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投資には哲学、人生のスタンスが大切 #004

来年から新NISAが始まる。証券業界にとってはまさに追い風であり、これからたくさんの報道がされていくと思います。

そして、神学論争でもある、アクティブファンドかインデックスファンドかという議論も盛り上がるのが常です。

金融商品の選択は良し悪しで語られることが多いのですが、私は違和感を持っています。もっと自分の好き嫌い、主観的に人生スタンスを持って判断すればいいと思っています。

私自身は、オリジナリティや希少性を高めることに価値を感じているため、みんながインデックス(パッシブ)を推奨するなら、アクティブを積極的に選びたいと思っています。

事実、最初の頃はインデックスファンドに投資をしていましたが、学びにつれて、自分の人生のスタンスに合う、アクティブファンドを買うことに切り替えました。

また、納得できる企業は個別企業にしっかり投資をするようにしています。

皆さん自身は、どのような投資哲学を持っていますか?

私は人生をアクティブに生きたいという哲学から、積極的なファンドに投じるようにしています。以下で詳しく述べたいと思います。

書店に目立ち始めた新NISAコーナー

新NISA関連書籍はしばらくブームになる

昨日、大型書店を訪れた際、ビジネス書や金融関連のコーナーで新NISAに関する書籍が目立ちました。

報道の過熱と共に、証券口座開設の広告も増加しており、来年からの投資者が増えることが予想されます。

このような市場の変化に伴い、新たな投資家の参入も加速するでしょう。投資初心者向けには、インデックスファンドの購入や手数料の低さが常に議論されますが、投資における自身の哲学を明確にすることが重要です。

良し悪しではく、好き嫌いを尊重した投資選択

投資市場での価値判断において、「好きか嫌いか」という軸が重要です。

金融商品の購入のような決断も、経済的な観点だけでなく、個人の価値観を基に行うべきです。

私は、自分の好みに基づいて投資することを重視しています。インデックスファンドに代わる、共感できるアクティブファンドと個別銘柄をポートフォリオに組み入れています。これにより、ファンド運用の理解を深めることができます。

積極的な投資戦略は学びへの投資も兼ねる

「おおぶねシリーズ」や「ひふみ」のようなアクティブファンドの商品を選び、それらの銘柄を深く理解していけるように学んでいます。

またそこからの学びを応用して、個別銘柄への投資も行い、ファンドが参入する前に小規模な会社への投資もしています。

インデックスファンドは手数料が安いですが、ただ放置することになりがちですので(つまり、放置したい人には向いている)、投資行為において、自分の意識を向けられるものに選択することが大切です。

超高い手数料を要求する会社には投資しませんが、適切な手数料であればアクティブファンドへの投資は有意義です。

アクティブファンドの手数料は勉強代

意味のあるお金の使い方ができれば、アクティブファンドへの投資は学びと成長の機会を提供します。

実際に身銭を切っているがゆえに、ファンドマネージャーとの対話や、運用レポートを読み込む深さが変わります。

なぜ、どのような論理で投資しているのか、なぜ売却したのか、他の投資先に比べて何が優れているのか?といったことをプロの方から学べるのであれば、それは意味のあるお金の使い方だと思います。

もちろん、タダでもレポートは読めるといいますが、人間の意識はやはり当事者になって始めて研ぎ澄まされます。

あ、この企業はファンドに組み込まれていたなということを学び、意識のフックに入っていると、なぜその会社が強いのか、これからどうなるかという構造への意識が向いて、他の人より深く学べます。

こうしたアプローチにより、経済的な知見が深まり、ビジネス感覚が磨かれます。

毎月積立を厳選した先に行い、プロからレクチャーを受ける、こうした学びのサイクルを回していくことで、人生が豊かになっていきます。

以上が、投資に関する私の現在の考え方です。これからも、アクティブに生きたいと思います。

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