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転職エージェントでは教えてくれない。失敗する可能性を低くする転職の重要な基本の考え

こんにちは、最近非常に問題意識をもって取り組んでおりますが、
多くの方に少しでも考えていただきたく共有します。
長年キャリア相談を受けてきて、キャリアを考える上で1番最初に考えないといけないポイントをまず1つご紹介します。
それは、仕事上での価値観の把握です。

これはめちゃくちゃ重要です。
しかし、9割近くの方が、自身の仕事上での価値観を理解していません。

何故重要か?

転職先で大事にしている価値観が
評価されない、理解されない、合わないと、

結果的に、以下のような結果になり、退職に繋がります。

辛くなる。
評価されない。
理解して貰えない。
何やってるの?と怒られたりする。
精神的にきつくなる。

また上位役職に上がって初めて、会社、組織の考えと、自分の考え、価値観と合わないと感じるケースもあります。この場合はとても不幸なケースですが、中間管理職としてとても辛い立場に追い込まれます。

本来組織や会社というものは、目的があって、目的のために組織を作っている訳ですね。
その目的を作っているのは経営者です。
特に創業者は強く持っています。

その経営者の目的や目標、ビジョンに共感するからこそ、
我々労働者は労務や知的資本、経験、スキルなどを組織に提供することで
ビジョンや目的、目標を一緒に追いかける訳です。
これが本来の組織である意味かと思います。

しかし、日本は特に以下のような方が多くいらっしゃいます。

入社時にネームバリューと大きさだけで選んでいる。
組織の目的にはあまり興味が無い状態で選んでいる。
そもそも自社の経営理念やビジョンを知らない。
大学の推薦で入っており、選べてない。
安定している。
潰しが効きそう。
家から近い。
楽そう。
製品やサービスに興味がある。
などなど
だから選んでいる。

組織の目的、目標とは関係がないですよね?

上記のような状態であまり自分自身の心に目を向けず、
働いていくと、40歳前後で、
一体自分は何をしたいのか?
このままでいいのか?
ここにいていいのか?
他にもっと自分にとって良いところがあるのでは?
などキャリア迷子になります。

仕事の価値観が形成されるのは入社して仕事をして3年から5年の間の大きな体験によって作られます。

良くあるのは大きな失敗経験や、
最初の上司からの教えを貰った時の経験などです。
大きな成功体験のケースもあります。

これを大事にしないと上手くいかない。
これをやれば上手くいかない。
逆にこれをやれば上手くいく。
といった、仕事を行う上で失敗しないための最も強い生存戦略が自身の価値観です。

新卒の場合は仕事の価値観がまだ無いのですが、仕事上以外の大事にしている価値観は既に全員持っているはずです。

転職などの活動する前に自己内省や自己理解を行い、過去の振り返りや分析を行わないと、自身の価値観や仕事観に気づかない事もよくあります。

本当の自分は一体何者なのか?
は意外と自分では分かってない事が多いものです。
(これは相当深く内省をしないとわかりません)

また自分が思っている自分と、他人から見えてる自分は実は違います。
よって、自分はこうだ!と思っていても、実は周囲からはそう思われていないし、そのように理解されていないことも多々あります。

要は自分自身を理解するということは、
自分自身をメタ認知する、同僚や上司、部下に意見を聞く、他人からFBをもらうなど多面的に行っていく必要があるのです。

何も準備せずに転職サイトやスカウトサイト、転職エージェントに行き、何となく良さそうだからと転職すると多くの場合失敗する事が多いです。

それは自己理解が不足しているからに他なりません。


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