ダージリン×和紅茶!?一期一会の珍しいブレンド【テイスティングnote】🫖✨
みなさんこんにちは!紅茶紳士のいろはです。
今回のテイスティングnoteは、先日実家に帰った際に久しぶりに飲んだ紅茶専門店ジークレフさんの紅茶です。
1年程前にプレゼントした紅茶だったのですが、久しぶり飲むとやっぱりおいしくてついゴクゴク飲んでると、「大切に少しずつ飲んでたのに…」と母につぶやかれたいろはです。
その紅茶の名は【残響】
めっちゃかっこよくないですか。
なんとなく厨ニ心をくすぐられます。
この残響という紅茶は、夏摘みのダージリンと和紅茶をブレンドして心地良い『渋み』にフォーカスしたブレンドです。
この夏摘みのダージリンと和紅茶のブレンドという組み合わせがそもそも珍しい!
ダージリンは春・夏・秋でガラリと印象が変わり、それぞれ違った個性を楽しめる紅茶ですが、夏摘みは非常に華やかで独特の甘みがクセになる、ファンの多いシーズンです。
一部の茶園では、ウンカという虫の影響で、マスカットに形容されるマスカテルフレーバーが感じられる紅茶があるのですが、この残響に使用されている茶葉はまさにウンカによる影響を受けたダージリンを使用されております。
ひと口飲むと、ハッキリとわかる甘さに驚きます。
……あれ? 一年前もこんなに甘かったっけ?
前回飲んだ時よりもさらにおいしく感じたのは、気のせいなのでしょうか?
マスカットというより、むしろブドウを思わせるフルーティさを感じさせる夏摘みダージリンと、和紅茶の持つやわらかな甘みが見事に調和しながらも、紅茶の持つ心地良い渋みをはっきりと表現しているバランス感覚は素晴らしいと感じました。
そしてこの『渋み』こそが最大のポイントです!
どうしても渋みはネガティブな要素に思われがちなのですが、おいしい紅茶を語る上では心地良い渋みはむしろポジティブな要素。
渋みを全く感じない紅茶はどこか気が抜けた炭酸のように、物足りない印象を受けます。(ものによっては渋みなくてもおいしい紅茶もありますが。)
そんなこんなで一年ぶりに飲んだ残響はたいへんおいしゅうございました。
飲み干してしまったのでまた買ってあげようと思いオンライン検索するとどうやらもう販売していないらしく、まさに一期一会の紅茶だったようです(スマン母よ!)
紅茶はやはり農作物。
気になる紅茶があっても、家にお茶が溜まってるしまたの機会でいいか!…なんて思うと、もう二度と出会えないかも知れません。
お茶の出会いは一期一会。
ピンとくるお茶があれば迷わず買っちゃいましょう!
お茶は保存もききますしね✨
ここまでご覧いただきありがとうございました。
それでは本日も良きTEA LIFEをお過ごしくださいませ!いろはでした。
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