隠居中

片田舎で効果的・効率的な働き方を模索する30代公認会計士・税理士・行政書士。 従業員1…

隠居中

片田舎で効果的・効率的な働き方を模索する30代公認会計士・税理士・行政書士。 従業員1名とほのぼの会計事務所を経営しています。 収益拡大の意志はありますが、事業規模拡大の意志はありません。

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000.なかのひと

・30代男性 ・会計事務所代表 ・公認会計士/税理士/行政書士/コンサルタント ・業務割合 2/7/0.5/0.5 ・大手監査法人経験あり ・弱小税理士法人経験あり ・妻と娘の3人田舎のマンション暮らし ・留学経験あり ・欧州バックパッカー経験あり ・英語OK ・FIREしたい ・1億当たっても仕事やめないけど3億ならやめる ・めんどくさがり ■好き■ 妻/娘/旅行/お酒/映画/読書/音楽/お笑い/歴史/ドラマ/海外/投資/電化製品/Apple/Amazon/将棋/ボードゲ

    • 023.いざというときの話

      (616文字 2スクロール) 私の事務所はスタッフがひとりしかおりません。 そんなスタッフが先日急病で入院。 退院時期未定。  従業員が複数いれば、業務をシェアしてさばきたいところですが、当事務所の場合はすべて私がこなす必要があります。  とはいえ、帰宅時間を遅らせ、睡眠時間を削って業務にあたる必要があるかと言われればそうでもありません。  スタッフに過剰な期待と依存をしていないといえばその通りなのですが、 - スタッフの細かいタスクをすべて管理 - お客様とのやり取

      • 022.月日はひたすらに流れる話

        (1045文字 3スクロール) 「若いうちはあっという間だよー。」  大学の卒業旅行で初めて友人と欧州バックパッカー旅行をしました。  年齢にして21歳。  お金もなかったので、いつも寝泊まりは格安ホステルor寝台列車。  そんな寝台列車で、確かウィーンからミュンヘンに行く途中かな。  壁から引っ張り出す折り畳み式の簡易ベッドが、壁の片側に上中下の3床、それが向かい合う形で計6床の1室。  友人と私で片側3床を使い、私は中段に位置。  反対側の3床はドイツ人家族が使用して

        • 021.書いてみたけど消しちゃった話

          (559文字 1スクロール) 文章を書くようになって1か月程度ですか。 とあるテーマで1000文字くらい文章を書いたところで消してしまいました。  調子のいい時はすらすらと最後まで行けるのですが、調子の悪い時はなんやらまとまりのない文章をつらつらと書いて、読み返して結局何が言いたいのか分からんなーと思って足したり引いたり消したり。  書いては丸めてゴミ箱に放り投げて頭を抱えている、漫画に出てくる小説家の疑似体験をしている様相。  結局スラスラと最後までかけたときってのは

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        000.なかのひと

          020.ディベートで論破するわけじゃないなら大人しく待ってなさいの話

          (976文字 3スクロール)  すみません、先日のとある会話の自己反省です。 「あ、それってこういうことですかね?」 「えっと、それに関してはもう対応済みで・・・」  話すリズムが比較的ゆっくりな方とZOOM面談していた時の私の返しです。  相手の次の一言まで、ほんの少し間が空いたと思うや否や、その穴を埋めるように言葉を発してしまいました。  基本的には相手のリズムと共鳴できるような会話を心掛けているはずなのですが、まだ付き合いの浅い方だったという言い訳もあり、私の読み

          020.ディベートで論破するわけじゃないなら大人しく待ってなさいの話

          019.自己承認欲求を満たし他己承認を落とす話

          (896文字 2スクロール) 「俺の若い頃は…」 「これ〇〇ってブランドで…」 「営業成績が全国でトップで…」 「去年の年収が…」 「今こんな仕事してて…」 「〇〇大学出ててさ…」 凄いですねー! と反応はしますが、根本的に私はこちらが聞いてもない自慢話を聞くのが嫌いです。  SNS上の、美しく見えるだけの切り取られた一瞬も、ただの自慢に見えてしまうので漏れなく嫌いです。  羨ましいからなのか、事実が確認できないことが多く誇張に感じるからなのか、その両方なのか分かりませんが

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          018.買ってよかったもの編-オフィスチェア

          (1304文字 3スクロール) 開業してぼちぼち丸6年が経過しようというところです。 もう年齢も30代半ばを過ぎてきました。 20代の頃と比べて体は丸みを帯び(運動しろ)、 髪のパサつきも目立つようになり(ちゃんとトリートメントしろ、タンパク質とれ)、 お肌の毛穴も目立つようになってきました(化粧水塗れ)。  そんな見た目の変化はどうにでもなるのですが、どうにでもならない問題に発展しつつあったのが 『腰痛』 でした。  猫背だし、すぐ足を組むし、決して姿勢がいい方ではな

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          017.所内ルール編-謝るのを禁止にしてよかった話

          (1296文字 3スクロール)  会計事務所を開業して2年ほど経過した約4年前、スタッフを1名採用しました。  一人でのんびりやればいいや、と開業当初は思っていましたが、やはりデータ入力などの事務作業は誰かにパスして、より頭脳を使う付加価値の高い業務に時間を注ぎたくなりました。  なんて言えば聞こえがいいですが、 『単に事務作業が嫌になった』 ということが主な理由だったのは認めます。  採用したスタッフは、当初から丁寧な仕事ぶりで非常に助かってはいたのですが、最初の半年ほ

          017.所内ルール編-謝るのを禁止にしてよかった話

          016.チャットに文章力は不要?な話

          (1159文字 3スクロール)  下記内容は、先日ビジネスチャットツールで受け取った文章に若干手を加えたものです。 ものすごく丁寧で、気を遣われる方だという印象を受けますよね。 私も人としては非常に好きなお客様なので、こんな気持ちになるのは心苦しいのですが、ビジネスチャットであれば で全然OKなんです。  何なら箇条書きで単語だけ並べてもらった方が、こちらの理解が早くてレスポンスも早くなる気がします。  当事務所スタッフとのチャットでのやり取りも、『ですます不要、あいさ

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          015.強制される成長ややりがいはつらい話

          (846文字 2スクロール) 「〇〇くん、よかったね!成長できるよ!」  新人サラリーマンの頃、関わる人間を休職に追い込むことで有名な、自称完璧主義の上司のもとに配属が決まった際、別の上司から言われた言葉です。 え、何がどう成長? 単に誰も行きたがらないところへ、何も知らない新人を放り込むことを正当化する手段として、その2文字をぶつけただけなのではないだろうか。 とてつもない違和感を覚えたのを記憶しています。  そもそも、『成長』や『やりがい』というのは耳障りのい

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          014.おじさんが若い頃にした苦労なんて今の若者には不要かもしれない話

          (1103文字 3スクロール) ふと思い出した3年ほど前の話を。 とある老舗上場企業に会計士の立場で出入りしていたころのことです。  連結子会社を何社か抱えるそれなりの規模の会社であるにもかかわらず、当時50代男性2名と、20代前半の男性1名の3人体制で、日常の経理から連結開示書類まで作成していました。  四半期ごとに会社に寝泊まりするほどの業務量だったようです。  そんな決算時期のある日、経理部屋にお邪魔すると、20代若者の机の上にはとんでもない量の紙資料が積み上がり

          014.おじさんが若い頃にした苦労なんて今の若者には不要かもしれない話

          電話が終わった後に、ボール支配率を表示するシステムってないのかな。 1:99で支配率ぼろ負けの長電話を1時間した後に、他の業務に割く脳みそのリソースがもうない。。。

          電話が終わった後に、ボール支配率を表示するシステムってないのかな。 1:99で支配率ぼろ負けの長電話を1時間した後に、他の業務に割く脳みそのリソースがもうない。。。

          013.長男であることの苦悩の話

          (1316文字 3スクロール)  苦悩というほどの苦悩は特に思いつかないのが実情です。  やりたくないことから逃げ、わがままにやりたいことだけやって、そして長男としての大した責任感もありません。 ごめんなさい。  多分、常に比較される次男の方が大変な気がします。  成長過程でも目新しいことが少なく、二番煎じ感の払拭に、潜在的に抗わないといけないような。  下が異性だったらまた話は変わるのでしょうが。  さて、そんな中でもこれは!といった長男であることの弊害が社会人になり

          013.長男であることの苦悩の話

          012.節約で失っているものってなんだろうの話

          (1028文字 3スクロール) 「もうボロボロですけどまだ使えるっちゃ使えるんでねー。」  使えるっちゃ使えっるものを大事に使っていることで、本当に使えるものを使えていないことによる損失がとてつもなく大きいことがあります。 ちょっと意味不明ですかね。 例えば、PC。  立ち上げて満足に動かせるまで何十分も待たされるような、使えるっちゃ使える使えないPCを使っていて、「遅いからやる気にならない」と敬遠してしまい、PCでできる無限の可能性を放棄している例に、私の住んでいる田

          012.節約で失っているものってなんだろうの話

          011.確定申告や社会保険の制度と計算方法くらい学校教育に織り込んでほしい話

          (1,136字 3スクロール) 「携帯で確定申告できちゃう時代だから、会計士さん、税理士さんは仕事奪われて大変ねぇ。」  よく言われるのですが、大いに結構なことだと思っています。実際、確定申告の作業自体に職業会計人としての付加価値はつけづらく、単価は高くないので、私も積極的には営業活動を行っていません。  それに個人の確定申告なんかはみんな集計期間が1月~12月になってしまい、決算の時期を選べないことから、件数を増やせば増やすほど年初の繁忙感が増して、自分の首を絞めること

          011.確定申告や社会保険の制度と計算方法くらい学校教育に織り込んでほしい話

          010.対立意見に感情を乗せない話

          (854文字 2スクロール) 投稿が空きました。 しばし都心の方に出張に行っておりまして。 最近はありがたいことに、それなりの規模の会社の経営会議や、理事会に顔を出させていただく機会が増えてきまして、様々な意見や人間模様を垣間見ることができています。 一昔前(というか私の思い込み?)の会議のイメージは、 「偉い、声の大きい人が話し、ほとんどがうなずきながら聞いている。たいした議論の深まりはなく、ただの情報共有、そして長い。」 でした。 ただ、その印象が少しずつ変わってき

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