廬 -ゐほり-

心赴くままにつらつら綴ります。 日月星のめぐりとともに、古の民はどう在り、身体をつか…

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心赴くままにつらつら綴ります。 日月星のめぐりとともに、古の民はどう在り、身体をつかい、まつらい生きていたのか? トキヲ超エ イマニ蘇ル 万の民が歌い舞う人として この地球ホシとともにあるのだ  と自ら試行錯誤を繰り返し、実験をしている最中です。

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直線断ちの衣

harikoyama 人生の先輩方より、植物から繊維をいただくことを教えてもらい、布になるまでになんと尊い行程を経ているのか..と気の遠くなる想いを抱いてから、 なるだけ布…

廬 -ゐほり-
6か月前
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アメツチのアイダに

晴天から一転 雷雨が風と共にやってきた あの雨ヲウケタヒ!とおもった 頭のなかに水甕がながれはじめた ミジガミヤミジン... 静かに裸足で大地の上に立つと 手のひらが…

廬 -ゐほり-
6か月前

一日のはじまり

古人には、日が暮れたら1日が始まると捉えていた民もあったそうだ。 太陽が沈んだら、人はなんと挨拶していたのだろう。オハヨウ?コンニチハ?コンバンハ? 言葉の意味も…

廬 -ゐほり-
9か月前
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直線断ちの衣

直線断ちの衣

harikoyama

人生の先輩方より、植物から繊維をいただくことを教えてもらい、布になるまでになんと尊い行程を経ているのか..と気の遠くなる想いを抱いてから、
なるだけ布をむだにせず、直線で、キモノっぽい、でも立体の衣ができないものか、と苦手な裁縫をちくちくしたところ、手が勝手につくったキャミソール 。

和キャミと名づけて、色んな布地で、そのときにある植物で染めたりと、ひとり愉しんでいたとこ

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アメツチのアイダに

晴天から一転
雷雨が風と共にやってきた

あの雨ヲウケタヒ!とおもった

頭のなかに水甕がながれはじめた
ミジガミヤミジン...

静かに裸足で大地の上に立つと
手のひらが自然と天をうけ
そして胸の前であわさった

うけたときに 小豆ほどの塊がとびこんできて外側がはじけとんだ
体にも振ってきた
手の上の霰は冷たく少しずつとけていった

頭のてっぺんから髪から
あっというまにアメに包まれる

雷鳴を

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一日のはじまり

一日のはじまり

古人には、日が暮れたら1日が始まると捉えていた民もあったそうだ。

太陽が沈んだら、人はなんと挨拶していたのだろう。オハヨウ?コンニチハ?コンバンハ?
言葉の意味もかわってくるかもしれない。

西陽が海や砂や山の彼方に落ち
一番星が光るトキ
どんなオモイで一日のはじまりを迎えたのであろうか。

陽の光とともに、夜明けを 朝を迎える。
それをはじまりとして生きる私には
想像するしかない世界。

否、

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