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【2023CBL】みんなでつくる地域DXビジネス開催レポート

2024/2/1(木)~篠山イノベーターズスクール2024年度生エントリー開始!

2023年度の篠山イノベーターズスクールでは、4つのCBL(地域に密着したプロジェクト実践型学習)が開講しました。
今回は、そのうちの1つ、「みんなでつくる地域DXビジネス」講座についてレポートします!

講師/ファシリテーターは松村亮平さん。
神戸の起業プラザひょうごを運営されているNPO法人コミュニティリンクに所属され、企業や行政とともにIT・デジタルを使った地域課題解決などに携われています。丹波篠山への移住者でもあります。


コミュニティリンク 松村亮平さん


松村亮平さんプロフィール:
ベンチャー企業でエンジニア / プロジェクトマネージャーを経験後、フリーランスとして独立。フリーランス時代に日本の各地域をまわった際に、テクノロジーが社会実装され、地域・社会課題解決に役立つ必要性を感じ、NPO法人コミュニティリンクに参画。 企業と自治体の協働による地域課題解決プログラム「Urban Innovation JAPAN」に立ち上げ時期から携わり、自治体や地域の課題解決に取り組んでいる。 2021年に丹波篠山市に移住。
https://school.tscapital.jp/profile.php?id=66

タイトルに「DX(デジタル・トランスフォーメーション)」とあるように、本講座ではIT・デジタルをつかって地域課題を解決するには?ということを全6コマ通して学び、体感しました。

運営コーディネーターの私はこの講座がスタートする前は、DXというと、ITツールを使って、何かサービスをつくる!というイメージばかりでしたが…
ITツールを使うというのは手段にすぎず、そもそも課題が何なのかを知り、それがどうなるのか?どうなったらいいのか?をしっかり定義することが重要ということを学びました。
DX自体は、D(デジタルによって)、X(どう変わるか?)で、後者の「どう変わるか?」そして「何が変わらないのか?何を価値として残すのか?」という視点が必要だし、そもそもDXは必要ではないかもしれない…というお話が非常に印象的でした。

この講座は、下の内容で開催されました。

みんなでつくる地域DXビジネス

内容

農村地域には様々な課題がありますが、うまくデジタル化を図ることで、解決できる課題もあります。 この講座では、丹波篠山市を舞台に、関係人口や観光、農業などの分野において、行政や地域が抱える課題を抽出する方法や、デジタルを活用した課題解決を実現するビジネスのつくりかたを学びます。 DXをビジネスにしたい方だけでなく、今後自身のビジネスにデジタルを活用したい方や地域課題をビジネス化するプロセスを学びたい方も対象としています。

本コースのゴール

・地域課題を知り、ビジネスにつなげる方法
・農村地域におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)
・仲間を作りながらビジネスモデルを考える

期間 : 2023年7~2024年1月
定員 : 8名
回数 : 計6回

第1回7/15(土) 10:40 - 12:10
オリエンテーション、目的と関心の共有、DX潮流について
第2回9/2(土) 10:10 - 12:10
アイディエーション・ワークショップ、ビジネスモデル構想
第3回10/7(土) 10:40 - 12:10
ビジネスモデルブラッシュアップ
第4回11/18(土) 10:40 - 12:10
先輩起業家の講義、ビジネスモデルブラッシュアップ
第5回12/9(土) 10:40 - 12:10
プロトタイピング、アイディアの仮説検証手法について学ぶ第6回2024/1/13(土) 10:40 - 12:10
学びの共有、今後の展望についての意見交換

詳細は、こちらページご覧ください!
https://school.tscapital.jp/program.php?id=215