見出し画像

野球の神様がいた。ぼくの高校野球のエピソード

お疲れ様!!ありがとう!!
九州国際大学付属高校!!
高松商業にあと一歩及ばず、彼らの夏が終わりました。
暑いアツイ甲子園で、よく頑張りました!!

甲子園って不思議なチカラがあります。
球児たちのひたむきな姿に感動します。

甲子園って、都道府県対抗のようなもので、地元の都道府県の高校を応援しますよね。
負けてしまったら、ぼくだったら九州、つまり同じ地方の高校を応援したくなります。
甲子園は、見る人の郷土愛にも通じているように思います。

この夏の目標は、「ゆっくりビール飲みながら、甲子園を見る!」(笑)っていうものですが、なかなか実現できそうにないです。
1試合、腰を据えてじっくり見たいのですが、なかなか・・・。

チラッと見た感じでは、高校生とは思えない体格をした選手ばかりで、特に打撃のレベルが数段上がっているように感じます。
どのチームもよく振ってきますね!スゴイ!!

守備も素晴らしいプレーをいくつか見ました。


高校野球、良いなぁ・・・。

その昔、ぼくも球児でした。
そして高校野球を教えていた時期もありました。
指導を辞めたことに未練もあります。

野球を教えたいというより、
向上していく選手たちを見ていたい。
意識や努力しだいで、自分が成長していくことを実感していく様を見ていたい。
そんな感じでした。


ぼく自身も、高校野球に育てられました。
野球の神様っているんです。

同じ北九州市内の九州国際大学付属高校の躍進を見ていて、高校時代のエピソードを思い出しました。

野球の神様がいたと思った2つのエピソードです。

①決勝再試合!!

ぼくたちが3年生の、最後の夏。
各チーム頑張ってます。

特に、今年の甲子園出場校である九州国際大学付属高校(以下:九国)は凄かったです。

九国には、中学時代から一緒に野球やってたヤツや、ライバルチームだったヤツ。軟式野球で名を轟かせたヤツ。
九国のレギュラー陣は、ぼくから見たら、オールスターのチームのようで、スゴイメンバーが揃っていました。

そんな友達も多くいる九国は、前評判どおり順当に勝ち上がります。
ついに、福岡県南部の代表校、柳川高校との決勝を迎えます。

九国VS柳川の決勝戦は、それはそれは、物凄い試合でした。
どちらも離しては追いつかれの攻防。

九国の友達たちの活躍を最初はテレビで見ていたのですが、白熱する試合展開に居ても立ってもいられず、結局、途中から自転車で北九州市民球場に駆け付け、見に行きました。

結果として、
延長の末、同点!!

明日に持ち越し!!再試合!!!

えー---!!
決勝戦が再試合!!
凄すぎる・・・・。

甲子園をかけた最後の戦いは、決勝再試合という持ち越しに。
野球の神様は、軍配を与えませんでした。
野球の神様は、もう1日、野球をするようにと言いました。しかも決勝戦です。
とても感動しました。

結果的には、甲子園常連校の柳川に九国は敗れてしまいました。
でも、ぼくの学年の高校野球としては、とても有名な出来事で、彼らと同級生だったというだけで、とても誇らしいです。


②選手宣誓したい!

野球の神様はこんなところにもいるんだって思った話です。

各チームのキャプテンが、対戦相手を決める抽選会に参加します。
福岡県は学校が多いので、南部と北部に分かれています。ウチは北部で、全部で60校ぐらいあるんですかね。
全チームからの推薦により、シード校も決まります。

ぼくもキャプテンだったので、部長先生と一緒に参加しました。
もちろんウチなんてシードになることはなく、もう、どこと当たっても良いという思いでした。

チームの弱い強いに関係なく、各チームのキャプテンたちが狙っているのは、『1番』の札です。

なぜかというと、『選手宣誓』ができるからです。
3年間励んできた最後の大会で、選手宣誓がしたい!!
各チームのキャプテンはそういう思いでいます。

抽選は2回あります。
まず会場に入る段階で、『抽選を引く順番』の抽選があります。
ぼくはちょうど真ん中あたりだったと思います。

推薦されたシード校も決まり、さぁいよいよ抽選です。
ぼくの番まで「1番を引くな」と祈りながら見守ります・・・。

では、抽選1人目のキャプテン・・・

じゃん!
『1番』!!!

いきなり、1番出しやがったー!!!(笑)

彼は、事前の抽選も1番を引いて、本番の抽選も続けて1番を引いたことになります!!!

『やられたー!!!でも、スゲー!!!』

落胆する各校キャプテン。
でも、もう笑うしかない、称えるしかないほどスゴイ現象に、皆さんの笑顔とともに拍手が起こりました。


ちなみにですが、
ぼくの引いたクジは、ずっと勝ち上がっても、地元の北九州市民球場っていうやつでした。

チームメイトや友達からは『ナイス!!』
褒められたのを覚えています。

地元の北九州市民球場での試合のときは、先生たちも授業を休校にして応援にきていました(笑)自由な学校〜(笑)

えっと、、、ウチのチームは1回戦で負けました(笑)

でも、最後の夏の試合に、北九州市民球場に応援に来てくださっていた皆さんを、グランドから見上げたのを覚えています。


ぼくたちの学年もとても強かった九国。
感染症の影響を受けながらも、甲子園で躍動しました。

ぼくたちの学年と重なって、野球の神様が見守ったであろうエピソードを思い出しました。

今日もご覧いただきありがとうございます。
勝ち上がっているチーム・選手たちを引き続き応援したいですね。


この記事が参加している募集

夏の思い出

高校野球を語ろう

いただいたサポートは、NPO法人好きっちゃ北九州の活動費に、大切に活用させていただきます!!