先日は150名の販売スタッフに向けて
接客研修をしてきました。

私は接客リサーチの仕事もしているし、
ショッピングも大好きです。
なので、
「買いたくなる接客」と
「買いたくならない接客」の違い、
よーーーーく分かります。

その違いはズバリ
「聴いてる」か「聴いてないか」

以前、家電用品店に
パソコンを買いに行った時のこと。
店員さんに「動画をスムーズに流せる
パソコンを探してるのですが」と
一言伝えると、販売スタッフの方、
「それならこちらが一番おすすめ」と
ゲームに適した賑やかなビジュアルの
パソコンを見せて、
延々と説明を始めました。

「いや、あの、仕事で使うの、、」
言葉を挟みたくても挟めないほどの
勢いで商品説明が続きます。
パソコンに詳しくない私は
聴き慣れない用語の連続に
数分後には「もういいや」という気分に。
「もう少し考えます」と切り上げて
別のお店へ。

次に行ったお店で、
私はパソコンを購入しました。
そこの販売スタッフは素晴らしかった！
私の「動画に強いパソコン」という
ニーズを受けて
使用シーンの詳細や動画の容量、
不安なところや不明点はないか、
予算や色・形の好みまで
細やかに私の話を聴いてくれました。

こんなに私のことを理解した上で
おすすめしてくれるパソコンだもん！
即決だよね！！となりました。

お客様の状況やニーズ、気持ちまで
しっかりと「聴いて」理解する。
コレをしないと、
お客様にピッタリの商品なんて
わからないはず。
お客様が欲しいのは、
お店のおすすめじゃなくて、
自分にピッタリの商品なんだから！
販売や営業は「聴かなきゃ始まらない」

これは人材育成や子育てといった
育てるシーンでも全く同じですね。

若手や子どもの話を聴かなきゃ
育成なんて出来ないはず。
どんな価値観を持っているのか？
どんなことが好きで、得意なのか？
どんなことが苦手なのか？
不安なことは？
モチベーションが上がるのは？
知らなかったら育てられない。

相手を知ってからじゃないと、
どんな言葉が届くのか。
どんな関わり方が最適なのか。
なーんにもわからないはず。

人材育成も子育ても
「聴かなきゃ始まらない！」

とにかく「聴かなきゃ始まらない！」
という場面は想像以上に多いのです。

今、個人のお客様向けに
オンラインでお届けしている
「聴くレッスン」では、
子育てに活かしたい人、
夫婦関係で活かしたい人、
教師や保育園の先生、
助産師さんや看護師さん、
部下育成で活かしたい人、
ベビマセラピストさん、
整理収納アドバイザーさん
などなど、たくさんのメンバーが
公私共に「聴く」を見つめ直し、
探究し、日々実践することで
スキルアップしてくださってます。

そして、聴くことの効果を感じ、
周りとのコミュニケーションが
変化しているようです。
それがとっても嬉しい！！

たかが「聴くこと」
されど。
「聴くチカラは育てるチカラ」
人を育てる。
信頼関係を育てる。
仕事を育てる。
その効果の多さを考えると
声を大にして言いたい！！
聴くチカラをもっともっと磨こうよ！

聴くレッスン、
企業様でも実施可能です。
お問い合わせは
ホームページからお気軽に。

最後までお読みくださり
ありがとうございます！