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バービー2023: 予想外の冒険!

タイトル: Barbie (2023)

ジャンル: コメディ/ドラマ
上映時間: 1時間54分
公開日: 2023年8月11日
監督: Greta Gerwig
プロデューサー: Margot Robbie, Tom Ackerley, Robbie Brenner, David Heyman, Ynon Kreiz, Laurence Mark, Amy Pascal など
配給: Warner Bros., Warner Bros. Pictures
ベース: MattelのBarbie
興行収入: $1.286 billion

「ミーハー映画?」って、あなたも思ったでしょ?僕もそう思ってた。でも、そんな単純な映画じゃなかった!

子供向けと軽く見られがちなバービーが、現代のフェミニズムやジェンダー問題に立ち向かっていく。何世代にもわたり愛されてきたバービーだけど、今の時代に彼女の存在が持つ意味は一体何?そんな疑問から映画は始まる。

先入観を捨てて席についたら、目の前に広がるのは、実写と3Dの幻想的な世界。そして、あの伝説のバービーが主役。金髪のロングヘア、青い大きな目…はい、あの定番バービーだ!一方、そんな彼女の影に隠れて、売れなかったアランの悲哀が背景でひっそりと描かれている。

女の子が好きなピンク一色のバービーランドは、ステレオタイプの女の子の
イメージだけど、ダイバシティの今の時代には似合わない。
ピンヒールの靴も女性性の象徴のように描かれているけど、これも現代では
OLでもヒールの低い履き心地を優先したものをジェンダーを意識せずに
履いている。

この映画の真髄は、バービーが現代のフェミニズム、ジェンダーの問題とどう向き合うか、その答えを探す冒険。そして、アランの存在は、社会の中で認められずにいる人々の象徴として静かに語られている。

KENもただのオマケじゃない!彼もまた、男性としての立ち位置、ジェンダーの枠組みについて向き合う必要がある。二人、いや三人の葛藤や成長を通して、私たち観客も自身の考え方や価値観を見つめ直すきっかけを得るだろう。

ちなみに、バービーの名前の由来、知ってる?映画の最後にその秘密が明かされるので、お見逃しなく!

つまり、この映画はただの子供向けじゃない!フェミニズムやジェンダーの問題と真正面から向き合い、アランの悲哀や大人の深いテーマも織り交ぜながら、多面的な視点で楽しめる作品となっている。だから、バービーランドの冒険に一緒に出かけて、新しい視点を得よう!

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