『白本・参』を読んで。

私のスマートフォンはギャラクシーなので、毎月一冊無料でkideの本が読める。5月の分として選んだものがこの本である。高城剛さんといういう人のメルマガのまとめ本だ。正直初めて、聞いた名前であったが、人気者らしく、どういうことが書かれているのか気になった。

内容は、メルマガ購読者と高城さんのQ&A形式であり、主に旅行のこととか、人生の悩みとか、職場の悩みとか、まあそういうこと質問が多かった。そうした一つ一つの質問に丁寧に回答をしており、どこかの適当に回答をしているメルマガ主とは明らかに一線を画していた。読んでくうちに非常に人間力のある人なのだろうなと思った。

こういった本は、自己啓発本と同じようなもので、疑問に対して一つの答えが与えられている。だからすごくわかりやすいのだが、案外そのあとになって心に残らなかったりする。与えられた答えというのはなかなか大切にできないものである。お金のように。
その中で、個人的に是非大切にしたいなと思う言葉があったので、ここに残しておきたいと思う。

「英語とコンピュータさえできれば何でもできる。どちらかでは意味がない」
とあるレースでの話を用いて、もはや専門技術よりとりあえず英語話せるやつを急募する日本企業の話をしていた。コンピュータというのは、アイデアを試すものであり、自分のアイデアを唯一簡単に形にできるものだと紹介していた。僕の立場からすれば、これは嬉しい話である。

「独立性と多動性」
メルマガ購読者は先ほども言ったようによく人生の悩みをする。そのうちの一つの回答として用いられた言葉である。「独立性」とは、センスがあって、人間との距離感がうまい人である。センスがあるというのは、周りと違うということであり、周りから非難されるとgoodな兆候らしい。「多動性」とは多動症のことであり、いつもどっかいったりすることらしい。これは主に空間的な話をしており、それによって向上させることができる。世界旅行を勧めている。

すこし説明がめんどくさくなってきたので、あとは適当な感じに挙げておく。

「冴えない人と一緒にいないこと」
  何か気をつけていることはありますか?という質問への回答

「海外に行ったら性格を変えろ」

「他人は違うからであり、容認するか、放置するかしか選択肢はない」

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