神社レポ:京都の隠れた名所!瀧尾神社の龍に会いに行く
【写真10枚】
龍を観ることができる、という噂を聞いた。
近所の人からは、
「夜な夜な川へ水を飲みに行っている。恐ろしくて眠れない」と、苦情まで出たらしい。
天井をうねるのは、全長8mもの木彫りの巨大な龍。立体感はもちろん、躍動感がスゴい。
冒頭の苦情は、江戸時代に本当にあった話なんだとか。
神社の創建は「不詳」
神社の由緒板に「創建年代は不詳¹」と書いてしまうんだから潔い。
わかっているのは、応仁の乱で場所を移した。さらに豊臣秀吉の大仏殿建立の際、現在地へ移転したんだとか。
瀧尾神社と名乗るのは、江戸幕府の命令だったという。
仕事運向上?!
大丸百貨店の創業者である下村彦右衛門正啓。彼の通勤経路にこの神社があったらしい。当時は寂れていたのだろう。自分の境遇と重ねたのか、毎日のように商売繁盛を願ったとされる。
で、大成功! お礼に寄付をした、と。
その寄付の額は半端ではない。
まず、社殿を修復してあげる(今の社殿)。現在のお金で約5億円かかったという。
細部に宿る神業
正直、敷地は狭い。一見どこにでもありそうな街の神社である。
だが、よくみると装飾が異常だ。
木目まで考えて彫ったのだろうか。素晴らしい。
って、境内空いてるなあー
グッズ購入
ショップ(社務所)で、自在置物なんてないかな…。
開運干支の置物としてもよさそうだ。玄関にでも飾ろうか。
それでは、来年もよろしくお願いいたします。
ソース
¹:瀧尾神社境内にある由緒板
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