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お初!和漢ブレンドティー感想

でかい駅構内に1軒はある健康美容志向の店。

価格は高いが普段行くようなドラッグストアではお目にかかれない珍しいものもあるので楽しい。

前から目をつけていたものを買うことにした。

最初はギョッとした。
ちくわと黒豆の詰め合わせそのもの。

お茶……?
これを「TEA」と呼んでいいのか……?
と思ったけど既に黒豆茶もあるし、いいんだろう。

入っているのは
黒豆
棗(ナツメ)
龍眼(リュウガン、ロンガン)
の3つ。
ちくわに見えたのが棗だった。

和漢ブレンドティー というカテゴリーらしい。
確かに紅茶でも、ハーブティーでもない。

棗にはストレス軽減や貧血予防など様々な効能がある。
黒豆にはカルシウムやイソフラボンが含まれている。
どちらも特に女性に嬉しいかも。
あと龍眼。
恐山さんが食べてライチだ!と言っていた覚えがあるので、名前の割に怖ろしいものではないという確信があり、購入に至った。
これも疲労回復等様々な効能があり、いい食材しか入っていない。
嬉しいねぇ。

飲み方は大さじ1杯分にお湯を入れて2分ほど蒸らすだけ。
簡単。

お湯でふやけたら食べることができる。

床に使用済みティーパックを置く所まで来た私のような怠惰にとってゴミが出ず、食べもできる嬉しいお茶だ。

公式HP

ちゃんと抽出できるのか不安だが、パッケージ裏の説明通り2分ほど待つ。


飲む。


!!!!!


ほんのり甘い感じ!!!!!

黒豆の香ばしい風味と意外にもマッチしていてこれはおいしい。

渋味や苦味は一切ない。

爽やかな林檎に近い甘さが少しあるくらいだ。
この甘さも果実由来の甘味っぽいので後味がスッキリ。
黒豆のホクホクした丸っぽい味が締めてくれる。

良い過ぎる。

さて、ふやけた状態も確認。

ふにゃ……

上が棗。
真ん中に芯があるので穴が開いてる。
ちくわの亜種みたい。
これおでんとか煮物に入っててもちくわの仲間に見られるんじゃない?
もちろん練り物とは一切関係ない。
食べると林檎の味と食感(固ーい奴ではなく、水分を吸ってショキショキした感じ)だった。
食物繊維の食感。
お茶自体の味の大半は棗のものだと思う。
ミニマムすぎる林檎を食べてるみたいでおもしろい。
ていうか棗を初めて食べた。
アラサーになってもまだ食べたことないものってあるんだ。
未知の味が全然身近にあるものと似てるのもなんかおもしろいな。

下段左はもちろん黒豆。
食べられるまで柔らかくなるか心配だったけど要らぬ心配でした。
皮がちゅるちゅる剥がれていくのは温度か、それともかき混ぜ方が雑だからか……。
箸で潰せるくらいには柔らかくなっている。
煎った香ばしさが鼻を抜けていって楽しい。
一粒が結構しっかりしてて食べ応えがある。
食べた途端なんかめちゃくちゃ異常においしいと感じてしまった。
体が欲してたのか?

下段右が龍眼。
水分を含むと白くてほにほにの物体になるのね。
なんか何か間違えた気がして本当にこれ龍眼?ティッシュじゃない?コットン?とか思ってしまった。
ええい、いったれ!ムシャ
……。!!!
めちゃくちゃライチ!!!!
お湯でふやけた乾燥ライチ!!!!
ジェネリックライチ!!!!
ライチの甘味も棗の味に近い所があるから合うのかも。
おいし〜
配合上他の2つより少なめに入ってるのが残念だと思うほどおいしい。
龍眼いいね。
気に入った!

飲めば飲むほどおいしいかも。
ただ油断すると食べることでお腹いっぱいになる。
黒豆のホクホクと棗の食物繊維で3杯目からお腹が満たされてしまった。


総合の感想としては意外とおいしい 健康に気にせずガブ飲みできる。
しかし食事前ならお腹の許容量は必ず確認してほしい。かな。
あとそれぞれの食材の味がわかって良い経験になった。
薬膳と紅茶への知識欲が掻き立てられて、もっと食材やお茶に興味が湧いた。

おもしろくて楽しかったのでもっと飲んでいきます。

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