デートで「どっちの服が似合うと思う?」と聞かれた時の正解。
女性と買い物デートに行った際の定番のやりとり。
「ねぇねぇ、こっちの服とこっちの服、どっちが似合うと思う?!」
これを読むあなたも、何らかの形でこの超難問に触れたことがあるはず。
あるいは、あなたがこの質問を投げかけた側かもしれません。
今回の記事では、“服好き”が考える「どっちの服が似合うと思う?」に対する正しい回答をご紹介します。
その前段階として、2023年 年間ベストセラー『頭のいい人が話す前に考えていること』の中で紹介された模範回答を服好きの観点から解説します。
「どっちの服がいい?」 -頭のいい人の回答-
『頭のいい人が話す前に考えていること』の中では、デートの買い物中に「この青い服と白い服、どっちがいいと思う?」という具体的な質問に対して、頭がいい人はどのように答えるのかという視点で紹介されていました。
詳細な回答は、書店にて立ち読みしていただくこととして、要約すると…
直感的に答える、あるいは自分の好みで答える、ファッションのトレンドを踏まえて答えるといった“自分目線”で答えるのではなく、あくまで相手の思考を整理するために、それぞれのどこがいいと思ったかを質問することで、“相手目線”で思考の整理を助けるべきだと指摘されています。
この回答で“あなたのことをちゃんと考えている”という姿勢を示すことができるそうです。
ただ!
「白と青、それぞれどこがいいと思ったの?」だけで本当に“相手目線”の思考整理を助けているといえるのでしょうか。
次の章では“頭のいい服好き”の回答を見ていきましょう。
「どっちの服がいい?」 -頭のいい服好きの回答-
たしかに“自分目線”の独りよがりな回答は話になりませんが、
「白と青、それぞれどこがいいと思ったの?」だけでは“頭のいい服好き”からすると、もう一歩足りない気がします。
なぜなら、相手の思考整理の補助線をほとんど引けていないからです。
服以外の例で考えるとわかりやすいかもしれません。
彼女が「スマホを買い替えようと思っている」という話になった時、
「iPhoneとGoogle Pixel、どっちがいいと思う?」と聞かれたら、皆さんならどう答えますか?
『頭のいい人が話す前に考えていること』の模範回答にならえば、この場合「iPhoneとGoogle Pixel、それぞれどこがいいと思ったの?」と質問返しをすることになります。
しかし、皆さんがこれまでスマートフォンを使っていた経験からもう少し気の利いた一言を加えることができるのではないでしょうか。
例えば、彼女が現在iPhoneを使用している場合、
「iPhoneの新しい機種に替えた場合は、操作方法が大きく変わんないから直感的にできるかもね!でも、Google Pixelに替えて、心機一転するのも捨て難い!…ところで(彼女)はそれぞれどこがいいと思ったの?」
とまぁ、わたし自身、全然スマートフォンに詳しくないですが、この程度の気の利いた言葉をこれまでの経験で付け加えることができます。
「この青い服と白い服、どっちがいいと思う?」という質問に関しても同じです。
服好きは彼女のみならず、人が着ている服をある程度は見ているもの。その観察眼から次のような気の利いた言葉を、枕詞として加えます。
どうでしょう。
「この青い服と白い服、どっちがいいと思う?」とただ質問返しをする時よりも“あなたのことをちゃんと考えています(いつも見てます)”という感じが増したのではないでしょうか。
当然、この返事はそのまま使えるわけではなく、常日頃からパートナーの服装をちゃんと観察し応用する必要があるため、ただ“頭がいい”だけでできる返しではありません。
より抽象度を上げて解説するなら、
『現状の彼女の服装を踏まえたフィードバック(このとき現状から考えられる両方の良い点を並べることで相手の思考整理の補助線を引く)
→ それぞれどこがいいと思ったの?』
是非、皆さんが「どっちの服が似合うと思う?」という超難問に出会った際に応用して見てください。
(↓アフェリエイトリンクではないので、立ち読みで十分です)
(↓該当箇所が紹介されている記事です)
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