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コンサータを飲めば人生が変わる

──『神を裁くな。己を捌け。』──
☆☆☆

 2023年9月12日(火)。20時29分。

 こんにちは。井上和音です。

 正直なことを申しますと、本日仕事を早退しました。寒気が非常に強くなり、有休休暇を取って帰ることにしました。

 家に帰ったら倒れるように寝ていました。寒いのか暑いのか分からない状態に陥りながら、寝ていました。

 夕飯を食べて、お風呂に入りました。少しは元気が戻ってきました。元気というかなんというか。

 血行? 血流? がよくなったというか。眩暈の地獄に中にいましたが、少しは回復しました。

 それよりも見てください。記事の書き始めている時刻。8時半です。いつもよりも早いでしょう。昨日ぐらいからとうとうご飯を早く食べるようになりました。ああ遂にという感じです。

 「こんにちは。年賀いやがらせです。来ましたね。遂に。現世とのお別れの自覚が。井上和音。概念の世界へようこそ!」

 現世とお別れするつもりは毛頭ありませんが、少しばかり概念の世界に触れる時間も増やしてもいいのかなとか思い始めました。

 これが統合失調症の原因だったのかもしれないのにね。飯を食うのが遅いやつは仕事も遅い


 みたいなことを数日前に書きましたが、せかせかとする人間に変わってしまいました。

 もしかしたら今日の体調の具合の悪さもそれが原因なのかもしれないのにね。

 井上さん。統合失調症が戻っちゃいますよと過去の井上さんから言われそうです。

 統合失調症が戻るというよりかは、体調不良が悪化していくというのは可能性としてあります。今日の家に帰ってから、というか、お風呂に上がって元気を取り戻した後の見ためを鏡で見てみましたが、目の周りが真っ黒でした。

 確か、駅から出て自動車に向かう途中で車のガラスに反射する自分を見ても、目の周りが真っ黒で、目のまなこも真っ黒で、リアルに忍野扇さんですかと自分に問い質したくなるくらいに真っ黒な目をしていました。

 自分のことを今まで「イケメンだイケメンだ」と自分で言ってきたような気がしますが、そんな事実はもう消せませんが、今日の鏡に映った自分の目を見たら「イケメンというよりかは疲れているサラリーマンだ」という印象を受けました。

 もう流石に大学生に間違えられることはないでしょう。制服っぽい服装ですし。シャツですね。

 内閣改造の話をすると、国家公安委員長に松村祥史氏。防衛大臣に木原稔氏。熊本県の衆議院議員参議院議員から二人が入閣となりました。おめでとうございます! 是非とも日本を守ってください。凄いポストに熊本タッグが来ましたね。警察のトップと自衛隊のトップですか。すごいですね。

 統合失調症が酷い状態だったら「熊本県の議員が公安トップ。そのうち私が秘密裏に呼ばれるのか」とか思っていたかもしれません。私は何も関係がありません。ポスターでよく見る顔なだけです。統合失調症の私の場合の思い込みはただすがっているだけです。この絶望のような毎日は救われて当たり前だと思ってしまうことによる、救いのあるはずのない手順を縋っているのが妄想の一つだと思います。

 寝込むしかありませんね。パートタイマーで充分にきついし、体調の波も激しいし。根性も無いし。今日みたいに早退してしまうし。私はそんなもんですよ。

 今が限界だとすれば、神さまなり、運命なりに感謝したほうが良さそうですね。限界を見せていただきありがとうございます。私は思いました。この世は付いていけません。公務員試験の応募には一応出しましたが、まあ、受かることはないでしょう。というか、受かったら何が起こるか自分でも分かりません。生きていけるのかも分かりません。どちらがいいのかとか自分で選び取れるほど自分は偉くはありませんが、そもそもが他人から一般就職に道は全て閉ざされていました。就活ってなんでしたかね。もうすぐ私は30になるのですが、まだ就活ですか。それとも。最初から就活なんて無かったのでしょうか。

 概念の世界に閉じ籠るのですかね。これが正解ですか。うわ太陽が眩しい! 人の声が凄い! は、離れろ! ここはどこだ。お前らは天声人語を伝えるだけのロボットなんだろ。アンドロイドなんだろ。

 と。成りかねない。だって統合失調症だもの。本物ですから。ええ知っています。この世は嘘です。この世は嘘と思っていないと辻褄が合わないでしょう。そもそも統合失調症って何ですか。私は記憶の中では同志社大学に居たはずなんですよ。入学して普通に卒業して東京でコンサルティング会社か何かに入って悠々生きていたはずなのですけれども。ええ。もう30ですよ。そろそろ種明かししてもいいのですよ。なんのために私に統合失調症のレッテルを貼ったのですか。ええ、誰に話し掛けていいのかがまず分かりませんね。統合失調症始まりの頃は全員が私のことを知っていて、タクシーの運転手さんに、「行先分かっていますよね。乗せてください」と言ってドン引きされた思い出がありますからね。

 ええ。統合失調症。それだけで充分に書く意味はあるのではないのでしょうか。

 だから異性界小説とかはさ。ほら。趣味の範囲内で。目の周りが黒くなっていますよ。現実に生きなきゃ。明日は休みで精神科に行く日でよかったですね。

 今日はなぜか異世界小説の場面は全く思い浮かびませんね。本当に疲労が溜まっているのでしょうか。

 友人からLINEがありまして、「異世界小説のコンテストに応募してみるよ」と送ってみたら「頑張って」と一言だけ返しがありました。その前に色々と会話を続けていましたが、もしかしたならば、「あーもうこいつ駄目だ」という領域に入ってきてしまったのかもしれません。

 友人を失って後悔するのはもう嫌ですね。

 ご飯を食べるスピードを意図的に上げてから、このとうおこを書いた後に暇が出来るという謎の時間の錬金術を生み出してしまいました。今、21時06分。今までだったら書き終えた時が22時半とかだったので、1時間半ほど時間が作れるようになりました。この間に異世界小説でも書きますか。そこまで本当に追い込んだら、私は本当に統合失調症初期のせかせかしまくっていた時期に戻ってしまいますよ。

 「コンサータの力があれば大丈夫でしょう。実際にお腹って空いてますか。朝食だって昼食だって夕食だって本当は食べたくもなんともないのでしょう。出来れば、サラダ一皿くらいの食欲しかないのでしょう。サラダとチキンと米を食っておけば人間どうにか生きていけますよ。え? その栄養の偏りもあって統合失調症になったのかもしれない? じゃあ貴方は一生統合失調症じゃないですか。わらわら。今日倒れたのももしかしたら栄養が足りていない……いやいやいや。井上さん、自分からコンサータ錠を拒否するような態度を取ったら駄目でしょう。コンサータが無ければ何も出来ないでしょう。コンサータがあれば無理も出来るのでしょう。あはは。あははははははは。あー。

 薬って怖いですね。飲まないに越したことはないですよ。

 飲んだら最後。コンサータ無しでは生きていけなくなります。おーほっほっほ。あーは。

 それとは反対の人間が異性界小説の主人公の荒巻火憐さんらしいですね。荒巻火憐さんは寝不足が得意らしいですから。井上さんと真反対な少女の活躍。ああいう人が主人公になるべきなんですよ。とうおこって、エッセイだけど考えてみれば主人公は井上和音さんという統合失調症と発達障害を合わせ持つ中年のおっさんが主人公なわけで。そうですね。流行りに乗ってみれば、中年のえないおっさんが異世界に飛んじゃってイケメンに変わるというのも流行りの一つですが。なんでわざわざ元気一杯人生満足な十歳の荒巻火憐さんを主人公にしたのでしょうね。ただの児童小説まっしぐらじゃないですか。児童小説コンテストはもう終わっちゃってるのですよね。今回のは大人の異世界小説を求むって書いてあるから、賞は無理なんじゃないのでしょうか。構造の問題。出だしの問題。設定の問題。

 それでも書く価値はあると信じてる派ではありますが。10万字超えたら誰かが評価してくれるかもしれませんよ。荒巻火憐さんのお話はどれくらいの人が読んでくれるかは楽しみですね」

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