莉々

なんの変哲もない福祉大学生。 ロックバンドが好きです Instagram @alice…

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なんの変哲もない福祉大学生。 ロックバンドが好きです Instagram @alice.in__

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好きなものだけ抱き締めて年越せたらいいのにね

2022年は過ぎ去り、2023年が訪れた。 なのに何も変わらなかった。 2022年に嫌いだった人は 2023年になっても嫌いなままだし、 去年やり残したことは 今年に持ち越すしかない。 12月が終わればまた1月が始まる。 でも世の中そんな都合よくできてなんかいない。 また1から始まることなんてないし、 1月1日の自分は12月31日の自分の延長線。 どこにも区切りなんてない。 今年の抱負は?なんて聞かれるけど、 正直わからない。 昨日までと何も変わらないのに、 新しく何

    • 私の宝物の話

      定期演奏会。吹奏楽経験者ならみんな通る道(だよね、?)。 私の母校の定期演奏会のお手伝いに行ってきた。 というのも、私の母校の吹奏楽部には「卒部して最初の年の定期演奏会には、お手伝いとして参加して1年ぶりに同期全員と顔を合わせる」というしきたりがある。 11時集合のはずだったのに、10時半に行くと大体みんないた。 好きすぎるだろ。部活。 卒業してから会ってた人もいれば、1年ぶりの人もいて。 再開に大はしゃぎしながら開演前の準備をして。 久しぶりに同期と部活らしいことをした

      • 生きてるだけで偉いなんて

        久しぶりに何か書きたいと思った。 私という人間は、非常に面倒くさい。 情緒が不安定で、何もできない日が人生のほとんどを占めている。 私のまわりにいてくれる人達に対しては、 「生きてるだけで偉い」「学校来て偉い」「働いて偉い」 と思えるのに、自分に対してはどうしてもそう言ってあげられない。 読みたい本はどんどん本棚に溜まっていくし、 見たい映画やドラマはマイリストに溜まっていく。 資格の勉強もしたいし、授業の復習だってしなきゃいけない。 しなきゃいけないことも、したいこ

        • 18祭。

           18祭って知ってますか。  NHK主催で行われるイベントで、1000人の18歳世代とアーティストが1つのステージを作りだすというもの。  私がこの存在を知ったのは2016年に行われた1回目の18祭。当時大好きだったONE OK ROCKが若者のために曲を書くと知って、興味を持った。  12歳だった私は放送を見て、ものすごく感動したし、自分より6つも年上の18歳世代を羨んだ。自分もあと6年早く生まれていたらワンオクと歌えたかもしれない。私が18歳になったら、きっとこの企画

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        好きなものだけ抱き締めて年越せたらいいのにね

          卒業前夜の吐き溜め

           現在2月28日22時45分。卒業前夜。  仮卒期間を経て、久しぶりに教室にクラスの面々が揃った。卒業式の予行演習をして、卒業アルバムをもらった。  こういう時「名残惜しい」と感じる。のが普通。でも私は名残惜しいとは感じなかった。最後の日であるのにも関わらず、教室はいつも通り息苦しく感じた。  私はずっと、学校という場所が苦手だった。楽しそうなキラキラした学生に馴染めなかった。流行りの音楽にミーハー的な感情を抱くことはできなかったし、同年代がかっこいいというような明るい男

          卒業前夜の吐き溜め

          自分のことは自分が一番わかっているのか。

          「自分を客観的に」なんていうのは到底無理な話で。  自分が自分である以上、主観というのはどうしたって取り払えない。  面接で「自己PRをしてください」とか「あなたの長所は何ですか」とか聞かれたとして、私が用意する言葉は嘘に近い。  自分のいいところを探さなければいけないとき、私は自分の周りに聞いて回ることにしている。自己肯定感の低い私は、自分の長所を自分で見つけられないから。  私の周りには優しい人が多いから「私の長所を教えて」といえば、私のことをたくさん褒めてくれる。そ

          自分のことは自分が一番わかっているのか。

          いないってことは、どこかにいるってこと

          大切な人を失くすとき、計り知れないほどの喪失感に襲われる。 それが突然であったならなおのこと。 それでも私たちは生きていかなければならないし、 その人のいない世界を、現実を、見続けなければならない。  私は去年の秋、友人を失くした。  部活終わりに私たちは顧問に集められ、それを知らされたとき、空気は突然鉛のように重くなった。何事なのかも把握しきれないまま涙は流れて、その日は抜け殻のように帰った。一緒に撮った写真や、一緒に演奏した映像を見て、滝のような涙を流しながらJRに揺ら

          いないってことは、どこかにいるってこと

          なんかみんな赤の他人の人生にズケズケ踏み込みすぎじゃない?

          バレンタインに向けてケーキを大量に焼いてリビングが甘ったるい匂いに包まれてる。 バレンタインには小学生の頃から変わらずガトーショコラ。 みんなは本命と義理ってどう区別するのかな。 私はみんな等しくガトーショコラ。 友達にも好きな男の子にも。 たくさん焼いた中でとびきりうまくいった見た目のいいやつをこっそり本命にして、私にしかわからないように。 そういえば今年のバレンタインは大好きな友達に会いに大阪に行くので、 美容院で髪を切ることにした。 結論から言うと、なんか納得いかな

          なんかみんな赤の他人の人生にズケズケ踏み込みすぎじゃない?

          BUMP OF CHICKENと私。

          はじめに。 私はあまり友達が多い方ではない。 学校は得意じゃない。 家も得意じゃない。 自分も他人も信じられない。 生きることがとんでもなく下手で、自分が嫌い。 そんな私の人生がここまで続いた理由。 それがBUMP OF CHICKEN。  私の家はきっと普通ではない。母親のことは嫌いではない。不自由なく育ててくれて感謝もしている。でもうまくいっていなかった。  家庭の事情は今回は割愛するけど、そんな事情もあるからなのか、普通に私の出来が悪いのか、対人関係が絶望的で小さ

          BUMP OF CHICKENと私。

          18で死ぬと思ってた

          【寿命】いのち、よわい、生命。転じて、物がいたまずに保つ期間。 広辞苑にはこう書かれているらしい。  誰にでも寿命はあるもので、遅かれ早かれ人は死ぬ。私の寿命はすぐそこにあるはずだった。  私の寿命は18だと、いつからだったかそう考えるようになっていた。中学生になった頃にはその考えは私の中で常識になっていたと思う。自分が高校を卒業して、その後を思い浮かべられたことは一度もない。広辞苑に言葉を借りると、”私がいたまずに保つ期間”は18のはずだった。  たぶん、物心ついた

          18で死ぬと思ってた

          大人っぽくて褒められた子供は上手に大人になれないって話

          自分って性格悪いなっていつも思う話。 年の離れたいとこたち。 私のことを好きでいてくれる。ありがたい。 でも彼らに会うたびに「子供っぽい」と思ってしまう。 子供なのだから当たり前だし、 それが正しい姿なんだろう。 多分私は 子供っぽい彼らにイライラしながら、 彼らを羨んでいる。 いとこを見て思うこと。 私が同じくらいの年の頃、 あんなに落ち着きがなかっただろうか。 あんなに親にべったりだっただろうか。 あんなに我儘だっただろうか。 自慢とかではまったくなく、 振り返

          大人っぽくて褒められた子供は上手に大人になれないって話

          ロックバンドは死なない

          私はロックバンドが好き。 高校3年間のうち2年は コロナの影響で文化祭はまともにできなかったし、 規制が緩和された今年、私は受験生だった。 何が言いたいかというと、 高校生活で1回くらい、 文化祭でバンドがやってみたかったという話。 うちの高校には軽音部がないから バンドをするチャンスは 文化祭の有志の出し物しかない。 究極の理想の話をすると、 私の憧れる90年代の日本のガレージバンドのコピバンを作って演奏するような青春時代が欲しかった。 多分そんな渋い趣味のバンド

          ロックバンドは死なない

          年末年始と苦い思い出

          今年も残すところあと24時間ちょっと。 皆様いかがお過ごしでしょうか。 私の家はここにきてもまだ年末感はない。 12月末なのに割と毎日暖かいし、 例年通り大掃除もなく、 いたって普段通りである。 年が明けてもきっと新年らしいことは何もない。 家には母と私しか消費者がいないので 今年もおせちはないし、 複雑な家庭環境ゆえ 集まって新年のあいさつをするような親戚もいない。 おまけに、 今年もガキ使はない。 これが私の普通なので 今更何を思うわけでもないけれど、 祖父

          年末年始と苦い思い出

          辻村深月、高カロリーすぎる

          お久しぶりです。莉々です。 冬休みに突入しました。 今までは通学の汽車の中で記事を書いていたんだけど、 冬休みに入ってしまって記事を書く頻度が減ってしまう気がする。 受験生の冬休み。 初日のクリスマスイヴから模試。 クリスマスも模試。 あとはコメダ珈琲に籠って1日勉強。 まぁこんなもんですよ。 今日は頭が痛くてなかなか起き上がれなくて、 結局動き出せたのは14時過ぎとか。 コメダにも行けず。 受験前の勉強ガチ期になってしまったんだが、 受験終わったらやりたいことが色

          辻村深月、高カロリーすぎる

          受験生。雪。

          雪の影響で二学期の終業式には行けなかった。 駅まで行くのに自転車は危なそうだったから、 いつもより遅い汽車にして、駅まで歩くことにした。 雪をかぶって真っ白になりながら20分くらい歩いたところで、 学校が短縮になるから来なくていいという内容のメールが担任から届いた。 吹雪のなか20分引き返して帰った。 徳島では雪がめったに降らない。 降ったとしても積もらない。 たまに積もってもセンチ程度。 県外の人が鼻で笑ってしまうようなレベルの雪で、 汽車は止まり 学校は休校になり

          受験生。雪。

          問題児で不登校でもよかったと思えること

          私。不登校です。 不登校と聞くと、 「ほとんど学校に顔を出さない生徒」を連想する人も多いかと思いますが、 定義的には年間30日以上の欠席日数で不登校とみなされるそうです。 中学生の頃から学校に行くことが苦手で、 遅刻と欠席の多い生徒でした。 家庭のなかなか複雑な事情もあって、 担任が緊急家庭訪問に来たことは何度もあったし、 警察や児童相談所のお世話になったこともあったし、 まあ問題の多い生徒だった。 (そんな私を見捨てずにいてくれた中学の担任には今でもものすごく感謝し

          問題児で不登校でもよかったと思えること