見出し画像

「歴史上の偉人が成功した理由を推理せよ」

小中学生を中心に、一生ものの考える力を育てる「こどもイノベーター塾」

今日のテーマは、「歴史上の偉人が成功した理由を推理せよ」です。

「成功した理由」
ここには、深い意味が込められています。

たとえば、織田信長。
彼について何を知っていますか?
・「本能寺の変」で明智光秀にころされた?
・「長篠の戦い」で大量の銃を使い、武田の騎馬隊を打ち破った?
・教科書には、キリスト教を保護したとか、楽市楽座と言われる市場開放政策を進めたとか、書いてあったかな…

いろんな断片的な情報を知識として覚えている人もいるでしょう。
そうやって、教育を受けてきたからです。

ここで考えてみたいのですが「本能寺の変」「長篠の戦い」「楽市楽座」と
いった知識は、私たちの生活にどう役立っているのでしょうか?
大変、グサッとくる質問ですよね。

戦国時代のことですから、多くの戦国武将が全国統一を目指したはずです。
信長もその一人。

信長は、そのために
・敵よりもはるかに優れた武器を手に入れたいなぁ、と考えたかもしれません。
・一年中戦争ができる兵隊(農民ではなく)が欲しいなぁ、と考え方もしれません。

そのためには、大金が必要ですよね。
大金を手に入れるために、それまでは寺社が仕切っていた商売の世界に切り込み、
自由に商売してもいいよ、許可なんかいらないよという新しいルールを自分の城下町に広げました。
結果として、多くの人が商売を始められる、手数料が安いから商品も安くできる、そうすると多くの人が集まってくるという好循環ができました。
そうやって、人口を増やし、税収を増やしたのです。

そして、キリスト教の布教をしていたポルトガル人と仲良くすることで、銃を大量に手に入れたのはもちろん、国産のものよりもはるかに優れた火薬も合わせて手にいれたと言われています。

また資金力にものを言わせて、専門兵をつくりました。農民兵では、春~秋はコメを作っているので、冬しか戦えません。戦闘で死んでしまっては、次の年の農業に影響ができるので、思い切った戦いもできません。専門兵は違います。日本全国、一年中どこまででも出かけて戦うことができます。

他の戦国大名とは違うルールで戦っているから、強かったわけです。

「成功した理由」
この重要性が伝わったでしょうか?

参加した子どもたちも、こんな学びを口にしています
・信長は、今までの常識を覆した
・信長は、住民たちの立場、商人たちの立場で考えていた
・信長は、鉄砲をうまく使う戦法を考えた
・偉人の人生も、箱と矢印とバナナで表せる
・どんな行動にもかならず理由がある

こんな学びがえられたら、「こどもイノベーター塾」では、
自分の生活の中のどんなところで、この学びを活かせそうですか?
と考えてもらいます。

「教育とは学校で学んだことをすべて忘れた後に残るものである」
アインシュタインの言葉です。

子どもイノベーター塾では、子どもたちに一生残り続けるような
大切な考え方を伝えていきます。

こどもイノベーター塾 詳細はコチラ▼

https://www.kodomo-innovator.com/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?