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B型肝炎について

今日は、「B型肝炎」について執筆をします


テーマチョイスの背景


私は某法律事務所のB型肝炎訴訟のお手伝いをしています。
法律事務所は多数ありますが、1月から某俳優さんがCMをしているは行から始まる法律事務所です(ヒント出しすぎ)
そこで、B型肝炎について知らない人もいるのではないか、就業先の法律事務所しかできない取り組みについて紹介します。

QそもそもB型肝炎ってなに?


A長く話すと分かりにくいのでポイントでまとめます!
・B型肝炎ウイルスに感染した状態の総称を言います。
・発症すると肝炎や肝硬変、肝臓がんの原因になりやすいです(死因が肝硬変や肝臓がんでもB型が直接原因とは限らない)
・自覚症状がない
・感染経路は母子感染か、注射器の使いまわしや刺青
・急性肝炎と慢性肝炎とある

Q一番の原因は何?


A注射器の使いまわしによる集団予防接種が多いです。今ではあり得ませんが、昔は、費用を抑えるために注射器の使いまわしがされていました。

Qつまり国民は被害者?


Aそういうことになります。そして国が「してはいけないことをした」ことを認めたため、「給付金で和解したい」ということを公表したのです。しかし、実際に問い合わせしている人は数少なく、実はもっと被害者がいるため、CMで宣伝をしているんです。

Q恥ずかしくて相談できないけど・・・


Aご安心ください!最初は皆さんそうおっしゃいます。

Qどんな人が給付金の対象なの?


A昭和16年7月2日~昭和63年1月27日の間に生まれた人か、満7歳までに集団予防接種を受けた人です

Q私は対象外なんだけど、親族(両親・配偶者・兄姉)が対象なんだけど・・・


A親族が生存していればその方からの相談で対応できます。万が一お亡くなりになっている場合、相続人の方が手続きをすることで給付金を受け取ることができます。

Q対象期間に生まれたけど言われたことがない・・・


A保健所で調べることができます(無料の場合もあり)

Q親族とは疎遠で連絡ができない


A弊所がご相談者様の代わりになってお手紙で連絡をします。しかし、親族の人によっては「協力拒否」という場合もありますのでご了承ください!

Q弁護士に相談したいけど、相談料かかるんでしょ?


Aいいえ!弊所は相談費用無料です!

Q友人からお宅の報酬は高いって言われているんだけど・・・


Aご相談者様に代わって戸籍の取得やカルテの取得をしているので他の法律事務所よりは少し高いと感じる人がいるのは事実です。しかし、弊所にしか対応できないことをしているということも理由の一つであることをご理解ください

Q集める資料はたくさんあるんでしょ?


Aご相談者様で用意していただく書類は、「血液検査結果報告書」「母子手帳」です。母子手帳が無くても安心してください!

Q他の法律事務所との違いは何?


A弊所では他の法律事務所とは異なり、次の条件に該当した場合、給付金を請求することができます。
①母親及び兄姉が死亡しており、検査結果の取得ができないため母子感染否定ができない場合
②母親又は兄姉の生前80歳以上の検査結果が得られない場合

Q他の法律事務所に相談したら断られた


A上記の場合の他に、「母子手帳がない」「母子感染が確認できないから対応できない」場合でも対応できます!

Q給付金をもらえるまでにどのくらい期間がかかるの?


A1年半~2年はかかります。その理由は、戸籍の取得やこれまでにかかっていた医療機関へカルテを取得し、提訴をするまでに約1年、提訴をしても、2段階精査のため、そこから更に1年とかかります。また、兄姉が多い場合やたくさんの医療機関にかかっているとさらに期間を費やすこともありますが、弊所ではなるべく早く提訴できるように迅速に対応をしています

Q給付金って税金がかかるんでしょ?


A給付金は「非課税」で「所得税も相続税もかからない」です。また、確定申告不要です

Q非課税って事は、後期高齢者医療保険料の負担割合の計算に必要な所得に含まれないってこと?


Aその通りです!

Q国と和解した後に原告が亡くなった場合給付金はどうなるの?


A給付金は支給されますが、非課税ではなく、相続税の対象になります

いかがでしょうか。
このコラムがみなさんの参考と相談のきっかけになれば幸いです


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