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集中力を上げる4つのコツ

この記事は

脳に任せる超集中術(著者・池田義博)

の読書記録となります。

①メンタルコントロール

心の状態は集中力に直結します。
だから、心を落ち着かせることはとても大切です。

メンタルコントロールと聞くとなにやら小難しく聞こえますが、
実践方法はとても簡単です。

例えば、筋肉の弛緩と緊張を一分ほど繰り返す
それだけでも、心を落ち着かせることができます。
他にも、深呼吸をする自分を客観視してみる、などといったリラックス方法がありますが、どれもやろうと思えばできることばかりです。

ストレスが緩和されれば、生産性の向上にも繋がります。
心の状態を把握することが、集中力を上げる1つ目のポイントです。

②マインドフルネス

常に周りに注意を払うことが集中力を上げる2つ目のポイントとなります。

ここでオススメするのが、マインドフルネスという一種の瞑想です。
瞑想なんて意味があるのか、と思うかも知れませんが、
不思議と人は頭を働かせていないときほど気づけるものです。

目を閉じて深く呼吸をする。
それだけで、数秒前まで気づけなかったことに意識が向くはずです。
雑念があればあるほど、マインドフルネスがうまくいっている証拠です。

他にも、不安を減らしたり意識が逸れそうになったら常套句で意識のブレを修正したりタスクを分散したりすることでも、注意を払い続けることができます。
多少のプレッシャーは、脳によい効果をもたらすみたいです。

③モチベーション

やる気は集中力アップに欠かせません。
気持ちなくして結果がついてくる、なんてことはまずありません。

手っ取り早いのは、競争相手を見つけることなのですが、ここで競うべき相手は、他人ではなく自分です。
自分が相手だと色々な長所があります。

成長が実感できる。
負けても責められない。
勝手に努力する習慣がつく。

自分との競争は利点だらけです。
そしてここで重要なのが、常に記録を取るということ。

変化の記録はモチベーションを上げてくれます。

昨日よりうまくいった! この調子!
というポジティブな気持ちも、
昨日よりうまくいかなかったなあ……どうしてだろう
というネガティブな気持ちも、
結果として成長を促してくれます。

可視化されるとやる気がでますよね。

④コンディション

最後に大切なのは、身体の状態です。
当然ですが、体調が優れていないと集中力は継続しません。

音楽でやる気を起こすとか、睡眠を取るとか、運動するといったことはあたりまえだと思うので、ここは一つ、腸内環境と幸福感についてお話しましょう。

腸と脳は一見深い関係がないように思えますが、実は密接に関わっています。
セロトニン、という別名『幸せホルモン』と呼ばれる物質があるのですが、この栄養素、実は90%が腸で作られています。
つまり、腸の不調は脳の生産性の低下と深い関わりをもっている、というわけです。

食物繊維を積極的に取り入れると、セロトニンが活発になると言われています。食習慣も集中力アップには欠かせないようです。

⑤感想

世界記憶力グランドマスター直伝の集中術というから、無理難題を覚悟していましたが、蓋を開けて見るとなんでもないことばかりでした。
マインドフルネスは早朝に、メンタルコントロールは作業の合間の一時にできそうです。今日から少しずつ実践したいと思います。
ハウツーはあくまで手段の一つですが、やってみないと成果は得られないし、自分に向いているのか、いないのかもわかりません。
まずは当たって砕けろの精神でやってみることが大切だと思います。


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