Iroc.

好きなときに、好きなことを、好きなだけ。 食べ物や飲み物、写真に音楽に読書などなど。 …

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好きなときに、好きなことを、好きなだけ。 食べ物や飲み物、写真に音楽に読書などなど。 たまにはいろいろと考えてみたり。

最近の記事

地獄色のバンズ

最近少し旅に出ていまして。 その関係で成田空港に行ったら いいですね。食べるところがたくさん。 特になにがいいって フレッシュネスバーガーがあるのは 大変素敵。 ハンバーガーチェーンで好きなのは ドムドムバーガーと モスバーガーと フレッシュネスバーガーなもので わぁこれは嬉しい。 と、吸い込まれるように列に並びまして。 さてどうしようかしら。と一瞬考えて サルサバーガーを注文しました。 いやぁ久しぶり。うきうきしちゃう。 最近胃の調子がよくなってきて ようやく飲めるよう

    • "I want tortes filled with warm rhubarb compote."

      「プラダを着た悪魔」を久しぶりに見た。 以前、アナログ放送なるものが終了した時に テレビに何にも映らないのもなんなので 延々と流してた映画(PS2をプレーヤーに)。 多分3ヶ月くらいずっと。 いや、言い過ぎか。もう少し短かったか。 個人的には 海外の映画は字幕版で見るのが好きだが ずーっと見ているとセリフも覚えてくるので 吹き替え音声・日本語字幕にしたり 吹き替え音声・英語字幕にしてみたりだ 英語・英語字幕にして自分の記憶力を試したり はたまた字幕をなくして英語のまんま流し

      • ありのまま、とは。

        最近図書館に通っている。 10冊が限度だから しっかり10冊借りるのだけれど 毎回貸出期間を延長している気がする。 しかも一旦ペースを崩して 5冊読み終わって返却したりなど 5冊ごとギリギリまで借りて読んでいる。 なんで図書館はあんなに魅力的なんだろうか。 本屋さんに行くのとはまた違う。 空気だろうか、なんなんだろう。 適当に歩いて適当に取った本が まさに今必要なものだったり 前回読んだ本に関係していたり。 偶然かもしれないしそうとも思わない。  図書館に行って本を借りる

        • 大掃除という自己満足

          今年は11月からちょこちょこ大掃除をはじめ 今日ようやくキッチンが終わった。 大晦日に軽く拭き上げくらいはするかもしれないけど、気合いをいれて掃除をしなくてもよさそうだ。 毎年12月の中頃からぬるぬると掃除をしはじめ、多少残したところがあったりしながら、ゆるっと年末を迎えていたけれど。 今年は抜け目なし。 床の拭き上げまでやってしまえた。 大好きな靴磨きは、丁寧に一足ずつ向き合うことができた。 掃除か。 これは自己満足なんだな、と思った。 本来掃除というのは、誰かのため

        地獄色のバンズ

          ロックが好きだと思っていたし

          ようやく泣けるようになってきた。 「生きるだけ生ききりたい」 と、思う。 そうだ、祖父も 「死ぬまで生きるから大丈夫よ」 と言っていた。 そんな至極当たり前の言葉に 笑って泣いた。 そりゃそうだ、それは誰も操作できない。 そして祖父は命を燃やしながら しっかり体力を蓄えようと運動する。 心臓の手術をしたから 無理はできないけれど 自分の足で立てるために 辛いんだろうが少しずつ 動いている。 病室でトイレに行くのはコケても 娘の肩につかまって階段を昇るってのは なんとかや

          ロックが好きだと思っていたし

          コンパスと希望と浸潤と

           ただの悩みを吐き出す場を失った私は、誰かに同化することでなんとなく自分のコンパスを保っていたように思ったのだろうか。私の北を指し示すそれは誰かの磁力で狂い気づいた頃には私の北もわからなくなっていた。このまま気づかなかったならばどうなっていただろう。  しかしそれは誰かのせいではない。なぜならばその誰かはしっかり自分の北を表すコンパスを持っていて、ありのままの話をしただけだ。世界の北は同じだが、人の人生の方角は言葉こそ同じでも指し示す方法は違う。感じ方も違えば、選ぶ道も違う

          コンパスと希望と浸潤と

          蕎麦という相棒

          蕎麦。 大好物です。 朝あまり食欲がない時も 二日酔いでなにも入らない時も 何が食べたいかわからない時も 大抵蕎麦ならば入ります。 蕎麦の思い出はひとつやふたつではなく それもまた蕎麦好きに拍車をかけています。 まずは昔話。 ちょっとうろ覚えですが 和尚さんと小僧が蕎麦の種を蒔いて 蕎麦を食べるまでの話。 小僧が 「きっと秋には食べられますね!」 というと和尚さんが 「まだまだ分からん」 と一言。 芽が出てから 花が咲いてから ようやく実がなってからも ずっと和尚は「まだ

          蕎麦という相棒

          千歳飴をよく食べていた、と言うと驚かれる

          今日は七五三ですね。 思い出すと 朝も陽の目を見ぬうちから どこだったかしら 美容室にいって 着付けをしたなぁと。 髪を結う時に 「あんこ」なるもわもわと初めて出会い 「これがあんこ…?」などと思いつつ 若草色の着物を着付けてもらって 確かどこかの写真館にいったのだろうか。 その着物も確かどこかしらの呉服屋さんで 買ってもらったように記憶しています。 諸事情により その写真も着物ももうないのですが ふと思い出しました。 ところでみなさん 千歳飴って食べたことありますか。

          千歳飴をよく食べていた、と言うと驚かれる

          芋粥の流儀

          さつまいものおいしい季節ですね。 実家でよく食べた芋粥を思い出します。 祖父が大好きなんです。 甘いものに目がない祖父ですが 特に芋に至っては芋粥はもちろん 干し芋、焼き芋、スイートポテトなど さつまいも無双状態であります。 とはいえ私は 芋粥をあまり好きではありませんでした。 ごはんに甘いものを合わせるのが 納得いかないというか腑に落ちないというか。 同じ理由でかぼちゃも得意じゃなかったような。 しかしある日祖父から 「芋粥は魚に合わせるとうまい」 と教わったことから

          芋粥の流儀

          人間とイカとプラスチックと

          ヘモグロビンとヘモシアミン。 赤と青。 僕と君。 必ずしも血は赤くない。 そのことを知れば 今日を過ごせる。 ヘモグロビン。 酸化すると赤くなる血。 鉄。 ヘモシアミン。 酸化すると青くなる血。 銅。 僕らはそうして生きている。 生き抜いている。 赤と青の間を。 酸素を運ぶ血管が 水を運ぶ道管がある。 生き抜いている。 生きているなぁと思う時って 今日何回あったかな、と思いますけれど イカもね 今日生きているなぁ、って 何回思ったんですかね。 思わないんですかね。 言語

          人間とイカとプラスチックと

          am/pmのパリジャンサンド

          今までの人生のなかで なんだかんだ身近にあったのがam/pmだ。  幼い頃は徒歩圏内にあったし、大学の頃は駅前のコンビニがam/pmだった。幼い頃にはごはんサンドに感動し、家族が毎度毎度買ってきていた。駅までいくバス停が近くにあり、遊びに出る時にはよく利用した。小学校高学年にもなると、味覚も多様性を帯びる。そんな時にハマったのがパリジャンサンドだった。  フランスパンにたっぷりのバターとハム、玉ねぎとレタス。パリジャンサンドに出会ったからというもの、目移りすることなく真っ直

          am/pmのパリジャンサンド

          ジュニパーベリーの居場所

          どこまで"今"を"今"として認識できるんだろう。 人と話をすると分かる時間の区切りは。 みんなの今は今じゃない。 自分も。 そういう分け方があるのは理解しているけれど 今を生きるってどうして難しいんだろう。 記憶から出力される今を生きている。 print構文で出力されているのかしら 簡単に言葉が発されるから。 しばらく人と会っていなかったはずなのに そんなにスラスラ話せるならば 会わない時間は 会っていた時間なのかもしれない。 Pythonを勉強していますが より人間が分

          ジュニパーベリーの居場所

          2度あることは3度あるから

          先日前職の上司とお酒を飲みに行ったんです。 お互いに外見が変わっていました。 それもそうか、3年ぶりくらい。 上司といっても 一緒に働いたことはないんですよね。 友人のように話が出来て楽しかったです。 そして会話の中でふと気づいたんです。 最近出会った人と 身長と年齢が同じだということ。 こういうことありませんか。 最近妙にワタナベさんと出会うな、とか なんでか蟹座の人ばかりに出会う、とか 富山出身の人に3人連続で出会った、とか。 そういう時って もしかしたらその事柄に

          2度あることは3度あるから

          正解じゃなくて「良い」

          「大人」と呼ばれる年齢になって久しい。 幼い頃の私が思い描いていた"大人"とは 真逆に近い方向へ成長した私だけれど まぁそれはそれでいい。 最近ようやくそんな自分も受け入れられてきた。 きっといろんなことは 起こるべくして起きているし 縁があれば どんなことがあっても繋がるし 縁がなければ どんなことがあっても離れる。 そういう風にできていると思うと まぁそれはそれでいい。 この「それはそれで」という考え。 その先にどうなってほしいとかじゃなくて どこにどう着地するかは知

          正解じゃなくて「良い」

          八角と手羽元と焼酎と

          うぇもうだめじゃん…? 冷凍してあった手羽元が解凍されて幾日かたっている。ぬめりや異常な臭みはないが、これはさすがに厳しいのではと思った。 解凍を始めた日を忘れてしまったから。 「え、このくらいなら大丈夫でしょ」 キッチンに立った彼女はニンニクと生姜と白ネギの青い部分を焦がしていく。 その2本だけあった手羽元を軽く焼いて焼酎を入れた。 「焼酎?」 「日本酒なかったから」 手短に言うとそこからアルコールを飛ばして水をいれて煮込んでいく。 終わりないほど出てくるアクをしば

          八角と手羽元と焼酎と

          ハムカツの温度

          陽が落ちるのは早くなったくせに まだ半袖でも頑張れるという なんとも悔しい日々を過ごしています。 記憶はあやふやですが このぐらいの頃はもうジャケットを羽織れる季節だったように思います。 テーラードジャケットを愛するiroc.です。 秋。とても好きな季節。 部屋の窓を開けた時 素足をひやりと撫でる風。 夕暮れの色。 訳もないのにどうしようもなく寂しくなる空気の香り。 鮮やかな落ち葉。 街灯。 小学生の頃の話。 帰り道にお肉屋さんがありました。 お肉はもちろん揚げたてのハム

          ハムカツの温度