狂気の桃鉄ガチ勢
狂った様に桃鉄をやってたんですけど、先日やっとのことで10年1000億を達成しまして、ようやく一区切りが着きましたよ。
以前、一生ひとりプレイを回してるって記事を書きましたけど、あれからホンマにずーっとひとり桃鉄をやってました。やり過ぎて2回くらい、キングボンビーの夢見ましたからね。終わってますよ。
ただ桃鉄のひとりプレイって、10年1000億ってのが一応の区切りであるんですよ。称号がどんどん追加されていくんですけど、最後の称号が10年1000億で貰えるんですね。ここ1週間は永遠1000億を溜めるために、死んだ顔でサイコロを振り続ける日々でございました。
ってかもうこれは、俺の性格が悪いんですけど、ハマってしまうと、おかしいくらいのめり込んでまうんですよ。時間、体調、環境を度外視して、ひたすらにやってしまうんですわ。しかもハマるものが、自分でもわけわからんのですよ。
例えば3年前くらいですかね。ハマったのが、「ノンカロリー人間計画」なんすよ。
ゼロカロリー食材ってあるや無いですか。こんにゃくとか、セロリとか、腹に溜まるのにカロリーがない食材ですよ。
んでお腹が一杯だと何も食べたくなくなるでしょ。しかも空腹を感じる時に、「栄養が足りてない!」とは思わないわけですよ。腹が減って力が出ないと思うことはあっても、栄養が足りなくて力が出ないと思うことはないわけです。
よって行き着いたのが、ノンカロリー人間です。ノンカロリーの物を食べて、お腹いっぱいにし続ければ、最終カロリーがいらなくなるんやないかと。
ビビりましたよ。
足震えて、階段登れんくなるとはな。
そう、これくらいやってまうんよ。
ノンカロリーやってる時だって、途中思ってました。「あれ?椅子から立ち上がれない...?」とかってさ。
でも、ノンカロリー人間を目指すことが自分の中で楽しすぎて、全然気にならんくなっちゃうんですわ。狂ってまうんですよ。
そんな人間に桃鉄なんて渡したら、そりゃ昼夜問わず桃鉄しちゃいますよ。ただの桃鉄ガチ勢ですよ。
桃鉄のガチ勢っすよ?
「アンパンマンガチ勢(アラサー男性)」の次に気持ち悪い人種やないですか。
そんな桃鉄ガチ勢と化した私でございますが、ガチ勢ですからセオリーって物を覚え出してくるんですよ。まぁ8割運なんすけど、その中でも立ち回りがありまして、それが段々キモオタになってくるんですよ。
僕らガチ勢はまずスタートから違います。
桃鉄エンジョイ勢の方々は、すぐさま目的地に向かいますし、ちょっと知ってる人なら房総半島のナイスカードを狙いにいくでしょう。
ですが、ガチ勢は違います。
僕らがまずすること。
そう、リセマラですね。
房総半島でカードを取って、体制を整える必要がありますから、目的地が近距離だった時点でまずリセット。そしてカードを引きに行って、1回目で変なカードが出るとまたリセット。コレを何十回と繰り返します。
そしてカードが引けたら、まず沖縄。ダビング駅で一枚カードをダビングしまして、すぐさま佐多へ移動。カードを売って、ダビングカードを買い込みまして、指定うんちを買いに行き、目的地に一生つけない状態を作り出して、やっとゲームスタートでございます。
どうです、みなさん。
超気持ち悪くないっすか?
ただひとりで桃鉄をして、毎回思う事なんですけど、ホンマに相手がコンピューターでよかったですよ。
ガチ勢との桃鉄ってマジで相手にとって地獄なんすよ。そもそもリセマラしてますし。勝てるわけが無いんすよ。
んなもん、やってること3歳児以下ですからね。自分が負けそうになったら、電源切ってもう一回ですから。ほんと、成人しててよかったっすよ。こんな姿オカンが見たら、一筋の涙を溢すに決まってるもん。
そんで体制整ったら、次にすることは高額カードの複製、転売ですよ。ノーモア映画泥棒待った無しの違法行為で、バカほど金稼ぎだしたと思ったら、目的地にウンチ置かれて10年間目的地につけずにゲームが終わるんですからね。
しかもガチ勢は、早い段階で刀狩りカードを買いに行くんですよ。桃鉄を少しでもやったことがある方なら、このカードのことはご存知でしょう。このカード、人のカードを奪えるんですね。
コンピューターからしたら、1年目の段階で勝算を全て奪い取られるわけです。少しでも妨害カードを入手すればすぐさま奪い取られ、目的地にはたどり着けず、ひどい時には一年以上眠らされたりするんですから。
ほんとに相手がコンピューターでよかったですよ。
友達にコレをやって、庭に火炎瓶が投げ込まれても、俺警察いけへんもんな。
ですが幸いにも1000億を達成した事で、俺の桃鉄ブームは完全に終わりました。熱い時はとことんですけど、冷めるのは一瞬ってのも俺の癖みたいなもんでしてね。もう今は、桃鉄にほとんど興味が無くなりましたし、「うんち」とか汚いなぁと思っています。しっかり、賢者タイムです。
そして今ハマっているのが、デトロイト。
人の形をしたアンドロイドが生活に浸透し、人々が仕事を奪われ、アンドロイドを蔑ろにする近未来の物語でございます。
2ヶ月後、自分はアンドロイドでない事を否定できないと言う地獄の思考実験から抜け出せない様な気がして、少し震えながら昼夜問わずデトロイトを続ける、今日この頃でございます。
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