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たくさんの経験が娘の糧になっていたら良いな、の夏

夏休みが終わりを迎えた。
小4の娘、今年は初めて学童ナシの夏休みだった。

学童自体は小4まで利用できるのだが、平日はほとんど行っていないような状態だったし、夏休みが心配ではあるがまぁどうにかなるやろ!と小3で辞めていたのだ。

私も夫も夏休みはお盆程度で普通に勤務なので、「どう過ごそう……」というのが少し不安だった。

北海道旅行を入れたり、在宅で仕事をしたり。私の母と一緒に過ごす日をいくつか作ってもらって、習い事も……などパズルのように組み込んで、毎日の予定を立てていた。

「色々と充実してるわ~」なんて言いながら、夏休みを過ごしていた彼女。


そんな中、親から離れて初めての経験をいくつかしたので、簡単に振り返りたい。

〇お友達と一緒に子どもだけで電車に乗る


これは通塾などで、すでに普通に経験している小4もいるかと思う。

我が家はあまり電車に乗らないこともあり、娘はまだ未体験。
ある日、保育園からのお友達で、一緒に陸上クラブに通っている小4女子と練習後「遊びたい!」ということになった。2人で電車に乗ってみたい!と。

相談した結果、1駅乗って図書館に行く、ということになった。

私が改札まで送って娘に切符の買い方を教える。(お友達はICOCAを持っていた)。そして、2人が改札の中に入っていく姿を見送った。

保育園時代から知っているので感慨深い。あんなに小さかった2人が、2人だけで電車に乗るようになったんだなぁ。一緒にプリキュアごっこをしたり、公園で遊んで喧嘩して泣いたりしてたのに、大きくなったなぁ。

お友達は携帯を持っているが、娘は持っていない。トーク機能があるGPSで今のところ事足りているので、それで随時動きを確認していた。

(※娘はこれを持たせている↑)

図書館について、その後スーパーでアイスを買って食べて「楽しかった!」と帰ってきた。ささやかではあるが、良い思い出になったようだ。

〇岡山のおばあちゃんの家に1人で3泊

夫の実家は岡山。ご両親は愛情たっぷりで、いつでもウェルカム体制。自然に囲まれた田舎で、リタイア後は農業をされている。

春休み従弟と一緒に泊まったことはあったが、今回は夫が岡山まで連れていき、初1人で3泊を経験。

畑仕事のお手伝いをしたり、ヤギにエサをやったり、ご飯を一緒に作らせてもらったり。

普段は時間的な余裕がなく、なかなかさせてあげていないことを、たくさんやらせてもらったようだ。おじいちゃん、おばあちゃんの愛情は、娘の中にずっと残っていくんだろうなと思う。
私もそうだから。もう私の両祖父母は亡くなってしまっているが、たくさん可愛がってもらったことはずっと残っている。優しい言葉、温かい眼差し。親とは少し違う種類の愛情。ありがたくて尊い。

3泊の後、夫と私と息子で岡山で合流し、その後2泊して大阪に帰ってきた。


○子どもだけで参加するキャンプ

1年生の頃から学校でサマーキャンプの案内をもらってきていて、気になってはいたが今まで参加はせず。

お友達で1人参加してテントで5泊できちゃう強者小4女子もいるのだが、娘は初参加ということで、初めてのお友達とペアでお部屋泊にしてもらえるキャンプに申し込んでみた。

※今年は強者お友達が例年参加している、JOFのキャンプにした。



大荷物を持ってお友達とバスに乗り込んでいく姿を、「良い思い出作ってきてね~!」と言いながら見送る。

SNSで状況など更新してくれるので、随時チェック。そして、夜に写真をアップしてくれるので、目を皿にして娘を探す。笑顔を見つけて安心する。みんなでダンスをしたり、料理をしたり、工作や水遊び。色んな経験をさせてもらっている様子。

2泊した後、「楽しかった~!友達めっちゃできた!」と帰ってきた娘。寂しくなった瞬間もあったようだが、とても良い経験になったようで、色んな話をしてくれた。



小学4年生、9歳。

相変わらず毎日のように、「抱っこして~!」と言ってくる幼さの残る娘。まだまだ自分中心でわがままなところも大いにある。

だが、少しずつだが確実に、彼女の世界が広がっていっているのを感じる。

親から教わることが全てではない。世の中には色んな人がいて、親以外から色んなことを学んでいくフェーズに入っているんだな、と思う。

子育て四訓

1.乳児の時は、肌身離さず
2.幼児の時は、肌を離して手を離さず
3.少年の時は、手を離して目を離さず
4.青年の時は、目を離して心を離さず

インディアンの教え


よく耳にする子育て四訓だが、本当にその通りな気がしている。

親の手から少しずつ離れていく。一人で経験することが増えていくが、目は離さず。いや、まだまだ全然しっかりしてない部分も多いので、目は離せないんだけど。

小さくて私の腕の中にいた赤ちゃんが、気づけばこんなに大きくなっている。


この夏経験したたくさんの思い出が、彼女の糧になっていったら良いなぁ。

正直、腹が立つことも多々あった(宿題の諸々とか)夏休みなのだが、親として心からそう願っているのだ。


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