「破壊」と「平等」

破壊することは作られた規範から抜け出すことで、成長を意味する。したがって、成長は破壊を伴うことだ。しかし、その成長のための破壊が激しすぎたら大きな人為的な災害をもたらす。戦争が典型的な出来事である。
そのため、平等という概念が戦争などの破壊が激しすぎる時には、よく流行する。その平等も行き過ぎたら停滞にいたる。その結果、成長は止まる。平等は人為的に作り上げた制度であり、その制度の完璧さにこだわりすぎたら、成長に悪影響を与える。
破壊という自然成長力と平等という人為的な制度の運営とのバランスをどう見計らって、どう取っていくかがジレンマである。

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