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先が見えない状態のときだから、何か新しいことを始めよう、と思ったら

毎日新型コロナウイルスの話題ばかりでいやな気持になります。いつになったらこの状態から脱することができるのか、まったく先がみえません。

こういう時、どうやって先のことを見通していけばよいのでしょうか。

自宅にいる時間が増えた人の中には、「なにか新しいことをはじめようかな」と考えた人が多いのではないでしょうか。

新しいことを始めようとするとき、漫然と始めると大抵三日坊主に終わります。そこで、おすすめなのが、「これからどうなりたいか」と考えることです。

毎日与えられた仕事をひたすらこなしている人や、やっておいたほうがよいというだけの理由で勉強をしている学生からは、「どうなりたいかなんてわからない」と言いがちです。私も言ってました。

そういう人は、「どうなりたいかがみえないから、何をやっていいかわからないんじゃないか」と言います。

でも、そういう方、「どうなりたいか」を深刻に考えすぎていないでしょうか。

たとえば、「Netflixを見続けていて、面白いのは大抵みちゃったから、もう面白いのはないな・・・」と思ったら、「では、どんなものであれば面白いのだろうか」と考えるのです。他にも、友達とzoomで遊んでいて、会話だけだと集まるきっかけがない人は、「zoomならではの遊びってなにがあるんだろうか」と考えるのです。

そうやって、自分の「マイナス」の気持ちに対して、どういう解決策があるか、ということを考える習慣をつけるというのが第一歩になります。

そして、その解決策を紙に書きだします。書き出すときは、解決策をなるべく分解して、塊を意識します。

例えば、Netflixの話であれば、Netflixは、どうやって提供されるのか、PCやスマホ、テレビなどで配信されている。インターネットにもつながっている前提だから、星野源の作った家で踊ろうのコンテンツのように、誰かの作ったコンテンツに参加できるようにしたらいいんじゃないか。という風に、自分の知っていることを中心に「誰に」「何を」「どうやって」実現するのかを考えていきます。

もちろん、インターネットで様々な情報を調べるのもよいでしょうし、こんな機会なので、今まで深い議論をしてこなかった仲間とzoomで企画会議をするのもよいでしょう。

これをやるとわかるのが、すぐ手詰まりになる解決策が多いということです。現実的にすぐできなさそうなことや、アイデアは面白いけど初めに使ってもらうにはどうしたらよいのだろうか、など、カンタンではありません。

これをいかに数こなすか、いかに深くやるか、という思考の訓練をまじめにこなしているうちに、これはいいのではないかな、というものが出てきます。必ず出てきます。

その出てきたアイデアを大切にして、どうやればそのアイデアが実現できるのか、問題が起きたときはどう対処したらよいのか、なるべく先回りして備えておくことで、短期間でくじけない「やりたいこと」が生まれてくるのです。

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