飛行機を運転したいのに車の教習所にいる
飛行機を操縦したいのに車の教習所にいるような感覚がずっとある。
理想を手にするためには理想の環境にいなくてはならないはず。車の教習所にいてもいつか飛行機が運転できるようになるとは限らない。これは祈りに近くて、ある日突然車がなくなり飛行機しかない世界になったとか、教習所の教官の伝で飛行機を運転できるようになったとか、そういうものの祈りに近い。
しかしその実は牢獄みたいなものでそこから脱出しなくてはそれを実現する新しい素材はやってこない。スプーンがないと牢獄を脱出できないのと同じ