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くらし と 音楽 #03 Part.3

こんにちは、インビジです。

Paris Design Week 2023の準備もいよいよ佳境となり、社内もより一層慌ただしい雰囲気になってきました。

公式サイトでもインビジについて紹介されています。
お時間ある方は是非こちらもご覧ください👀


さて、「くらし と 音楽」第3弾もいよいよ最終回となりました。

🌱 過去の記事はこちらからご覧頂けます 🌱
くらし と 音楽 #01
くらし と 音楽 #02
くらし と 音楽 #03 Part.1
くらし と 音楽 #03 Part.2

今回も引き続き「最近見つけた気になる曲」をテーマに、インビジメンバーがピックアップした曲をご紹介します。


最終日となる本日は、インビジのfellowsメンバー、それからボスであるインビジ代表による選曲です。


「fellows」とは?
インビジには、社員とは別に「fellows」と呼ばれるメンバー達がいます。
普段はフリーとしてそれぞれ様々な場所で活動していますが、インビジと密接な協力関係にあり、主にプロジェクトベースでインビジの活動に力を貸してくれる頼もしい存在です。

それではいってみましょう🏃


🌱 🌱 🌱


Yoichiro Hatayama (CD HATA)

畠山 洋一郎
サウンドアーティスト / プロジェクトマネージャー

FUJI ROCK FESTIVALなどの野外フェス出演、アメリカやオーストラリアへの海外ツアーも行うバンド活動をしながら、CD HATA名義のテクノDJとしてもヨーロッパツアー、楽曲制作など多彩な音楽活動を継続中。
豊富な音楽経験、人と音との関係を重視したプロジェクトマネージメントも行なっている。

01. Ry Cooder & V.M. Bhatt - A Meeting By The River

思わずShazamしても、あとで聴いてみると「あれ?なんでこの曲Shazamしたんだろう?」ってなって、あとからは、そんなに聴いたりしない場合が多いんですが、この曲は「やっぱいいなぁ〜、さすがライ・クーダーいいなぁ〜」って曲です。

02. マイク・ブルームフィールド & アル・クーパー - His Holy Modal Majesty

「へ〜いいじゃん!」と思ってShazamしたら「あっこのアルバム持ってたわ!」ってことも良くあるんですが、そんな曲です。
ちなみにウチのバンド、ツアー中に車の中でマネージャーが曲をかけてて、メンバーが「このバンドいい演奏してるね〜」って言って、みんなも「いいね〜」って言ってて、「このバンドだれ〜」って聞いたら、「これ、あなた達の昨日のライブの録音ですよw」って言われたことがありますww

03. スティーヴ・ヒレッジ - Hurdy Gurdy Glissando (Live)

これもShazamしたことあるリストに入ってた曲で、なんかよくわからない音楽だけど、結局こういうの好きかもなぁ〜って曲です。


Nozom Yoneda

米田望
プロデューサー / コンポーザー / サウンドデザイナー / プロダクションマネージャー

1977年生まれ。石川県金沢市出身。
東京都在住のフリーランスの音楽家。
映像の音に関するプロフェッショナルとして数々のプロジェクトに参加している。

01. SOYUZ (СОЮЗ) Ft. Kate NV - I Knew It

6月8日 17:15
その日、僕は娘と二人で阿佐ヶ谷のパールセンターの地下にあるダイソー ピーコックストア阿佐谷店にきていた。まずは目的のおもちゃコーナーで新作のスライム(とろみが強く、ネットでの評価も高い)を探しはじめた。その時に爽やかな風が吹くような、優しくもどこかしらJAZZYなテイストのある良質なポップ・ミュージックがかかる。聞き逃してはいけない予感がして、急いで shazam を立ち上げる。バート・バカラックにジョアン・ジルベルトなどの軽やかさを混ぜ合わせて、現代的な音楽へと変換したような曲だが、最後には深く歪んだエレキ・ベースが炸裂する。

02. Veronica Falls - Tell Me

17:18
3分後にかかったのは、先程の曲よりバックビートの効いた、ややビートルズの影響が感じられるソフト・ロックが続く。ノルウェイの森のようなミクソリディアンのモーダルなメロディーをベースとしているが、サビは4度上のサブドミナントマイナーへと移行する。興味深い。すぐさまスライムのレビューを見るのを中断してshazam を再び起動した。実はこの状態になることは来る前からわかっていた。DJダイソーの選曲は抜群にうまい。僕のポップセンスは阿佐ヶ谷の百均で養われている。

03. The Leisure Society - Everyone Understands

17:22
4分後、3曲目もまた聞き逃すことは難しい。タタッタットタッタット。三拍子の二拍目までを付点八分で割り最後の一泊を強拍としたリズムに、カントリーのような牧歌的なギターと歌が入ってくる。サビになると、QUEENやYESなどのやや前衛的な音楽からの影響なども感じられて、冒頭のリズムのルーツを理解できる。とはいえ、とても分かりやすい楽曲なので、この曲のテクニカルな構造に一般のお客さんは気づくことはできないだろう。百均に集まるような、年齢も性別も、性格もセンスも全てが違う、正に雑多な人々がいる場所で、誰もを不快にさせずに、良い印象をもってもらうための選曲はとても難しいはずだが、彼はその偉業を成し遂げている。娘に手を引っ張られると、僕は我に返り、現実に連れ戻された。選ばれた二種類のスライムの会計を済ませて外に出る。この間9分35秒。


Kenjiro Matsuo

松尾謙二郎
インビジ代表

「音楽を拡張する」というテーマで多角的クリエイティブをつづける。
その幅の広いスタイルから多くの音楽表現に挑戦し続ける。


01. 大石晴子 - 発音

最近好きなボーカルの女性大石晴子。こういう気だるい雰囲気で影のある歌の人は好きですね。

02. 藤原ヒロシ - Natural Born Dub

ちっとも新しくないけど。その昔海外生活してた頃の思い出の詰まった曲です。

03. Doctor Rockit, Matthew Herbert - Runner On Hastings Beach

こちらも海外生活時に「自分の作品テーマ」を探しているときに出会った一曲。とても影響を受けました。

04. フランク・オーシャン, Eari Sweatshirt - Super Rich Kids

最近いいなと思ったけど新しくない曲。

05. Polo & Pan - Bakara

割とShazamを使って探すこと多いんだけど、これがなんの時に調べたかは思い出せない。けれど自分の好きそうな感じだなぁと変に感心してしまった曲。

06. Stephan Moccio - Sea Change

最近でも無いけど、とても気に入ってる曲です。すでにいろんな経験とリンクして淡い切ない気持ちにしてくれます。


🌱 🌱 🌱


いかがでしたでしょうか。

この記事で紹介した曲をまとめたプレイリストは以下からお聴き頂けます。


3回にわたってお届けしました「くらし と 音楽 #03」、楽しんで頂けましたでしょうか?

このプレイリストを通して、あなたに音楽との良い出会いをもたらすことができたなら、我々インビジにとっても大変嬉しいことです。


それではまた次の記事でお会いしましょう👋


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