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勉強は「質」か「量」か。

48回目の投稿

 みなさまこんにちは。

 高校生は1,2年後の大学受験に向けて受験勉強をやっています。私の学校も高校1年生のころから受験対策をしろと、しつこくいってきますね。

「受験勉強」と「学問」

 受験のためにやる勉強「受験勉強」と、興味本位でやる勉強「学問」はやはり別物でなのではないでしょうか。

受験勉強で求められるのは「成果」です。いかに模試、入試で点数を取れるようになったかがすべて。

 大学入試で求められるのは膨大な知識だけでなく、それを応用して動かす能力も求められます。そうともなると、たくさんの「量」を意識した勉強が必要になるのは間違いないです。

 それに対し、文学や数学、自然科学などについて勝手に興味をもって勉強する「学問(教養)」においては、「量」も「質」もあまり関係ないのでしょう。実用的なスキルとして身に着けるわけではないですからね。

「受験勉強」の「質」を上げる

 この「質」というのは、言い換えると「勉強効率」です。勉強効率が良ければ1時間で「2」勉強できるよね、というもの。

 普通の人が1時間で勉強する「1」という「量」を2倍にする、それが「質」の役割です。だから受験勉強における「質」は結局「量」を上げるための「燃料」みたいなもの。

 「質の向上」→「実質的な量の増加」→(能力の向上)→「質の向上」…という順番で能力が開発され行くと思います。

 ただどこから始めるか、です。「質」から始めるのか「量」から始めるのか。

 私はやはり「質を上げる」ことから始めるべきだと思います。「まずは量」とよくいわれます。とにかくたくさんやれば「習慣化されて」勉強できるようになる、そうなると「質」が上がっていくのだそうです。

 ただ「習慣化する」とかそういくことではなく、勉強の根底にある「興味」がないと勉強しても実質的価値0ではないでしょうか。

 最後の子供時代である「高校3年間」をただ「大学受験」という一回の試験のためにすべて使い果たすのは、正直もったいないです。どうせなら勉強を「楽しんで」やらないと、です。時間も短縮して他の運動とか趣味とか恋愛に使うことができますよね。

 受験勉強での「質」は「時間効率」、学問での「質」は「面白さ」です。受験勉強と学問は少しニュアンスが違います。しかし、「受験勉強」は「学問」に包含されています。だから、「受験勉強」は「面白くする」ことが可能なはず

 いろいろな「先生」を見ていて思うのですが、「教養が深い先生」は話が面白いし、人生も楽しそう。どうせ勉強をするのなら「興味」をもって、かつ「たくさん」やりたいものです。。。。

 お読みいただきありがとうございました。

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