり、様々な人との交流の場になるといった良い点が多くありますが、何事も過剰に依存することは自分にとって毒になるということを留意しておきましょう。

P.S.

ゲーム依存に関する書籍が結構役立つみたいなので、気になる方は是非読んでみてください。

子供がゲーム依存でない場合にも役に立つ、わが子との”共感”をテーマにした上手なコミュニケーション方法について書かれた本です。こちらの書籍はkindle版で無料で読めます。出費に抵抗がある方はこちらをおすすめします。

読者からは「ゲーム依存のわが子の言葉にたくさんのヒントがあるということに気づけた」、「お子さんのゲーム依存に悩む方にぜひ読んでほしい」と高評価される良書です。ゲーム依存の子供に対してどう接してよいかわからないといった方は是非読んでみてください。



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