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行政こそ『協働』のマインドを学んで、多くの人のチカラを活かしていこう!!

ぼくは、仕事(公務)のことは、基本的には発信しないようにしていますが、
昨日、とっても素晴らしい機会がありましたので、少しご紹介させてください。

ぼくの務めている区役所において、保健師さんや栄養士さんの多い職場の皆さんから、ぼくに研修依頼がありました。
それは『協働』に関するものを学びたいとのことです。

ぼくは公務においても、地域の方々や学生たちとも協働させていただいてますし、NPOでの活動ノウハウを評価いただいたものです。

こうした『公私混同』することは、公務的にはあまり無いですし、
役所の内部研修において、身内を講師で招くなんていうのも、基本的には無いですね。

そうした風潮や前例などを気にせず、『学ぼう』とする姿勢に感銘を受けました。
ちょうど、本庁部局の各課とも、協働について議論していましたので、「一緒に受講されませんか?」と呼びかけさせていただきました。

各地域の支援をされている、区社協のコーディネーターさんたちも加わり、当初の計画の倍の人数に・・・(笑)
研修会場に入りきれないほどでした汗

メインテーマとして、『学生との協働』ということでもありました。

行政と学生が協働する際には、立場の違いや、意義やメリットの捉え方も違います。
主体性をいかに創っていくかというのが重要です。

色んなコツがあると思っていて、ひとつずつ解説させていただきました。

皆さん、とても熱心に受講いただき、アウトプットとして書いていただいたアンケートには、びっしり記載していただき、こうした研修を実施して良かったなと思いました。

『学生との』協働については、この記事では、この辺にさせてくださいね。



『協働』をつくっていくためのコツやノウハウは、学生相手だけに限りません。

行政と地域との協働。
行政と市民活動者との協働。
行政と民間との協働。

はたまた、
役所内での多部局との協働。
仕事をしながら、上司―部下との協働。

どんな場面にも通じるマインドです。


ぼく自身は、NPOでの経験やノウハウが、公務にも、とても活かされています。
特に『協働』については、NPO活動が無ければ、深く学ぶ機会もなかっただろうと思います。
ぼくたちの活動は、公務との親和性も高いということもあるかもしれませんね。


公務において、『協働』の関係性を活かして上手く進んだ事例もいくつか紹介させていただきました。
結語として、このスライドで表現させていただきました。

新時代の公務に必要なこと・・・
『人の力を借りること・活かすこと』

まさに、『協働』のことです。

こう、ズバッと、偉そうに言っちゃいました。
新時代が流行語ということもありますし、新市長も使われている用語なので、偉そうにスイマセン。

この記事のタイトルそのものですが、
『行政こそ、協働のマインドを』発揮できると良いと思います。

これは、新たな~とか、これからは〜とか、言うようなテーマではないです。
10年ぐらい前には、もっと熱心に取り扱っていたテーマです。

あの頃は、協働!協働!!って言ってたのに、
いつの間にか、行政の中には、協働のきょの字も見えなくなっていきました。

SDGsなどで特に民間との協働を始めようとしていますが、
協力・共同・連携、名を連ねるだけで、ホントに協働なの?と思う事も多々あります。


協働とは何か?

ともに主体的に、
課題に向き合い、
目標に共感し、
ともに取り組んでいくことです。

『ともに主体的に』というのが大切な要素です。

協働の先には、とっても素晴らしい効果が待っていると思っています。
いつもいつも、それを実感します。
協働できて良かったって。

この記事に書いてますので、ぜひご覧ください。


現代社会における、行政課題は多種多様です。
市民ニーズも、上から降ってくる宿題も多種多様です。

もう、どんどん増えていくばっかりで
スクラップ&ビルドなんてできません。
ビルド&ビルドです(笑)

どんどん増やされますが、減らしたり無くしたりなんてしようもんなら、色んなお叱りをいただきます。

でも、税収は下がり、公的扶助の支出は増え。
職員数もどんどん減り。

金も無い。
人もいない。

宿題や課題ばかりが多くて、どうすんの??
企業ならとっくに倒産しています。

そこで必要なのは、協働のマインドだと思います。

共感していただける人の想いを育み、
仲間を増やし、
一緒に向かっていけると良いのだろうと思います。

多くの人の、多彩な人の、
チカラを借り、
チカラを活かし、
進んでいける行政になっていけると良いなと思います。


ぼくみたいなミドル級職員が偉そうに言うようなことではありませんが、
少しずつトライしています。
少しずつ変わっています。
事例はいくつかあります。

新時代の公務。
創っていきましょう。


若手職員が多く集まった、自主的な内部研修。

根本的なんだけど、今まで言葉や文字にできてなかった、こんな感性を、みんなで見つめ、大切にしていこうって確認できた機会になりました。

新しい風が少し吹いたように感じました。
とっても素晴らしかったです。


今日もご覧いただきありがとうございます。


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