苦痛を和らげる脳内物質エンドルフィンの出し方(初級)

今日は苦痛とそれを和らげる方法を考えていました。

苦痛が多い人生だと、早く終わってほしいと思ってしまうのも無理はなく、死にたみという感情も、死にたくなるほど苦しいか、これから将来的に苦しくなりそうだから、苦しみから解放されて楽になりたいという表現だろうと考えていました。

昔には人間が苦痛に見舞われるのは原則であると考えた人もいたようです。

もしも苦悩が我々の人生の最も手近かな直接の目的でないとしたら、この世に我々の現存在ほど目的に反しているものはまたとないであろう。というのは、人生にとって本質的な困窮のなかから湧き出てくる絶え間のない苦痛ー世界は到る処この苦痛に充ちているーが目的のない純粋に偶然的なものであるだろうなどと考えることは、実に馬鹿げたことだからである。それぞれの個々の不幸は、なるほど、例外のように思われる。しかし不幸一般は、原則なのである。

ショウペンハウエル、斎藤訳、自殺について、岩波文庫、p.47

しかし、苦しい苦しいと言っていても、同じことをぐるぐる繰り返しているだけだから、いい加減、マイナスのループから抜け出そうと思いました。

そこで、苦しみを和らげるための脳科学を適当に調べていたら、どうやら、「エンドルフィン」という物質を出せば良いらしいとわかりました。

現時点で分かったのは、30分以上の有酸素運動、とりわけランニングが有効ということでした。

確かに、思い返せば、公園を走り回っていた小学校の時の私は、死にたみが生まれる瞬間がなかったと振り返りました。

「苦痛を和らげる脳内物質エンドルフィンを分泌させるため」という目標を持って、これからできる限り毎日30分走ろうと思います。また、それ以外でより簡単なエンドルフィンを分泌させる方法も土日に調べたいと思います。

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