バーベキューは今年はないか……と半ばあきらめが入りつつ、もともと炎天下すぎるところでの食事もキツいと思う年頃にもなってきました。
今週は以下の２作品。

「サーチ」

「シンクロナイズドモンスター」

どちらも面白かったが「シンクロ～」は好みだった。
彼氏も幼馴染も好みの青年も。基本主人公の周りにロクな人間がいないという中（別に異性で人生が変わる話はいらない。という姿勢でもある）、主人公も何か強烈な想いで自らの人生を立て直す……という姿勢を見せない。

それでも怪獣とシンクロしてしまうという「罪」を背負い、向き合ったというだけで、その後の彼女の人生に幸があるだろう……と思える作品だった。

もっさりしたキャラクターで役作りをしたアン・ハサウェイも魅力的だったが、それでも「この世になかなかいない顔の美人」ということはわかる。それはそれで大変だよな……としみじみしてしまうのは、彼女がスランプを感じたことで「新しい自分」を求めてこの映画の出演を決めたという話を聞いたからである。

ダメな主人公と、このままではダメになると危惧するスターの想いがシンクロしていたのだろうか。面白かったです。