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010.対立意見に感情を乗せない話

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投稿が空きました。
しばし都心の方に出張に行っておりまして。

最近はありがたいことに、それなりの規模の会社の経営会議や、理事会に顔を出させていただく機会が増えてきまして、様々な意見や人間模様を垣間見ることができています。

一昔前(というか私の思い込み?)の会議のイメージは、
「偉い、声の大きい人が話し、ほとんどがうなずきながら聞いている。たいした議論の深まりはなく、ただの情報共有、そして長い。」
でした。

ただ、その印象が少しずつ変わってきています。

先週あった会議。
40代なかばの社長。
すごく理想が高く、熱意のある社長です。
しかし、50代後半の役員と意見が対立する点がありました。
「Aさんの意見は、この点で分かりますし、そういった結論に達するというのも理解できますが、~~の理由で私の考えは異なり、こう進めていったほうがうまくいくと思うがどうか。」
と社長。
方向性が大きく異なる内容だったので、熱が入りやすく、感情的になりやすい局面だったと思いますが、相手の意見を尊重しつつ、論理的に自分の意見を伝えていました。
結果、社長の意見に完全一致はしないまでも、それを加味したいい方向のベクトルに向かう方針となりました。

うなずいて同調するのは非常に楽で、同じ同調でもその中で独自の見解を述べたり、対立意見を出したりするのは、とてもエネルギーの必要なことだと思います。
また、意見が対立したとしても、相手を頭ごなしに否定したり、声を荒らげたりするのでは、相手の今後の熱意を削ぐ結果になりかねません。

私が今後参加させていただく会議でも、存在意義があるよう、感情的にならず自分の意見を述べていければと感じました。

◆ひとこと税務会計◆

そのコンサルタントって必要ですか?
役所への提出書類作成指南を受けためにコンサルタントを入れている、資金繰りが厳しい会社のコンサル契約解除の提案をしました(コンサルの方すみません。。。)。
役所に聞いたらどうでしょうか、と。
コンサルって響きがよくて何かが変わりそうですが、そんな感じのコンサルも多いですよ。


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