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適応障害になった話

2023年本厄だし大厄と言われる年だけあって、かなり色々なことが起きておりました。
全部全部が影響しているのだけど、自分自身の性格を最も変えてしまった気がする適応障害についてまとめておこうと思います。
(波はめちゃくちゃあるんだけど、一旦私は一時期のどん底状態よりはマシになったので)
今ちょうどこの病気で悩んでいるなどある方の心の支えになればいいな😌。


1:適応障害って?

日常生活の中で、何かのストレスが原因となって心身のバランスが崩れて社会生活に支障が生じたもの。原因が明確でそれに対して過剰な反応が起こった状態をいう。
日常生活の中で起こった出来事や環境に対してうまく対処できず、心身に様々な症状が現れて社会生活に支障をきたす状態をいいます。ストレスの原因が明確であることが定義上重要となります。
症状はゆううつな気分、不安感、頭痛、不眠など、人によって様々ですが、仕事や学業などを続けたり、対人関係や社会生活を続けることに問題のある状態となります。これらは一般的には正常な人にも現れる症状ですが、適応障害の場合はそれを超えた過敏な状態となります。
治療にはまず原因となっているストレスを軽減し、心理的に回復させることが必要です。また、場合によっては薬物療法が必要なこともあります。

出典e-ヘルスネット

厚生労働省のe-ヘルスネットというページでは上記のように定義されています。
うつ状態まではいかないけど、日常生活に支障をきたしてしまった場合適応障害という診断が下るようで、
うつの一歩手前という状況ではあるそう。
放置しておくのは確実に良くないと思うので、最近眠れないなとか憂鬱な気分がずっと晴れないなと少しでも心配がある人はぜひ心療内科にかかることをお勧めします。

私の症状としては、慢性的な頭痛、微熱、吐き気、PMSの悪化、漠然とした不安感、突然涙が出てくる、といったものでした。
頭痛に関しては元々偏頭痛はあったのですが気圧の変動がない時も頭が痛くなることが多く、脳神経外科に行ってMRI取っても異常なしでした。(結果、脳神経外科では緊張性頭痛と偏頭痛と診断されました。)

2:発覚してから通院まで

私は元々の要因としては、プライベートのこともあるけど仕事が主な要因となっていました。(経過の部分でもこのまわり触れます)
残業があんまり好きではないのでどんなに忙しくても定時時間内、遅くても20時くらいまでには終えれるようにして社会人10年近く過ごしていたのだけど
ここ2年くらいそうもいかないことが増え、今年に入ってからは10時〜22時がデフォルトかなという働き方になっていました。
プラスでストレス発散で夜中までゲームしたり漫画読んだりして睡眠時間も平日は4時間とかで過ごしていた笑

そんな中でやはり仕事に対してのストレスがすごくて、やりたいことができない、日中は会議で夜は後輩のサポートで、でも上司に求められることは多くて、
作業は多くてみんな回っていない状況でも即戦力となるような人を追加で割り当ててもらえることはなくて、、、、
こんな状況を過ごしていて、自分のキャリアの見通しも立たないことが不安で社内のキャリアカウンセリングを受けた時に、
「仕事がつらいです」と泣きながら爆発しました笑
そこからあれよあれよという間に産業医面談をし、その場で休職決定。
キャリアカウンセリングから休職に入るまで1週間でした。

今まではおかげさまでメンタルはだいぶ強い方でもあったので、心療内科に行くのは初めて。
どんなところに行くべきかもさっぱりだったので会社から紹介してもらったクリニックにまずは行くことになりました。

3:先生との相性の話

最初に行ったクリニックは上述の通り、会社に紹介してもらったところでした。
家から30分くらいはかかるけど、社内で利用した人からは評判が良かった&Googleマップ評価でもまずまずだったので行ってみたのですが、
(曜日限定の先生だったこともあるかもしれないものの)先生からは「あなたが上司に相談できないのが悪い」「別に元気そうに見えます」「で、診断書には何を書いてほしいんですか?」というようなことを言われ、
とりあえず適応障害の診断名で2週間の診断書を出していただいたものの、だいぶ心をやられてしまったのが本音
でした。
ちなみに出していただいた薬も副作用がひどくて夜飲むと1、2時間は吐き気に苦しんでました。

まあ私も落ち込んでいても割と理路整然とロジカルに話してしまう性格なので、それが先生がそう言ってしまう要因にもなってしまったのかなと。
本当にひどい時ってしっかり話せないと聞いたりするんだけど、私の場合どんなに混乱していても幽体離脱してる自分みたいなものがいて
その人格で冷静に分析して話すことが割とできてしまうんだよなあ、、

そんなこともあったので、翌週にすぐに別のクリニックに変え今度は話をしっかり聞いてくれるクリニックだったので今もこちらに通っています。
副作用がすごかった薬は昔からあるものらしいのだけど、私に出すのはちょっとおかしい薬かも?ってこのクリニックの先生はおっしゃっていた笑
今のクリニックは、先生の診察の前にカウンセラーさんとお話する時間があるのでそれに助けられてます。ただカウンセラーさんは毎回変わるのでその時に応じて話しやすさの違いがあるのがネック、、、
また症状が落ち着いているときは十分なのだけど、混んでいるクリニックなこともあって
不安定な時に自分の伝えたいことが伝えきれない時があるのも2つ目のネックポイント。
ただ新しいクリニックがもっと合わないと自分が壊れてしまいそうで怖いので、自分の機嫌は自分で取れるようになりたいものです😔

4:経過について

【7月末〜10月復職】
7月末にキャリアカウンセリング〜産業医面談をへて、8月より休職をしました。
8月頭はかなり虚無の時間で一日ぼーっとしたりしていたのだけど、
8月中旬から元気になってきたので復職に向けて課題してみたり、
友達と短時間でかけてみたり、一人旅に行って見たりと行動範囲を広げていきました。

実は裏々で異動ができないか仲良しの先輩に相談して見たりもしていました。
アクティブになれてきた&時間もあったので、この時にマッチングアプリをしてなんと彼氏もできるというふざけた休職期間を送りました。笑
周りの人たち支えもあり、休職期間2ヶ月というだいぶ早い期間で10月から復職しました。

【11月中旬〜今現在】
復職して残業制限もいただきながら仕事には順調に戻れていました。
ただ11月中旬に複数のプライベートのストレスから休職前と同等?それよりひどいかも?という状態になってしまうことに。
症状としては、不眠、不安感、涙が溢れてくる、希死念慮(というか死にたいより消えたいってなる)のが多かったかな。食事も健康な時ほど取れていないかも。
12月初旬よりは今はだいぶ回復しているので、この記事もまとめられていると思うのだけど
仕事も制限ついてて病気もして恋愛もうまくいかず30代を無駄に過ごしている私がここにいる意味なくない?早く人生終わんねーかなって思う時はまだ結構ある。笑

要因としては以下の2つが中心。
これに仕事もフル復帰というわけではないからお金の心配もあることも影響しているのと、
12月中旬に子宮頸がんの異形成が完治していなかった事件も影響。

要因①緑内障の発覚
別の記事でも書きましたが、30代前半なのに緑内障になってしまって、
その結果かなり心的にストレスがかかってしまいました泣
今は受け入れられてきたのでひとまず良かった。治療頑張る。

要因②当時の彼氏が音信不通〜別れ
これも別の記事に書きますが、緑内障が発覚した週に当時の彼氏が突然喧嘩もないのに音信不通になり2週間ほど動きがなくなるという。
結果私が会いに行って、いろいろあってお別れしたのですが
そうじゃなくてもしんどい時期に重なってしまったこともあり、かなりメンタルをやられたなと。
なんなら良い別れ方ができたとはお世辞にも言えないので、心的ストレスとしてまだ残っている。

追記:
こんな感じで「よくなった!」と思っても、出来事に応じてもっと酷くなったりすることもあるので
不安定な期間は関わる人は信頼できる人に制限して療養したほうがよいのかなと思ったりはします。
私はきっとコミュニティを広げるなどせずにもう少しのんびりお休みしてから復帰していたほうが、きっと今現在のメンタルは安定していたのではないかなと思っています。
今ちょうど適応障害って診断された人は、
焦らず、ゆっくり、信頼できる人との時間をたくさん過ごしてほしい😌。

5:カウンセリングの活用

復職後も社内の産業医面談はしていたのと、緑内障発覚のタイミングで保健師さんとの面談もしていた結果、
今の状況ってだいぶひどくなっているよねと保健師さん判断もあり、
社内の福利厚生である外部のカウンセリングを使うことを勧められました。

12月中旬からカウンセリングを開始していて今2回していて、年明けに3回目。
毎回泣いてしまっているけど、人生の先輩かつ毎回同じカウンセラーさんに話を聞いてもらえるので1時間のカウンセリングが終わると少しすっきりする。
あとここでは仕事もプライベートも全て心置きなく話せるのが助かる。

病気は受け入れていこうと言われつつ、カウンセラーさんが2回目のときに調べて来てくれていて治療法がどんどん増えているから治る未来もありそうだねって言ってくれたのがすごく嬉しかった。

元彼とのことは後悔が〜ってまだ話してしまうんだけど、その男はやばいって(周りみんなが言うけど)ありきたりなことだけど言ってくれるから嬉しい。
あなたが何を頑張っても彼は変わらないよって言われたのも響いたな、それはそうってなる。
あと私はナルシストなので失恋で辛くなるたび、誰かしらに「美人さんなのに」的なことを言ってもらえると自己肯定感上がって嬉しくてそれもありました。
(今回飲み歩いたから色んな人に言ってもらえていて嬉しい👈)

6:今後の見通し(私の場合)

年内の通院もカウンセリングもすでに納めているので、服薬で自分を保って年越しします。
ちなみに今は、漢方薬2つ(頭痛緩和とPMS改善)と睡眠導入剤(ロラメット)を飲んでます。
11月の事件で睡眠導入剤は少し強くなってまだ弱くなってないから、早く弱くして寝れるようになりたいなあ。
マイスリーが睡眠導入剤の初歩って感じなのだけど、10月頃はマイスリー錠で朝まで爆睡していたのになって悲しくなったりする笑

すっかり持病持ちの女になってしまったけど、
この辺に理解がある会社の同僚や友達に恵まれていることに気づけてすごく良かったのと、
このいう部分を気にかけてくれない人が離れてくれたのもきっと良かったことと思える瞬間が増えてきたので私は回復しています。笑

ちなみに性格は病気をする前よりもマイルドになったと思います
今まで少なからず精神的に弱い人に偏見は持っていた気がしなくもないんだけど、気持ちが分かったし漠然とした不安に寄り添えるようになったと思う。ルフィ的な感じで今まで「うるせー行こう!」タイプだったけど、サンジくん的な感性がだいぶ入ったと思う笑
その結果、会社の後輩教育ではこれまでと違う面が見えるようになったと思うので、
仕事上でやりたいこともできることも前より見えるようになってきた!

あとは自分をもっと大切にしたいなというのはずっと課題だったんだけど、
大切にしないとまじで心より先に体が死んでそのあと心が死ぬというのを体感できた
ので、
自分が心地よく毎日を過ごせるようになっていきたい次第です。
この観点はサンジよりルフィでありたいなあ笑

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